Skip to main content
2025年11月2日08時47分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

宣教学者ら、東日本大震災の教訓と進むべき道を調査研究 書籍出版

2015年1月7日12時22分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:東日本大震災オアシスライフ・ケア(OLC)
宣教学者ら、東日本大震災の教訓と進むべき道を調査研究 書籍にまとめ出版+
イノック・ワン博士とエルトン・S・L・ロー博士による共著書『The 2011 Triple Disaster in Japan and the Diaspora: Lessons Learned and Ways Forward(2011年の日本における三重の災害と離散した人たち―学んだ教訓と進むべき道)』(2014年)

今年もあの3月11日を再び迎える。それを前に、東日本大震災で離散した人たちの教訓と進むべき道を調査研究し、昨年、米国で書籍を出版した2人の宣教学者がいる。米オレゴン州ポートランドにあるウェスタン神学校のイノック・ワン博士と、香港キャンパス・クルセード・フォー・クライスト(CCC)のエルトン・S・L・ロー博士だ。

このウェスタン神学校から出版された書籍『The 2011 Triple Disaster in Japan and the Diaspora: Lessons Learned and Ways Forward(2011年の日本における三重の災害と離散した人たち―学んだ教訓と進むべき道)』には、東日本大震災を機にオアシスチャペル利府キリスト教会によって設立された非営利のボランティアグループである「オアシスライフ・ケア」(宮城県利府町)についての宣教学的な事例研究が含まれている。

第6章にある結論で両博士は、「この本は、3月11日の三重の災害と、個々のクリスチャンや教会による災害後の救援奉仕活動に関する事実のデータを、読者に知らせるために書かれました。それには災害の程度に関する詳細な記述や、災害によって離散した人たちが直面した課題が記されています。それはまた、ある地域の日本人教会が、その災害で離散した人たちへの奉仕にどのようにして関わるようになったかについての民俗誌的な事例研究でもあります」と説明している。

両博士はまた、「この本は日本でより効果的な奉仕をしているクリスチャンの従事者たちを助けるために書かれています」とも述べ、「日本で奉仕をしているクリスチャンの従事者たちを助けるために、日本人の文化や世界観、そして歴史に関する内部関係者の視点から見た情報や洞察がこの本には示されています」と記している。

宣教学者ら、東日本大震災の教訓と進むべき道を調査研究 書籍にまとめ出版
イノック・ワン博士(左)とエルトン・S・L・ロー博士(写真:エルトン・S・L・ロー博士提供)

その上で両博士は、「私たちの願いと祈りは、主がこの本を用いてくださり、日本で奉仕をすることによって大宣教命令を達成しようとする読者の努力において、彼らに知らせ、感銘を与えることです」と述べている。

英語で書かれた同書だが、エルトン・S・L・ロー博士は本紙に対し、日本の読者に伝えたいことを、日本語で次のようにメールで送ってくれた。

私は香港出身ですが、長い間仙台ではたらいていました。仙台は私にとって第二の故郷です。2011年3月11日の震災が起こった時、私は香港にいました。涙を流しながら神様に祈りました。いち早く仙台に戻って震災支援活動に参加したいと願いました。そして、震災後日本の教会を通して、被災地でのボランティア活動に参加させていただきました。

私は被災地の教会から多くの祝福を受けました。教会のボランティア活動を通してあらためて日本の教会を再認識することができたのです。被災地の近くの教会は震災の時に神様の御心を慕い求めました。教会は教派を超え、一つになって、犠牲を払いながら、人々に希望と愛を届けられるようになりました。自分も足りなかったが、教会はわずかしかないものを惜しまずに町の人に分ける姿を見せました。あれはまるで生きるイエス様のようでした。その結果、町の人々は目に見えないイエス様が見えるようになりました。教会は教会らしくいき、町中に光が絶えずに照らすことができるようになりました。

私の祈りは被災地の近くの教会だけではなく、すべての教会も神様から与えられた恵みを生かし、 教会らしくいき、日本を始めとする世界中の人々を照らすことができることです。あれは教会の本来あるべき姿ではないでしょうか。

オアシスライフ・ケアの松田牧人代表(オアシスチャペル利府キリスト教会牧師)(写真:オアシスライフ・ケア提供)

また、東日本大震災復興支援団体である「オアシスライフ・ケア」の松田牧人代表(オアシスチャペル利府キリスト教会牧師)は、本紙にメールで次のように伝えた。

私たちの小さな働きに目を留め、真摯な態度でリサーチを重ねてくださったエルトン博士に感謝しています。私たちは広い意味で被災者でもあり支援者でもあります。その狭間で葛藤することも多かったのですが、いろいろと話を聞いていただく中で慰めを覚えました。我々が言語化できないことを宣教学的に整理してくださったことは大変ありがたく思っております。

関連タグ:東日本大震災オアシスライフ・ケア(OLC)
  • ツイート

関連記事

  • 教会やキリスト教団体も支援 岩手県の被災地女性らが毛糸の手編み

  • ヴォーリズ設計した福島教会会堂、震災乗り越え年内に再建へ

  • 都内で3・11復興支援祈祷会 支援チームのスタッフらが証し

  • 【3.11特集】震災3年目の祈り(最終回):被災した教会が「青空礼拝」~心労、うつ病、牧師が再起する時

  • 津波被害からの復活 アクアマリンふくしま、クリスマスで4年ぶりのイルミネーション

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • ワールドミッションレポート(10月29日):アンゴラとザンビアのルヤナ族のために祈ろう

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(31)夢の中での再会

  • ワールドミッションレポート(10月30日):イエメン 苦難はあれど希望は消えず

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • ワールドミッションレポート(11月2日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(2)

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.