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WCC副総幹事、「慰安婦」国際記念日に連帯を表明

2014年8月23日14時49分 記者 : 行本尚史
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関連タグ:世界教会協議会(WCC)慰安婦韓国イザベル・アパウォ・フィリ
WCC副総幹事、「慰安婦」国際記念日に連帯を表明+
スイスのボセイにおける世界教会協議会(WCC)の会議でWCC総幹事のオラフ・フィクセ・トヴェイト総幹事によって出迎えられる、第二次大戦中の日本軍性奴隷制の生存被害者である吉元玉(キル・ウォンオク)さん(写真:WCC)

世界教会協議会(WCC)副総幹事兼総幹事代行のイザベル・アパウォ・フィリ博士は、第二次世界大戦中に旧日本軍によって性的奴隷にされ苦しんだ女性たちのために正義を求める人々に連帯を表明した。WCCが14日に公式サイトで伝えた。

フィリ博士はこの見解を、韓国挺身隊問題対策協議会「戦争と女性の人権博物館」に宛てた書簡で、8月14日に守られる第2回日本軍「慰安婦」メモリアル・デーの世界的行動の一環として表明した。

「慰安婦」という用語は旧日本軍による性的奴隷にされた少女や女性たちを指すものとして使われる。当時拉致(※)された女性たちの数は何千人にものぼる。

現在に至るまで、「慰安婦」に対して犯した犯罪について謝罪するようにという日本政府への要求は認められていない。

この日を記念するという決定は、第11回日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議でなされた。韓国人の被害者である故金学順(キム・ハクスン)さんが「慰安婦」としてのひどい体験を初めて公に語ったのは、1991年8月14日だった。

「私たちは、とりわけ日本にいる私たちの姉妹兄弟たちを通して日本政府に対して訴えるよう、日本や朝鮮半島そして世界の他の地域の教会に求めます。『慰安婦』たちに対する謝罪が行われるように」と、フィリ博士は述べた。彼女は「この非人間化を体験した姉妹たち」に対して賠償が行われるべきだと付け加えた。

フィリ博士は自らのメッセージの中で、WCCの会議で発題した旧日本軍性奴隷制の被害者で韓国人の生存者である吉元玉(キル・ウォンオク)さんについて語った。「私たちに対する彼女のメッセージは『平和な世界を、戦争のない世界を作ってください。私のように苦しむ人たちがこれ以上いませんように』と明確で簡潔なものでした」とフィリ博士は吉元玉さんの言葉を思い出しながら述べた。

フィリ博士は続けて「慰安婦」の主張は故金学順さんに表れており、それは「拉致(※) され、輸送され、あるいは日本兵の駐留地へ連れて行かれた」少女たちが自分の夢や将来への展望を持っていた。彼女たちの展望は粉々にされ、そして彼女たちの体は全く不正義な状況の中で被害を受けた」ことを思い起こさせてくれたと述べた。

「この正義と平和の巡礼において私たちと共に歩んでくださる私たちのいのちの神が、被害者たちが正義を体験するのがこんなにも長い間遅れてしまったにも関わらず、それをかなえてくださいますように」とフィリ博士は結んだ。

旧日本軍「慰安婦」国際メモリアル・デーのWCC書簡

旧日本軍「慰安婦」国際メモリアル・デー
2014年8月14日

旧日本軍「慰安婦」国際メモリアル・デー 韓国挺身隊問題対策協議会「戦争と女性の人権博物館」宛てのメッセージ

親愛なる姉妹たちへ

人類史上最悪である非人間化の一つにさらされたことについて沈黙を破った私たちの姉妹たちと連帯のうちに守られている第2回目の旧日本軍「慰安婦」国際メモリアル・デーというこの機会に、私はあなた方に正義と平和の君である私たちの主イエス・キリストの御名においてあいさつの手紙を書いております。私たちの姉妹たちに対する正義の否定に直面し、その多くは日本政府からの正義を全く体験することなく今やこの世から去ってしまわれた、あなた方と共に私たちは正義と平和に向けて歩むことを待ち望んでおります。

「慰安婦」の主張は私たちの姉妹である金学順さんに表れており、それは拉致(※)され、輸送され、あるいは日本兵の駐留地へ連れて行かれた少女たちが自分の夢や将来への展望を持っていたことを私たちに思い起こさせてくれます。彼女たちの展望は粉々にされ、そして彼女たちの体は全く不正義な状況の中で被害を受けました。ところが、そのような人道に対する犯罪が世界で衝撃的にも明らかにされたこの13年間、WCCはこれら性的奴隷の被害者たちのための正義と平和を要求するためにWCC加盟教会を動員し続けてきました。

姉妹たちへ、私はあなた方と連帯して正義が行われるよう要求し続けます。私たちは、とりわけ日本にいる私たちの姉妹兄弟たちを通して日本政府へ訴えるよう、日本や朝鮮半島そして世界の他の地域の教会に求めます――「慰安婦」たちに対する謝罪が行われるように、そして第二次世界大戦中の虐待や性的奴隷制によるこの非人間化を体験した姉妹たちに補償が行われるように。

「この正義と平和の巡礼において私たち共に歩んでくださる私たちのいのちの神が、被害者たちが正義を体験するのがこんなにも長い間遅れてしまったにも関わらず、それをかなえてくださいますように」

平和の君であるイエスの御名によって

公的証しと奉仕担当副総幹事
イザベル・アパウォ・フィリ博士

※ 本記事はWCCからのニュースを本紙記者が日本語に訳したものです。WCCは「拉致された(abducted )」という表現を使用していますが、旧日本軍が慰安婦を強制連行したことの根拠として扱われてきた吉田清治氏による証言は矛盾点が多く虚偽だと考えられています。また、これまでのところ、朝鮮半島や台湾においては、軍などが組織的に慰安婦を人さらいのように連行した資料は見つかっていないとされています。しかし、本人の意志に反して慰安婦にされ、女性としての尊厳を著しく傷つけられたといった強制性については、本記事でも登場するような元慰安婦の被害者らが証言し訴え、国際的にも大きな問題の一つとして扱われています。参考記事:朝日新聞、慰安婦問題特集で強制連行証言記事を取消 報道姿勢は変えず

関連タグ:世界教会協議会(WCC)慰安婦韓国イザベル・アパウォ・フィリ
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