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自分の性格がマイナスに働かないためのひと工夫 菅野直基

2015年4月7日06時46分 コラムニスト : 菅野直基
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車の運転は、その人の性格や人間性が表れるといわれます。普段は穏やかなのに、ハンドルを握るとめちゃくちゃスピードを出す人がいて驚いたことがあります。反対に、普段テキパキと行動する人なのに、運転するとすごくゆっくり運転するので驚いたこともあります。

私は運転が基本的に好きで、運転の仕方はケース・バイ・ケースです。時間があれば、高速道路を延々と時速70~80キロで走るクルージングも大好きです。しかし、時間に制限があって、「何時までに、どこどこに着かなければならない!」となると、目標が明確になるので、省エネかつ、できるだけ早く目的地に着くように走ります。そこから分かる私の性格は、特に目標やプレッシャーがなければ、基本的にはのんびりしたものですが、目標が明確になり、プレッシャーがあれば、そこに向けて一生懸命に行動する性格だということです。

仕事の内容によってはこれがよく働きますが、運転にはマイナスに働くこともあります。だから、マイナスにならないようにひと工夫します。私が車やバイクで出かける先は、30分前後の距離の場所が大半です。例えば、通常30分で目的地に着けるような距離の場所に行くときには、少なくとも45分、可能なら1時間前に出発します。そうしたら、ゆったり運転しても余裕を持って目的地に着くことができます。このようにして、自分の性格がマイナスに出ないような工夫をしています。

しかし、仕事になると、「そのうちにやればいい仕事」が5つあったとしたら、目標が明確ではないので、急ぐ必要はありません。ゆったり仕事をしますので、いつまでたっても終わりません。これではいけないので、自分の性格がマイナスに出ないように工夫します。仕事を終わらせる期限を明確に設定します。例えば、午前中に1つ目の仕事を終わらせる。2つ目の仕事は午後3時までに終わらせる。3つ目の仕事は夕方5時まで、4つ目の仕事は夜8時まで、5つ目の仕事は今日中に終わらせるという具合です。

仕事が完結すると、達成感とリラックスした気持ちで布団に入ることができます。次の日に、学校が休みで家にいる子どもたちを連れて遊びに行くこともできますし、バイクでふらっと買い物に行くこともできます。非常に有意義な時間を過ごせます。そして、仕事が完結していると、いいタイミングで仕事が入ってくるものです。不思議だなあといつも思います。きっと神様が私の仕事のマネージャーをして下さっていて、ちょうどいいあんばいに仕事を回して下さっているのだと思います。

皆さんそれぞれに、独自の性格や人間性があります。それがマイナス部分だと思っている人もいるでしょう。そして、マイナスに働くことが実際にあるかもしれません。しかし、神に祈り、心が神の愛に満たされていたら、必ずマイナスがプラスに変わるひと工夫のアイデアが与えられます。短気は、ひと工夫で行動的な人に変わります。優柔不断は、ひと工夫で、いやし系で、場を和ます温かいキャラの人に変わります。

人は、自分と反対のタイプの人に引かれるそうです。知的な人は感情的な人に引かれ、穏やかな人は行動力のある人に引かれ、互いに引かれ合って恋をし、結婚に至ります。ところが、結婚したら、反対の部分が問題となって、相手に不満をぶつけ、相手を変えようとします。そうやってお互いに傷つけ合いながら、ある人は離婚をします。

クリスチャンは、一般的に離婚をしないと考えられています。実際に離婚をする人もたくさんいます。離婚に消極的な理由に、結婚したお互いは「神が選び、合わされた2人」という考えがあります。「配偶者」を「偶然に配給された者」と書きますが、「神が合わされた2人」と考えるのと、「偶然に配給された者」と考えるのとでは、夫婦が性格の不一致で争った場合、結論が変わってくる可能性が大きくあります。

聖書にはこう書かれています。「イエスは答えて言われた。『創造者は、初めから人を男と女に造って、「それゆえ、人は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となる」と言われたのです。それを、あなたがたは読んだことがないのですか。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。こういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません』」(マタイ19:4~6)

芸能人の中には、簡単に離婚をしてしまう人がいますが、きっと、自分にうぬぼれた部分があって、「離婚しても、またいくらでも再婚のチャンスはあるだろう」と考えるからでしょう。しかし、その根底に、「神が合わせた2人である」という認識があったら、「性格は合わないけれど、2人で努力して一緒に生きていこう」となるでしょう。

結婚関係は、性格や人間性がお互いにマイナスに出やすい関係です。しかし、そのマイナスにひと工夫を加えることで、結婚関係は素晴らしいものに変わります。私は、国際結婚をしていますので、いろいろな苦労もしましたし、傷つけ合うこともたくさんありました。しかし、今は、違うからこそ楽しいですし、退屈を感じることはありません。また、お互いの得意な分野で家事や仕事を分担し合っていますので、一人で生きていくより、何倍もの人生を生きています。

神を信じる人生は、死後に天国に行けるだけではなく、現世においても天国の前味を味わえます。幸せで、マイナスをプラスに変える充実した人生です。皆さんにとって、天国を先取りした一日でありますようにお祈りしています。

◇

菅野直基

菅野直基(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

新宿福興教会ホームページ
(メッセージをくだされば、みなさんの近くの教会を紹介致します)

菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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