Skip to main content
2025年9月15日10時30分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
ビジネスと聖書

ビジネスと聖書(1)愛を伝える5つの方法 中林義朗

2020年9月19日14時58分 コラムニスト : 中林義朗
  • ツイート
印刷
関連タグ:中林義朗
ビジネスと聖書(1)愛を伝える5つの方法 中林義朗+
(写真:Olessya)

聖書をどのように生きるか。私たちにとって、生きるということは一つの大きな事業です。この大事業をどのように管理していくか。たとえビジネスをしていなくても、私たちは例外なく大実業家といえるのです。ですから「ビジネスと聖書」はあなたへのメッセージです。共に考え、共に変えられ、最大限の幸せを手に入れてまいりましょう。

1. 夫婦げんかの原因はここにあった

国際結婚の私たち夫婦は、多くの違いを乗り越え、今日までよくも離婚せず24年間続けてこられたなと我ながら感心します。文化の違い、習慣の違い。同じ日本人同士でも隣の家のみそ汁の味と我が家の味の違いはあるものです。

このハワイにおいて、悩みを抱える多くの国際結婚のカップルに向き合い、主任牧師の冬木友博先生とカウンセリングを行ってまいりました。夫婦げんかの原因は何か。それは、文化の問題でもなく、習慣の問題でもなく、ずばり男女の問題です。あまりにも男性が女性のことを知らなすぎ、あまりにも女性が男性のことを知らなすぎることが原因であるとの結論に行き着きました。

2. 尊敬されたい夫と愛されたい妻

あなたがたは、それぞれ、自分の妻を自分自身のように愛しなさい。妻もまた夫を敬いなさい。(エペソ5:33)

神様は私たちのことをよく知っておられます。人間を創造された方、人間をデザインされた方だからこそ言える言葉です。

尊敬して褒めてくれたら何でもしますよ、木にでも登りますよ、と言われる男性は多いと思います。その半面、愛されたい妻。神様はとてもユニークですね。ここで何と言われたか。「妻を自分自身のように愛しなさい」。ただ愛しなさいではなく、自分自身を愛するように妻を愛しなさいですよ。自分への扱いと、妻への扱いが同じだろうか?

私は手を挙げて自首します、有罪ですと(笑)。自分がお昼においしいものを食べたら、同じものを妻に食べさせてあげたいと買って帰るだろうか? 自分が好きな趣味に時間を費やしたら、同じ時間だけ妻に好きなことをさせてあげるだろうか? 自分が好きなものを買ったら、妻に同額の買い物をさせてあげるだろうか? 自分自身を愛するように妻を愛しなさいとは、そういうことではないでしょうか。

3. 人は自分にしてほしいことを相手にしてしまう

妻と付き合い始めたころ、私が車を運転していると、助手席から私の肩や背中や腕を触ってくるのです。「運転中で危ないからやめなさい!」「なんでコチョコチョ触ってくるの?」と文句を言ったものです。実は、彼女は私に触れてほしいがなかなか触れてくれないので、自分から私に触れたら、私が触れてくれるようになるのではと期待していたことに後で気付かされたのです。

触れてくれない私に、だんだんと妻の口調が厳しくなり…。尊敬してほしい、褒めてくれれば何でもしてあげるのに…。2人の関係はだんだんと冷たくなり、会話も少なくなり、あのままでは間違いなく離婚していたことでしょう。

4. 1冊の本との出会いに人生が大きく変えられた

尊敬をもって褒めてくれれば、何でもします、木にでも登りますよ。きっとそう答える男性はこの世の中に多くいらっしゃると思います。掃除さえ、ごみ捨てさえ手伝ってくれたら私は幸せ、と言われる女性もたくさんいらっしゃることでしょう。

クリスチャンカウンセラー、ゲーリー・チャップマン著『愛を伝える5つの方法』(いのちのことば社)との出会いが、私の人生を大きく変えたのです。人間にはそれぞれラブタンクがあって、そのラブタンクが埋まらずに生活を続けていると、エンジンオイルが切れた車のようにいつかエンジンが焼けてしまい、動かなくなってしまいます。非行に走る多くの若者は、親からラブタンクを埋められずに育ってきた人が多いといわれています。両親の離婚を経験した、または生まれた時から両親の顔を見たことがなく育ってきた子どもたちです。親の責任は重大です。

5. 相手が愛を感じる方法で接することの大切さ

大きく分けますと、人間が相手の愛を感じる方法は5つあるといわれます。そのうちのどれが効果的かは、人によって違います。

  1. 肯定的な言葉(愛情、称賛、感謝を言葉で表現する)
  2. サービス行為(言葉よりも行動で愛情を示したり受け止めたりする)
  3. 贈り物(愛や好意の象徴として贈り物をする)
  4. クオリティータイム(中断や邪魔の入らない上質な時間で愛情を示す)
  5. 身体的タッチ(セックスや手を握るなど、身体的な接触を通じて愛情を感じる)

まずは自分自身を考えてみましょう。5つのうち、自分が愛を感じる2つと、あまり愛を感じない2つを選びましょう。そして、今度は愛する人に聞いてみましょう。妻、旦那、子ども、両親、友人、職場の同僚、ボスや従業員。人間関係がものすごく円滑になります。そして、何よりもあなたを愛する人々が、あなたが愛を感じる方法で接してくれるようになります。

参考までに、私は褒められることが1番で、ヘルプ(サービス行為)が2番です。私の妻はスキンシップが1番で、クオリティータイムが2番です。だいたい夫婦はタイプの違うケースが多いです。似たもの夫婦もたまにはいますが。ですから私が努力してスキンシップを持ち続けると、妻は優しい言葉でよく褒めてくれます。

あなたの周りに、よく日頃から食べ物や飲み物、お花や何かしらのギフトを持ってきてくださる人がいませんか? その方が愛を感じる方法は、間違いなくギフトです。自分がギフトをもらうときに愛を感じるので、常日頃から周りの人にギフトを与え続けているのです。

ぜひ、この「愛を伝える5つの方法」を実践してみてください。あなたは結婚相手が愛を感じる方法で接していますか? 相手によってコミュニケーションの方法を変える必要があるのです。

次回へ>>

◇

中林義朗

中林義朗

(なかばやし・よしろう)

1963年、静岡県御殿場市生まれ。関東学院六浦高校卒業後、米ロサンゼルスへ留学。86年日系商社に入社し、ハワイ、香港、中国へ転勤。98年ハワイに帰国し、翌99年に受洗。2001年にJTJ宣教神学校の牧師志願コースに入学し、レストランで働きながら勉強を続け、10年に International Japanese Christian Church のビジネス牧師に就任。08年に Hano Naka Inc. 設立、17年にはハノナカジャパン設立。現在は100%牧師、100%社長、100%国際結婚の夫、100%8人の子どもの父、100%ホームスクーリング学長。著書に『あなたの人生を変える感動の24話』『どうして?私の人生問題だらけ』『災害が意味する7つのポイント』。YouTube チャンネル「ビジネスと聖書一口講座 From ハワイ」でメッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:中林義朗
  • ツイート

関連記事

  • 幸せになる7つの習慣とは ハワイ在住の「ビジネス牧師」が講演

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(11)抗黙示思想と今この時のトーブ 臼田宣弘

  • ワールドミッションレポート(9月15日):アンギラ 静かなる島に迫る変化と教会の使命

  • シリア語の世界(32)シリア語聖書の人名・地名小辞典 川口一彦

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.