台風10号で大浦天主堂など「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に被害

2020年9月15日10時41分 印刷
+大浦天主堂
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の12構成資産の1つである大浦天主堂。日本二十六聖人にささげられた聖堂で、潜伏キリシタンが信仰を告白した「信徒発見」の場。日本に現存するキリスト教建築物としては最古の建物で、1953年に国宝に指定されている。(写真:Friscocali)

大型で強い勢力のまま九州の西側を通過した台風10号により、大浦天主堂(長崎市南山手町)の瓦が飛ぶなど、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産で被害があった。同天主堂では、屋根の瓦約50枚が剥がれる被害が確認された。長崎新聞などが伝えた。

同じく構成資産で「外海(そとめ)の出津(しつ)集落」(長崎市西出津町)にある旧出津救助院では、瓦や雨戸、窓ガラスなどの一部が破損。整備の進んでいた市指定史跡「ド・ロ神父 大平(おおだいら)作業場跡」では、石積みの保存修理工事のために設置していた高さ約8メートルの素屋根が倒壊し、石積みも一部崩落した。

遠藤周作文学館(長崎市東出津町)では、強風で板張り屋根の一部が剥がれたほか、開架閲覧室の窓ガラス1枚が割れる被害が確認された。また、「久賀島(ひさかじま)の集落」(五島市)にある旧五輪(ごりん)教会堂でも、瓦がずれたり、雨漏りしたりする被害があった。

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