Skip to main content
2025年6月17日06時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

自分の性格がマイナスに働かないためのひと工夫 菅野直基

2015年4月7日06時46分 コラムニスト : 菅野直基
  • ツイート
印刷
関連タグ:菅野直基

車の運転は、その人の性格や人間性が表れるといわれます。普段は穏やかなのに、ハンドルを握るとめちゃくちゃスピードを出す人がいて驚いたことがあります。反対に、普段テキパキと行動する人なのに、運転するとすごくゆっくり運転するので驚いたこともあります。

私は運転が基本的に好きで、運転の仕方はケース・バイ・ケースです。時間があれば、高速道路を延々と時速70~80キロで走るクルージングも大好きです。しかし、時間に制限があって、「何時までに、どこどこに着かなければならない!」となると、目標が明確になるので、省エネかつ、できるだけ早く目的地に着くように走ります。そこから分かる私の性格は、特に目標やプレッシャーがなければ、基本的にはのんびりしたものですが、目標が明確になり、プレッシャーがあれば、そこに向けて一生懸命に行動する性格だということです。

仕事の内容によってはこれがよく働きますが、運転にはマイナスに働くこともあります。だから、マイナスにならないようにひと工夫します。私が車やバイクで出かける先は、30分前後の距離の場所が大半です。例えば、通常30分で目的地に着けるような距離の場所に行くときには、少なくとも45分、可能なら1時間前に出発します。そうしたら、ゆったり運転しても余裕を持って目的地に着くことができます。このようにして、自分の性格がマイナスに出ないような工夫をしています。

しかし、仕事になると、「そのうちにやればいい仕事」が5つあったとしたら、目標が明確ではないので、急ぐ必要はありません。ゆったり仕事をしますので、いつまでたっても終わりません。これではいけないので、自分の性格がマイナスに出ないように工夫します。仕事を終わらせる期限を明確に設定します。例えば、午前中に1つ目の仕事を終わらせる。2つ目の仕事は午後3時までに終わらせる。3つ目の仕事は夕方5時まで、4つ目の仕事は夜8時まで、5つ目の仕事は今日中に終わらせるという具合です。

仕事が完結すると、達成感とリラックスした気持ちで布団に入ることができます。次の日に、学校が休みで家にいる子どもたちを連れて遊びに行くこともできますし、バイクでふらっと買い物に行くこともできます。非常に有意義な時間を過ごせます。そして、仕事が完結していると、いいタイミングで仕事が入ってくるものです。不思議だなあといつも思います。きっと神様が私の仕事のマネージャーをして下さっていて、ちょうどいいあんばいに仕事を回して下さっているのだと思います。

皆さんそれぞれに、独自の性格や人間性があります。それがマイナス部分だと思っている人もいるでしょう。そして、マイナスに働くことが実際にあるかもしれません。しかし、神に祈り、心が神の愛に満たされていたら、必ずマイナスがプラスに変わるひと工夫のアイデアが与えられます。短気は、ひと工夫で行動的な人に変わります。優柔不断は、ひと工夫で、いやし系で、場を和ます温かいキャラの人に変わります。

人は、自分と反対のタイプの人に引かれるそうです。知的な人は感情的な人に引かれ、穏やかな人は行動力のある人に引かれ、互いに引かれ合って恋をし、結婚に至ります。ところが、結婚したら、反対の部分が問題となって、相手に不満をぶつけ、相手を変えようとします。そうやってお互いに傷つけ合いながら、ある人は離婚をします。

クリスチャンは、一般的に離婚をしないと考えられています。実際に離婚をする人もたくさんいます。離婚に消極的な理由に、結婚したお互いは「神が選び、合わされた2人」という考えがあります。「配偶者」を「偶然に配給された者」と書きますが、「神が合わされた2人」と考えるのと、「偶然に配給された者」と考えるのとでは、夫婦が性格の不一致で争った場合、結論が変わってくる可能性が大きくあります。

聖書にはこう書かれています。「イエスは答えて言われた。『創造者は、初めから人を男と女に造って、「それゆえ、人は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となる」と言われたのです。それを、あなたがたは読んだことがないのですか。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。こういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません』」(マタイ19:4~6)

芸能人の中には、簡単に離婚をしてしまう人がいますが、きっと、自分にうぬぼれた部分があって、「離婚しても、またいくらでも再婚のチャンスはあるだろう」と考えるからでしょう。しかし、その根底に、「神が合わせた2人である」という認識があったら、「性格は合わないけれど、2人で努力して一緒に生きていこう」となるでしょう。

結婚関係は、性格や人間性がお互いにマイナスに出やすい関係です。しかし、そのマイナスにひと工夫を加えることで、結婚関係は素晴らしいものに変わります。私は、国際結婚をしていますので、いろいろな苦労もしましたし、傷つけ合うこともたくさんありました。しかし、今は、違うからこそ楽しいですし、退屈を感じることはありません。また、お互いの得意な分野で家事や仕事を分担し合っていますので、一人で生きていくより、何倍もの人生を生きています。

神を信じる人生は、死後に天国に行けるだけではなく、現世においても天国の前味を味わえます。幸せで、マイナスをプラスに変える充実した人生です。皆さんにとって、天国を先取りした一日でありますようにお祈りしています。

◇

菅野直基

菅野直基(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

新宿福興教会ホームページ
(メッセージをくだされば、みなさんの近くの教会を紹介致します)

菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:菅野直基
  • ツイート

関連記事

  • 貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(4) 人生の転機

  • こころと魂の健康(17)怒りの処方箋Ⅱ 渡辺俊彦

  • 【寄稿】このままでは幸せになれない日本人 矢澤俊彦

  • 【イースターメッセージ】歴史のただ中で三重の基点 宮村武夫

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 「もうひとりの助け主」の恵みを受けよう 万代栄嗣

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 待ち望む力 佐々木満男

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 平安を探る道 穂森幸一

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 「もうひとりの助け主」の恵みを受けよう 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.