Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

エジプトの教会建築法案、コプト正教会が受け入れ表明

2016年8月29日11時10分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:エジプトコプト正教会タワドロス2世(アレキサンドリア教皇)
コプト正教会+
エジプト・アレクサンドリアにあるコプト正教会の聖マルコ大聖堂(写真:Dan Lundberg)

新しい教会堂の建設が厳しく規制されているエジプトで、同国最大のキリスト教派であるコプト正教会は24日、政府当局から示された教会建築法案の修正案を受け入れる考えを示した。同法案をめぐっては、政府当局と国内の主要キリスト教派が数週間にわたって話し合いを行い、コプト正教会はこれまで、「受け入れがたい修正事項があることには驚きだ」などと、政府案に否定的な声明を発表していた。デイリー・ニュース・エジプト(DNE)などが伝えた。

DNEによると、コプト正教会の教皇タワドロス2世は同日、同教会の主教ら100人以上と会議を開き、同法案について話し合った。同法案についてはこれまで、教会側の担当者の話では、8条から9条で構成されると伝えられてきたが、コプト正教会が同日発表した声明によると10条からなるという。

法案の詳細については明らかにされていないが、コプト正教会は18日に発表した声明では、「実用的ではない」とし、「エジプトのコプト教徒の市民権や愛国心を無視された状態」で法案が草稿されていると述べるなど、強い調子で批判していた。

DNEによると、コプト正教会は今回、同法案受け入れに転じたが、教会側が批判していた内容が同法案から削られたかどうかは不明だという。コプト正教会は24日の声明で、「法の執行者が、法律条項を逐語的に適用するのではなく、偏狭さのない態度で応じることを願う」と述べており、DNEは「この新法がキリスト教徒を満足させるものになるかどうか疑問を起こさせる」と伝えている。

エジプトのキリスト教会は、新しい教会堂を建てるに当たり、国による厳しい規制のために、長年にわたって困難な状況に直面してきた。エジプトは現在、モスクに対しては慣習法上の権利を認めているが、教会堂に対しては認めていない。このため、同法案では、教会堂の新築や改築の申請処理を4カ月以内に行うことを定めた規定を含め、現在の規制を緩和するものとなることが長く期待されてきた。

一方、別の報道によると、同法案では、キリスト教の礼拝が持たれる建物は、全て「公認教会」として指定される可能性が高いという。

DNEによると、同法案はこれまでにエジプト国内のキリスト主要3教派が承認しており、今後はエジプト議会下院の代議院に送られ、審議される。

エジプトではここ数カ月間、イスラム教徒の暴徒によるキリスト教徒への襲撃が多発している。秘密裏に教会堂が建てられているという、うわさが出回っているためだ。

14日には、エジプト人キリスト教徒の一団が首都カイロの中心街でめったにない抗議行動を行った。イスラム教が支配的な同国内で、キリスト教徒は二流市民として扱わていると主張し、キリスト教徒の権利を擁護するよう政府に求めたが、その後は行き詰まった状態になっている。

エジプトでは抗議活動が厳しく禁じられているにもかかわらず、この抗議行動には40人近くが参加し、イスラム教徒とキリスト教徒間の論争における権利を要求する横断幕を掲げて抗議した。

教会建築法案に関する今月の話し合いと抗議は、キリスト教徒への一連の襲撃、特にコプト教徒が比較的多く居住しているエジプト中部のミニヤ県での襲撃事件が起きた後に行われた。

警察は先月、エジプト北部の村に住むコプト教徒らの家屋が放火された事件の後、容疑者15人を逮捕した。その数日前には、コプト正教会ミニヤ教区のアンバ・マカリオス大主教が、平均10日に1件、少数派への襲撃が起きていると述べ、宗教的差別による暴力から市民を守るため、警察は法律順守を強化してほしいと訴えていた。

2011年に起きた「アラブの春」以降、エジプトではキリスト教徒とイスラム教徒間の緊張が増している。最悪の事件は、15年2月の過激派組織「イスラム国」(IS)によるエジプト人キリスト教徒の出稼ぎ労働者21人の斬首だ。

エジプトには、900万人のキリスト教徒がいると推定されている。そのほとんどがコプト教徒で、イスラム教スンニ派が大勢を占めるエジプトで、総人口の約10パーセントを占めている。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:エジプトコプト正教会タワドロス2世(アレキサンドリア教皇)
  • ツイート

関連記事

  • コプト正教会の祭司、教会出た後に射殺される 複数による犯行か

  • 日本初のコプト正教会開堂式 京都府木津川市で教派超え100人が参列

  • 中東から離散したコプト正教会の主教、教会による難民の助け方を考える

  • コプト正教会、地球規模・多言語で青年離れの原因調査へ 同教会史上初

  • コプト正教会、「イスラム国」に殺害された殉教者21人を列聖、教会も建立へ

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.