Skip to main content
2025年12月8日12時28分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

キリスト教徒多数犠牲のインド・オリッサ州暴動、315件の暴力事件を再調査へ

2016年9月2日12時17分
  • ツイート
印刷
関連タグ:インド世界キリスト教連帯(CSW)全インド・カトリック連合(AICU)全インド・キリスト教協議会(AICC)ヒンズー教
インド・オリッサ州+
インド東部オリッサ州カンダマル地区で2008年に発生した暴動で破壊された家屋(写真:アント・アッカラ氏提供)

迫害に苦しむインドのキリスト教徒に希望の光が差してきた。インド東部のオリッサ州では2008年、100人近いキリスト教徒が死亡したとされる暴動事件が発生した。現地のキリスト教徒は、長年にわたって事件に対する公正な法的対応を求めてきたが、ついに8月、オリッサ州政府は計315件に上る暴力事件を再調査する方針を明らかにした。

カトリック系のフィデス通信は8月25日、インド最高裁がオリッサ州政府に対し、当時警察に報告されながらも、ふさわしい調査がなされなかった全ての事件を見直すよう命じたと報じた。

08年8月25日、同州カンダマル地区で発生したこの暴動事件は、キリスト教徒がヒンズー教徒を改宗していると非難していたヒンズー教原理主義者らが起こし、約5600軒の家屋と約300軒の教会堂と礼拝所が破壊された。

当時殺害されたキリスト教徒の正確な人数に関しては議論があり、州政府は公式の犠牲者数を38人としているが、さまざまな迫害監視団体は100人近いとしている。

非政府組織「世界キリスト教連帯」(CSW)は、事件の加害者は、裁判に至るまでにどれだけ長い時間を要するとしても、法の裁きにかけられなくてはならないと述べ、再調査を命じた最高裁の決定を歓迎した。

フィデス通信によると、CSWは「州政府に315件の暴力事件の再調査を命じた最高裁の決断は第一歩です。私たちは州政府とインド政府に加害者たちが逮捕され、彼らの行いを償わせるようにすることを求めます。カンダマル地区で起こったことは忘れられてはなりません。私たちは州と国が不正を直視し、正しい裁きがなされるように執拗に求め続ける必要があります」と述べた。

インドのカトリック教会は、この事件で犠牲になったキリスト教徒を思い起こす時を持っている。昨年には、犠牲者たちに敬意を表して、8月30日を「殉教者の日」と定めた。

全インド・カトリック連合(AICU)のジョン・ダヤル前会長は、フィデス通信に送った声明の中で幾つかの暴力について触れ、「カンダマル地区のダリット(不可触民)と民族共同体を標的とした暴力が荒れ狂う中、過激なヒンズー教原理主義者たちは奥地にまで侵入し、見境なく殺しました。彼らは州と警察と他の政府組織との共謀によって保障された刑罰免除を悪用したのです」と語った。

全インド・キリスト教協議会(AICC)など、インド国内のキリスト教団体は、全ての暴力事件の十分な調査を行うよう、何年にもわたって政府に要請している。

一方、キリスト教の指導者たちは、非常に多くの宗教的迫害にもかかわらず、インドのキリスト教は成長し続けていると述べている。

カタック・ブバネシュワール大司教ジョン・バルワ(神言修道会)は昨年、「クリスチャンは犠牲者たちのために祈る目的で集まり、平和、正義、希望を促進する共同の献身を一斉に表明するのです。オリッサ州のクリスチャンたちの信仰は迫害に直面していっそう強くなりました」とコメント。「クリスチャンたちは反キリスト教の恐るべき暴力を経験しました。しかし、彼らの信仰は揺らぎませんでした。反対に、彼らはキリストへの信仰と愛を強固なものとしたのです」と語っていた。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:インド世界キリスト教連帯(CSW)全インド・カトリック連合(AICU)全インド・キリスト教協議会(AICC)ヒンズー教
  • ツイート

関連記事

  • 「二度と繰り返さない カンダマルの日」集会、インド各地で開かれる

  • インドでキリスト教徒に対する襲撃事件が増加 2015年に重大事件だけで365件以上

  • インドのキリスト教ジャーナリストが告発 破壊されたキリスト教共同体と謎の本(1)

  • インド最高裁、暴力被害受けたカンダマルのクリスチャン共同体に補償なし判決

  • インド、中国でキリスト教徒の迫害相次ぐ 教会急成長が理由か

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • シリア語の世界(38)マル・マリの働き(1)出て行って、弟子とせよ 川口一彦

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 米最大の民間慈善財団、神学教育機関やキリスト教団体に総額1千億円超を助成

  • 聖書のイエス(23)多くのしるし さとうまさこ

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 人生を楽しもう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(12月8日):ウクライナ 砲火のとどろく中で、福音は止まらない(3)

  • ヨハネの黙示録(10)フィラデルフィア教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

編集部のおすすめ

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.