ビリー・グラハム牧師の孫タリアン・チャビジン牧師、不倫を理由にコーラルリッジ長老教会を辞任

2015年6月25日10時04分 翻訳者 : 木下優紀 印刷
+ビリー・グラハム牧師の孫タリアン・チャビジン牧師、不倫を理由にコーラルリッジ長老教会を辞任
タリアン・チャビジン牧師

米フロリダ州にあるコーラルリッジ長老教会のタリアン・チャビジン牧師(42)が21日、不倫を理由に同教会の主任牧師を辞任した。ビリー・グラハム牧師の孫であるチャビジン牧師はこれまで、夫婦間に問題を抱えていたという。

「私は今日、現在進行中の夫婦間の問題のため、コーラルリッジ長老教会の牧師を辞任しました。多くの方がご存じの通り、私が数カ月前に旅行から帰ってきたとき、妻が不倫をしているのを発見しました。心が痛み困惑する中、私は教会の指導者たちにこの情報を伝え、私たちの結婚と家族に特に焦点を絞るための特別休暇をお願いしました」と、チャビジン牧師は米ワシントンポスト紙に寄せた声明で明かした。

「妻の不倫が続く中、私たちは別居しました。悲しく、また戸惑うべきことに、私もまた妻に続いてある友人に慰めを求め、私自身も不適切な関係を築いてしまいました。先週、教会の指導者が私のところに来て、私自身の不倫について尋ねました。私はそれを認め、取るべき最善の行動が辞任であると決まりました」

チャビジン牧師は、自身も妻のキムさんも、それぞれが取った行動について「心を痛めて」おり、神に「心がねじ切られるようなこの嵐を変える恵み」を与えてくださるよう願っていると述べた。

しかし、キムさんはこの声明を受け同紙にコメントを寄せ、「声明は夫の意見が反映されたもので、私のものではありません。今は家族のプライバシーを尊重してくださるようお願いします。私は、この困難の時にさえ家族に愛を注いでくださる全ての方に心から感謝しています。そして、祈りと支援にも感謝しています」と述べている。

米第2の規模の長老派教団であるアメリカ長老教会(PCA)に属するコーラルリッジ長老教会は1960年に設立され、2009年にチャビジン牧師を主任牧師として迎えた。

「数日前、タリアン(・チャビジン)牧師は道徳的に過ちを犯したことを認め、さらにこの過ちによって、主任牧師として仕え続け、講壇から説教するのにふさわしくない者となったことを認め、辞任しました。この辞任は即座に発効しました」と、同教会のロブ・パシエンザ副牧師は明らかにした。

「私たちはこの知らせを聞いて悲しんでいます。しかし、タリアン牧師とご家族の困難に際して、共に働きまた支援しています。そして人々にも、このプロセスによって神が回復をもたらし、全ての当事者に癒やしが与えられるよう、私たちと共に祈ってくださるよう願っています」

キムさんとの間に3人の子どもがいるチャビジン牧師は、米オンライン新聞「クリスチャンポスト」にもコラムを寄稿していた。ここ数年間にわたり、チャビジン牧師はコラムで、さまざまな問題に対し意見を表明してきた。昨年12月には、福音主義者が保守的な政治活動へ参加することによって、キリスト教がダメージを受けているなどと主張していた。

チャビジン牧師は、「ここ20年から30年間、とくに宗教右翼や政治的保守派と結び付くことによって、福音主義は何よりもキリスト教のブランドにダメージを与えました」と、インタビューで語っていた。

「クリスチャンが社会問題に対して意見を持っていないとか、そういったことを話すべきではないと言っているのではありません。しかし、日曜日の教会の講壇は、(政治問題について話すのに)ふさわしい場所ではありません」と語っていた。

チャビジン牧師の母親は、ビリー・グラハム牧師の5人いる子どものうち最も年長の、長女バージニア・レフトウィッチ・(ジジ)・グラハムさんで、チャビジン牧師にとってビリー・グラハム牧師は母方の祖父に当たる。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

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