エルサレム近くで1500年前の教会跡発見 道路の拡張工事で

2015年7月18日09時38分 翻訳者 : 木下優紀 印刷
+エルサレム近くで1500年前の教会跡発見 道路の拡張工事で
道路の拡張工事により発見された約1500年前の教会跡(写真:イスラエル古代遺跡管理局のフェイスブックより)

約1500年前の教会の遺跡が、エルサレムとテルアビブを結ぶイスラエルの主要道路の拡張工事中に、作業員によって発見された。教会跡からはビザンツ帝国時代の多くの遺物が出てきた。

先月発見された教会跡からは、四葉のクローバーの形をした洗礼盤も見つかった。イスラエル古代遺跡管理局によると、礼拝所の壁がフラスコ壁画によって装飾されたことを示す、赤く塗られたしっくいの破片も発見されたという。

この何世紀も前の礼拝所は、ローマ帝国時代から使用されている道沿いに建てられた、ビザンツ帝国時代の休憩所とみられる所で発見された。

古代遺跡管理局から派遣され、発掘作業の指揮をしているアネット・ナガー氏は、「ローマ帝国時代には既に作られていたとみられるこの道に沿って、大昔にこの道を使って旅をしていた旅行者用の道の駅や居留地が以前から発見されています」と語った。

滞在者用の宿所として使われた部屋は教会の隣にある。礼拝所は白いモザイクの床で、21フィート(約6・4メートル)×11フィート(約3・3メートル)の小さなチャペルがある。

水源である「アイン・ナカア」と呼ばれる泉に近いこの遺跡からは、オイルランプや特別なガラスの器、マーブル模様の破片など、さまざまな遺物が発見された。専門家によると、これらの遺物は、この遺跡で活発に活動が行われていたことを示すという。

「この道の駅と教会はビザンツ帝国時代に、エルサレムと沿岸の平野を結ぶ古代の道に沿って建てられていました」とナガー氏。「道自体は現代まで使われ続けていますが、この道の駅は、ビザンツ帝国時代の終わりには使われなくなりました」と言う。

古代遺跡管理局でユダ地域を担当する考古学者のパブロ・ベッザー氏は、この発見は正式に記録され、研究が行われるだろうと語った。ベッザー氏はまた、この道の駅と教会の遺構は、将来にわたって保存されるだろうと述べた。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。


国際の最新記事 国際の記事一覧ページ

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース