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信仰の第一歩を体験しよう 万代栄嗣牧師

2014年7月28日18時28分 コラムニスト : 万代栄嗣
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万代栄嗣牧師+
万代栄嗣牧師

・・・イエスは彼らに言われた。「水がめに水を満たしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。・・・宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。それがどこから来たのか、知らなかったので、――しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた。――彼は、花婿を呼んで、言った。「・・・あなたは良いぶどう酒をよくも今まで取っておきました。」イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行ない、ご自分の栄光を現わされた。それで、弟子たちはイエスを信じた。(ヨハネの福音書2章1~11節)

新約聖書には四つの福音書があり、それぞれの視点からイエスの御生涯の物語が記されています。このヨハネの福音書に特徴的なものとして、イエスが「わたしは命のパンです」という「わたしは何々である」と御自身の御性質を真っ正面から語られる言葉と、イエスを信じ、信仰を深めるためのものとして価値ある7つのしるしが記述されています。

今日の箇所は、その最初のしるしで、場面はカナで行なわれた結婚式。古代や発展途上の国々において、冠婚葬祭は大変重要なものです。ところが、充分な食料、飲料を用意していたにもかかわらず、ぶどう酒が無くなってしまい、どうしようもない事態。ここから3つのことを学びましょう。

1.日常生活での問題や必要を神に祈る

ぶどう酒が無くなったという、イエスに言うべきではなさそうな事柄です。イエス御自身も、最も重要な十字架のことを念頭に、「わたしの時はまだ来ていない」と答えられました。でも母マリヤがイエスに相談した時に、記念すべき御業が行なわれたのです。生きて働く信仰を難しく考えてはいけません。日常のほんの小さなことをイエスに祈る者になりましょう。それが信仰の始めの一歩となります。

私も小学生の時、集会中に突然じんましんが出て気分が悪くてたまらなくなった時、自分で神に癒やしを祈り、集会中に癒やされました。それが癒やしを祈る牧師としての私の最初の祈りでした。インド伝道では、その地域が土砂降りの雨の中、祈ると集会の場所だけが一滴の雨も降りませんでした。日常の小さな必要や問題がある時、すぐにイエスに祈りましょう。

2.常識ではなく常識を越えることをする

ここで普通なら、皆で手分けしてぶどう酒をかき集めたことでしょう。しかし、イエスは全く違うことを命じました。「水をくめ」と訳の分からぬことを言われましたが、イエスのお言葉通りにすると、水が最高のぶどう酒になったのです。水であってもくんでおかなければ奇跡は起こりません。ならば私たちも水みたいに価値がないと思っても信じて何かやってみましょう。熱があり苦しい時、予定をやめて薬に頼るという常識から解放され、癒やされることを信じて祈り、立ち上がってみましょう。人々にも普通のお見舞いではなく、癒やしを直接お祈りしましょう。一見水をくむようなことであっても信仰を持って、行動を起こすことが必要です。やってみないと奇跡は起こりません。

3.神の働きのからくりを知って感謝できる

世話役は、ぶどう酒を味見して良いぶどう酒を最後まで残しておいたことに驚きます。「しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた」と書かれているように、舞台裏を知っていた弟子たちは、この奇跡を目の当たりにしてイエスを信じ信仰が一歩成長しました。私たちの神は実生活で働いて下さるのです。私の海外宣教の働きは、子どもの時からの祈りと、精一杯の献金(水をくむようなこと)をし続けたことをイエスがぶどう酒に変えて下さったと感謝しています。信仰の入り口は誰にでも分かるものです。イエスが目の前にいるのですから、イエスに求めましょう。非常識に見えても行動し、神の奇跡を目の当たりにして信仰を深めて参りましょう。

◇

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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