Skip to main content
2021年3月6日23時48分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

1パーセントの富裕層が全世界の富の約半分を所有 英オックスファムが報告書

2015年1月24日23時30分 翻訳者 : 小又香織
  • ツイート
印刷
関連タグ:イギリスオックスファム格差スイス世界経済フォーラム
1パーセントの富裕層が全世界の富の約半分を所有 英オックスファムが報告書+
世界経済フォーラムの2015年次総会(1月21〜24日)で行われたセッション「インフラ格差を終焉させる」の様子=21日、スイス・ダボスで(写真:世界経済フォーラム / swiss-image.ch / モニカ・フルッキガー)

英国の飢餓救済団体「オックスファム・インターナショナル」の出した報告書が、「驚異的」な地球規模的格差を明らかにした。オックスファムは報告書で、世界人口の1パーセントを占める富裕層が所有する富を全て合わせたものは、このまま行くと、2016年には世界の残りの人々が所有する富の合計よりも多くなるという見解を示した。

スイスのダボスで毎年1月末に開かれる「世界経済フォーラム」の年次総会(ダボス会議)直前に発表されたこの報告書で、オックスファムは「世界中の富が、一部の裕福なエリートたちの間に集中しつつある」と警告。その一方で、何億もの人が1日1・25ドル(約150円)未満で生活することを余儀なくされていると報告している。

「富:すべて手に入れても、もっと欲しくなるもの」というタイトルが付けられたこの報告書では、地球上で最も裕福である1%の中に入る、ビル・ゲイツ氏(米マイクロソフト社)や、マーク・ザッカーバーグ氏(米フェイスブック社)を含む80人のリストを挙げた。彼ら世界人口の1%を占める富裕層の富の合算は、2009年の44パーセントから、2013年には48パーセントへ上昇。この動向で行けば、2016年には50パーセントを超える可能性がある。

オックスファム・インターナショナルの代表であるウィニー・バイアニマ氏は、ダボス会議に先立って発表した声明で次のように述べている。「私たちの持っているものを全て足したものよりも、世界人口の1パーセントの人が多くの富を所有しているというような世界に、私たちは生きていきたいでしょうか? 世界的格差の規模は、かなりとにかく驚異的であり、問題が国際的な議題に上ることをよそに、富裕層とその残りの人たちとの格差は、急速に広がりつつあります」

バイアニマ氏は、世界の指導者たちが甚だしい格差の解消に取り組むことを約束したものの、「きちんと有言実行すること」に失敗したと非難した。

「私たちのリーダーたちは今、公正さや、より豊かな世界への妨げとなっている強力な既得権者と闘う時です」とバイアニマ氏は語った。

「エリート層にとって、通常ビジネスは損失を伴わない選択肢ではありません。格差の解消への取り組みの失敗は、後の数十年にわたり貧困との闘いをも生み出すことになります。貧しい人たちは、格差が広がることにより2回傷つくのです。彼らは、(経済をパイに例えると)もともと経済のパイのより小さな部分しか持っていませんから、ゆえに極端な格差は成長に響きます。周りに共有できるパイがあまりないからです」

ダボス会議の共同議長であるバイアニマ氏は、オックスファムの提示した見解を取り入れ、その協議事項に到達していくことを約束している。これは、経済政策を通じて、脱税を減らし、健康や教育に投資し、男女平等を推進するなどをはじめとする、さまざまな目標に到達することを各国政府らに対して呼び掛けるものだ。

英国の国際的なキリスト教援助団体である「クリスチャンエイド」のアドボカシー担当者、ローラ・テイラー氏は、報告書の見解に関し「不平等さは貧困との闘いを作るだけでなく、民主主義を弱体化し、また衝突をもたらすことになります」と意見を述べた。

「私たち一人ひとりは、この与えられた一つの惑星、地球を皆で分かち合って生きています。そしてすでに気候変動の問題への取り組みには苦労しているところです。一部の人による過剰な消費は、他の人々にとって、持続可能な開発・発達を促すことを一層困難なものにしています。私たちはただ一つの地球を皆で共有しており、どうやってこの有限である資源をより公正な方法で分かち合うか、考え出すことが必要不可欠なのです」

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イギリスオックスファム格差スイス世界経済フォーラム
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 「平和に生存する権利、メタノイアの表れ方として」 クリスチャン国際政治学者・武者小路公秀氏にインタビュー

  • 「支援を」 埼玉のカトリック助祭ら、仮放免外国人に自費で無料健康診断会

  • バルソロメオス1世、貧困撲滅・環境保護などで東西教会の協力語る

  • WCC・CCAエキュメニカル国際会議、人身売買をなくすよう強く求める 日本からも発題

  • 「北東アジアに平和と民衆の安全保障を」 教会フォーラムを東京で開催 網中彰子NCC総幹事が新議長に

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「神に触れられた」 トム・ハンクスの息子、無神論から大転換した経験語る

  • 全米最大の福音派養子縁組・里親支援団体、LGBTカップル容認を表明 福音派指導者からは失望の声

  • ビジネスと聖書(11)魂のエクササイズ 中林義朗

  • アレサ・フランクリンの「アメイジング・グレイス」を収録した幻のライブ、撮影から49年経て映画に

  • 教皇、5日から4日間イラクを訪問 歴代教皇初 途中ヘリでの移動も

  • 信仰と不信仰の距離 安食弘幸

  • 同性愛めぐり分裂見通しの米合同メソジスト教会、保守派が新教団名発表

  • 日本のカトリック教会が「性虐待被害者のための祈りと償いの日」

  • 「大きな味方」はきっといる 貧民街の聖者、賀川豊彦の生涯を朗読

  • いのちより大切なもの 菅野直基

  • 「神に触れられた」 トム・ハンクスの息子、無神論から大転換した経験語る

  • 2021年の「レント(四旬節)」始まる、きょう「灰の水曜日」 その意味と由来

  • 宮城労働局が涌谷保育園元園長牧師のパワハラ認定、日本基督教団議長「解決に向けて全力尽くす」

  • 同性愛めぐり分裂見通しの米合同メソジスト教会、保守派が新教団名発表

  • 米南部バプテスト連盟、4教会を除名 性犯罪歴ある牧師雇用や同性愛支持で

  • 信仰と不信仰の距離 安食弘幸

  • 聖書はコロナ禍のクリスチャンに希望を与えている 英国聖書協会が調査

  • 「聖書は神の言葉ではない」 進歩主義の米教会がSNSの投稿で炎上

  • ラビ・ザカリアス氏性的不品行問題、独立調査の最終結果発表 団体が謝罪

  • 全米最大の福音派養子縁組・里親支援団体、LGBTカップル容認を表明 福音派指導者からは失望の声

  • 「神に触れられた」 トム・ハンクスの息子、無神論から大転換した経験語る

  • 2021年の「レント(四旬節)」始まる、きょう「灰の水曜日」 その意味と由来

  • 宮城労働局が涌谷保育園元園長牧師のパワハラ認定、日本基督教団議長「解決に向けて全力尽くす」

  • 同性愛めぐり分裂見通しの米合同メソジスト教会、保守派が新教団名発表

  • 信仰と不信仰の距離 安食弘幸

  • 米南部バプテスト連盟、4教会を除名 性犯罪歴ある牧師雇用や同性愛支持で

  • 聖書はコロナ禍のクリスチャンに希望を与えている 英国聖書協会が調査

  • 「聖書は神の言葉ではない」 進歩主義の米教会がSNSの投稿で炎上

  • ラビ・ザカリアス氏性的不品行問題、独立調査の最終結果発表 団体が謝罪

  • 全米最大の福音派養子縁組・里親支援団体、LGBTカップル容認を表明 福音派指導者からは失望の声

編集部のお勧め

  • 「クリスチャンだからこそ、もっと知って祈って関わってほしい」 人身取引に取り組む「ゾエ・ジャパン」

  • パンデミック時代の宗教の可能性探る IPCR国際セミナーで日中韓のキリスト者も発題

  • コロナ禍で増える自殺、奥田知志牧師「宗教にできること、いっぱいあるのでは?」

  • 日本から遠く離れた地の日本人伝道最前線 駐在員家族120人に福音伝える英語教室

  • 「開拓伝道は失われた人々への憐れみの心」 第23回断食祈祷聖会1日目

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 論説委員・編集部
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 問い合わせ・アクセス
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.