Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
気候変動・環境問題

「貧しい被害者のための正義、神から与えられた責任」国連会議で宗教者団体が気候変動問題で声明

2016年11月7日23時50分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:気候変動国際連合(国連)世界教会協議会(WCC)
「貧しい被害者のための正義、神から与えられた責任」国連会議で宗教者団体が気候変動問題で声明+
ソーシャルメディアで「COP22諸宗教間声明」を促進するために作られた画像の1つ。英語で、「他者に危害を加えず、公正であり、そして脆弱(ぜいじゃく)な人たちを大切にするという道義的な義務を私たちは共有している」と記されている。(画像:interfaithstatement2016.org)

「今こそ母なる地球の受託者たちとして前へ進み行動する時です。共に、お互いの進行を支え合うことによって、私たちはさらに遠くへ、そしてさらに速く行くことができるのです」と「COP22諸宗教間声明」には書かれている。これは、7日からモロッコのマラケシュで開かれている国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の第22回締約国会議(COP22)で提言活動に関わっている宗教団体が作成した文書である。

18日まで開かれているこの気候会議は、パリ協定が発効するという歴史的な瞬間に行われるもの。この協定は、温室効果ガスを削減し、気候の影響に対するより高い強靭(きょうじん)さを築くための普遍的な枠組みを生み出した、前例のない地球規模の合意である。宗教団体はパリ協定を世界の多くの地域で現実のものとするために、懸命に働き続けている。

「化石燃料への投資から意図的に引き揚げなければならないとともに、私たちは共に立ち、ソブリン・ウェルス・ファンド(主権国家資産ファンド)や公的部門年金基金を気候変動問題の解決へと集団的に転換させるよう呼び掛けます」と、この声明文には記されている。

COP22で宗教団体が積極的に提言しているのは、以下の項目である。

  1. 地球の気温上昇を産業革命以前から1・5度より下に制限するという目標に沿って、諸国家が排出量を削減するための誓約を急速に増加させること。
  2. ソブリン・ウェルス・ファンド(主権国家資産ファンド)や公的部門年金基金による、化石燃料から再生可能エネルギーや他の解決策への集団的な転換。
  3. エネルギーの貧困を再生可能エネルギーで終わらせ、人的および生態系のさらに広い適応をもたらすための、グローバルな金融の流れの増大。とりわけ損失と被害、技術移転と能力構築を補償するため。
  4. 政府の政策に挑戦するために超法規的な裁判を利用する貿易協定の中における紛争メカニズムに対するより厳しい統制。

ソーシャルメディア上で大勢の人がメッセージを一斉に発信するサンダークラップを活用したアピール行動が4日に行われ、パリ協定の発効を祝うとともに、この諸宗教間の声明に署名するよう人々に求めた。

地球を保護するために多くの人々がすでに自らの優先順位やライフスタイルを変えつつあると、世界教会協議会総幹事のオラフ・フィクセ・トヴェイト牧師は述べた。「気候変動をめぐる正義と平和の巡礼に、本当にたくさんの人たちが、物理的あるいは象徴的に、私たちと共にいてくださっている」と同総幹事は話した。「貧しい人たち、すなわち、排出量の助長が最も少ないにもかかわらず、最も多く被害を受けている人たちのために正義であることを行う潜在的な力が私たちにはあると、私たちは信じている。創造主である神によって私たちには、この責任とともに、変革を起こす能力をも与えられていると、私たちは信じている」

ノーベル平和賞受賞者で南部アフリカ聖公会のデズモンド・ツツ元大主教は、この声明文のウェブサイトにリンクされた2013年4月のユーチューブの動画で、「投資引き揚げ運動は、南アフリカをアパルトヘイトから解放するのに鍵となる役割を担った」と語っている。さらに、気候変動もアパルトヘイトと同じように「もちろん非常に道義的な問題だ」として、「ここアフリカでは、人々は気候変動を引き起こすために何もしていないのに、人々は干ばつの悪化や食糧価格の高騰、洪水などに苦しんでいる」と訴え、この問題に世界が共に取り組むよう協力を呼び掛けている。

関連タグ:気候変動国際連合(国連)世界教会協議会(WCC)
  • ツイート

関連記事

  • パリ協定採択 教会やキリスト教団体からは歓迎の声とともに欠点の指摘も

  • 気候変動:「日ごとの糧」に被害 太平洋の島国が「先に死ぬ」と大主教 そして「希望のメッセージ」

  • 世界の福音派指導者たち、パリ協定を歴史的な成果として歓迎(共同声明全文・動画あり)

  • 10月4日までの「被造物の季節」に祈りや行動を呼び掛け 9月1日は「被造物を大切にする世界祈願日」

  • COP21とキリスト教 気候変動問題めぐり道義的・倫理的な訴え

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.