この時聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―(20)存在感のある人になる 八尋隆幸

2016年10月22日21時21分 執筆者 : カレブの会 印刷
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存在感のある人になる
元大塚食品(株)マーケティング部部長 八尋隆幸

「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる」(箴言3章5~6節)

57歳、会社現役の時に、自ら作成した自分のプロファイル資料を最近発見しました。そこには次のように書かれていました。

「私の生き方は・・・
・社会、組織(会社など)、何人に対しても、公平・平等でありたい。
・人生の成否は、組織での勝敗ではなく、会社を卒業してからの勝負で決まる。」

これを読んで、ドキッとしました。63歳の今、まさに私が実行しようとしていることだからです。「親にお世話になる学生までの第1章、自ら家族を養う会社時代の第2章、そして人間として真価が問われる、会社を卒業してからの第3章。この第3章をどのように生きるか。家族、周りの人に惜しまれて終えるような人になりたい」という60歳の卒業時の私の言葉をきっかけに、クリスチャンの友人との交流が始まりました。

以前から「公平、平等」を行っているときは、不思議な事や善い事ばかり起こることを体験していた私にとって、神の存在についてはとても興味がありました。それから聖書を学び、3年後の2014年のイースターに洗礼を受けました。「第3章」を、イエス様を信じる信仰に生きようと決めました。

よく利益追求の会社とクリスチャンの信仰とは矛盾があり、苦労するとかいう話を聞きます。私にとってこの生き方は全く邪魔をしませんでした。むしろ広いスタンスで物事を見渡せ、より有益なアドバイスができ、悩む部下たちにも、社会、競争の奴隷にならずに、皆に愛されて生まれて来たときを思い出せ、自分の人生観を磨けなどと激励しました。

自分を曲げて上司の気に入られることを行い、結果、自分のスタンスを見失う人が多くいました。その人は、周りに嫌われました。そのような人はたとえ偉くなっても、「第3章」では単なる1人の人間です。会社で何々を自分がやったと自慢しても、誰も聞いてくれません。

私は、それよりも周りへ存在感を示せる人になりたい。家族、周りの人からあの人は、そばにいるだけで楽しい、安心を与えてくれる、自分もあの人のようになりたいと慕われる、そんな人になりたい。そのためには、表に出ないところでの心の拠(よ)り所を確立することが大切、それが信仰です。

俳優の高倉健さんが、肺がんのため亡くなりました。享年83歳でした。日本各地で献花台が設置され、多くの方が悲しみました。

また、中国でも然(しか)り。彼のひたむきさ、愚直なまでの実直さ、不器用な誠実さ、正義感などに魅了されたのだと思います。彼は、まさに存在感を示しました。私も、このような存在感を示せる人になりたいと思います。

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【書籍紹介】

 カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―

カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―』

私たちはみな、退職後のさまざまな不安を抱えています。夫婦や家族関係の在り方、体力の衰え、病、経済のこと、伴侶との離別、孤独等々。この世の人々が行く同じ道を歩みます。「夢」がコインの表だとすれば、弱さを味わう「軟着陸」はその裏面です。幸いなことに、この弱さは私たちを成熟へと導いてくれるだけでなく、しばしば夢と使命を与え、御国を広げる道へと導いてくれるのです。

現役で働いている方にとっては、示唆に富んだ言葉に、生き方の確かなヒントやアドバイスが与えられます。同世代の人にとりましては、生きる勇気や力が湧き上がり、その励ましを共有できる本です。

ご注文は、全国のキリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

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カレブの会

カレブの会

切り株から芽を出す「カレブの会」のロゴマークは、リタイア後も御言葉の約束を信じ、それぞれが置かれた場所で、豊かな実を結ぶ現代のカレブのような人々のスピリットを表現している。「主から夢を頂き、夢の実現のために互いに助け合う」こと、「人生のソフトランディング(軟着陸)を助け合う」ことを目的に2006年12月に活動を開始。そのビジョンは宇都宮、仙台、西宮へと、御霊の風に乗って運ばれ、今ゆっくりと広がり続けている。

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