教皇フランシスコ、フランスのカトリック教会に対する「野蛮な」襲撃に慄然 ルーアンとパリでミサも

2016年7月27日16時33分 記者 : 行本尚史 印刷
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26日に襲撃事件が起きたフランス北部ノルマンディーにあるサン=エティエンヌ=デュ=ルヴレの聖エティエンヌ教会(写真:M-Knight76)

教皇フランシスコは、フランス北部ノルマンディーのルーアンにある教会で起きた襲撃事件に慄然(りつぜん)とし、衝撃を受けている。バチカン放送局が26日に報じた。この事件で、1人の司祭が殺され、もう1人の人質が重傷を負った。

教皇庁広報局長のフェデリコ・ロンバルディ神父は、「私たちがとりわけ衝撃を受けているのは、この恐ろしい暴力が、司祭の野蛮な殺人と信者の巻き添えをもって、神の愛が告げ知らされる、教会の中で起きたからだ」

ロンバルディ神父はまた、教皇はこの不条理な暴力によって引き起こされた痛みと恐怖を共有するとともに、あらゆる形の憎悪に対する断固とした非難を表明し、犠牲者たちのために祈っていると述べた。

火曜日の朝のミサの間に、2人の襲撃犯がサン=エティエンヌ=デュ=ルヴレの教会に入り、年配の司祭や他の4人の人たちを人質に取った後、フランスの警察によって射殺された。取り調べは、パリ検察庁の反テロ部門に引き継がれた。

ロンバルディ神父は自身の声明の中で、この恐ろしいニュースが残念ながら過去数日間における一連の暴力事件で最も新しいものであり、それが計り知れない痛みを生み出したという事実についてコメントした。また、ロンバルディ神父は、教皇はフランスの教会、ルーアンの大司教区、地元の地域社会、そしてフランスの国民に寄り添っておられると述べた。

一方、フランス・カトリック司教協議会は26日、犠牲者たちとその家族のために祈ろうと、同日午後6時からルーアンのノートルダム大聖堂で、そして翌日午後6時15分からパリでミサが執り行われると公式サイトで伝えた。

パリでのミサには、パリ大司教であるアンドレ・ヴァン=トロワ枢機卿がノートルダム大聖堂でミサを司式する。「愛と平和のうちにキリストへの信仰を宣べ伝えようと、何十万人もの若い人たちが(「世界青年の日」クラクフ大会が行われているポーランドの)クラクフで教皇フランシスコの周りに集まっているのを見るとき、私たちの心をとらえている悲しみは、私たちの希望を消し去ることはできない」と、同枢機卿はメッセージの中で記した。

若者たちのグループに同伴していたクラクフから急いで戻ってきたルーアンの大司教であるドミニク・ルブラン司教は、フランスに到着するときに、オランド大統領による出迎えを受けるという。

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