牧師の小窓(143)アーミッシュから家族について学ぶ・その4 福江等

2018年8月5日19時02分 コラムニスト : 福江等 印刷
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アーミッシュの子どもたち
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以前一度、今も昔ながらの生活と価値観を崩すことなく守っているアーミッシュの人々のことを本コラムで取り上げたことがありました。もう少し知りたいと思っていたところ、アーミッシュの人々の家族観に関する記事を見つけましたので、それを拙訳してみたいと考えています。彼らが大切にしている価値観を15個の箇条書きにまとめてみました。前回の続きです。

13. 神様のご支配に信頼しましょう。アーミッシュの人々は、神様が彼らにとって何が最善であるかご存じだと信じています。ですから状況が、彼らが望んだり計画したりしたものにならなかった場合でも、神様はそのような状況を通して善い目的を実現しようとされているという信仰を持っています。

たとえ困難な状況の中であっても、そのように信じているのです。あなたの家族全員のために神様のご支配が行き渡っていることを信頼する信仰を持つことができるよう、神様に祈りましょう。何かが心配で仕方がないとき、あなたの心配していることについて祈り、神様があなたの祈りに応えて最善をなしてくださることを信頼しましょう。

14. 赦(ゆる)しましょう。人々が自分たちに対して罪を犯すとき、アーミッシュの人々は神様のみ教えに従って、神様の力を頂いて赦します。そして、神様がご自身の方法と時の中で正義をもたらしてくださると信頼しています。神様がどれほどあなたを赦してくださっているかを思い出しましょう。そして、神様の赦しに対してあなたが感じる感謝によって、あらゆる人間関係、家族の者同士やその他の人々との関係において、赦す気持ちになりましょう。

15. 子どもたちが成長できるように助けましょう。アーミッシュの人々は、子どもたちが実り多い大人になれるように準備していきます。子どもたちが新しい責任を引き受けたり、子どもたちが自分で物事を決めて失敗から学べるようにしたりして、彼らの年齢にふさわしい仕事を与えます。

熱心に働くことや、遭遇するさまざまな状況についてしっかりと考えることを教えながら、子どもたちが成長するにつれて、子どもたちから徐々に手を離していきましょう。あなたが子どもたちから手を離していくとき、神様が彼らのことを見守り、彼らの人生で力強く働いてくださるように祈るということを忘れないようにしましょう。

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福江等

福江等(ふくえ・ひとし)

1947年、香川県生まれ。1966年、上智大学文学部英文科に入学。1984年、ボストン大学大学院卒、神学博士号修得。1973年、高知加賀野井キリスト教会創立。2001年(フィリピン)アジア・パシフィック・ナザレン神学大学院教授、学長。現在、高知加賀野井キリスト教会牧師、高知刑務所教誨師、高知県立大学非常勤講師。著書に『主が聖であられるように』(訳書)、『聖化の説教[旧約篇Ⅱ]―牧師17人が語るホーリネスの恵み』(共著)など。

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