この時聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―(19)主の恵み・世と誠実にかかわる 山田貫司

2016年10月8日16時13分 執筆者 : カレブの会 印刷
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主の恵み・世と誠実にかかわる
元外資系IT企業 山田貫司

「あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい」(申命記6章5節)

34年間務めた企業を、定年前に退職し4年半が経過して、現役時代にさまざまな方たちと誠実にお付き合いさせていただいた恵みに感謝している日々です。

私が洗礼を受けたのは、アメリカ在住中の30歳代終盤です。ハイテク業種が注目され、会社が急速に成長していた時代です。猛烈に働いて若くして部下を持ち、成果を上げて米国本社での管理職の地位を得ました。

日本で結婚式を教会で挙げ、礼拝に出席しておりましたが、週末を含め、仕事を最優先とする全く罪深い生活でした。アメリカ本社での勤務が長時間拘束されず、地元の教会に現地の上司から紹介されて通ううち、洗礼の恵みを受けました。早天聖書勉強会他、いろいろな集会に参加し、大変豊かなクリスチャンの歩みを始めました。

日本の職場に帰って同じクリスチャンとしての歩みができるか心配しました。アメリカで洗礼を受けたことは、日本の上司にも知らせました。会社の中でもクリスチャンに出会い、時折、交わり・祈りの時を持ち始めました。

もう長い時間を職場で過ごすことは無くなりましたが、職務遂行には影響がありませんでした。家族を大切にして、教会では役員の奉仕を始めました。

経理から営業に移動となった頃には、周辺では私がクリスチャンであることが知られ、部下などを通して取引先にも知られるようになりました。営業部門の管理職として期待される週末のお付き合いなどが限定されましたが、誠実に営業活動をすることで、取引先の役員の方たちとの関係を構築でき、無理を聞いていただくこともできました。

その後大型合併があり、再び管理部門に戻って人事部門を経験しました。合併直後で、大変厳しくつらい判断を多くしなくてはなりませんでしたが、海外を含めた上司、同僚、部下の支えの中、誠実にいろいろな困難に対応して乗り切ることができました。

急速に変化し続ける会社の中で、心身と霊的な健康を失うまいと思い、定年前3年で退職しました。この5年ほどで親族の介護、看取りなどいろいろと忙しく過ごしておりました。

一昨年、障害者自立支援をする社会福祉法人(キリスト教系)の評議員を仰せつかりました。昨今の行政や社会状況の変化の中、この団体の運営が大きな困難に遭遇しております。経営委員会を立ち上げ一般企業、行政、団体などを訪問して、問題解決の糸口を探ることになりました。

退職した後も、職務を通してお付き合いのあった方たちとの季節のごあいさつを、毎年お送りしておりました。その中から選んで、訪問をさせていただきました。昨今、経営環境の厳しい中、社会貢献への予算が限られておりますが、金銭面だけでなく、事業活動のいろいろな支援を頂くことができております。

「山田さんがやっていることだから、志高いことをされていると信用しております」と、応援の言葉を頂いて、主が寄り添っていただいていることを心より感謝します。この活動は始まったばかりですが、主の導きに従って歩みたいと存じます。

「わたしは心を尽くして主に感謝をささげ 驚くべき御業をすべて語り伝えよう」(詩編9篇2節)

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【書籍紹介】

 カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―

カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―』

私たちはみな、退職後のさまざまな不安を抱えています。夫婦や家族関係の在り方、体力の衰え、病、経済のこと、伴侶との離別、孤独等々。この世の人々が行く同じ道を歩みます。「夢」がコインの表だとすれば、弱さを味わう「軟着陸」はその裏面です。幸いなことに、この弱さは私たちを成熟へと導いてくれるだけでなく、しばしば夢と使命を与え、御国を広げる道へと導いてくれるのです。

現役で働いている方にとっては、示唆に富んだ言葉に、生き方の確かなヒントやアドバイスが与えられます。同世代の人にとりましては、生きる勇気や力が湧き上がり、その励ましを共有できる本です。

ご注文は、全国のキリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

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カレブの会

カレブの会

切り株から芽を出す「カレブの会」のロゴマークは、リタイア後も御言葉の約束を信じ、それぞれが置かれた場所で、豊かな実を結ぶ現代のカレブのような人々のスピリットを表現している。「主から夢を頂き、夢の実現のために互いに助け合う」こと、「人生のソフトランディング(軟着陸)を助け合う」ことを目的に2006年12月に活動を開始。そのビジョンは宇都宮、仙台、西宮へと、御霊の風に乗って運ばれ、今ゆっくりと広がり続けている。

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