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元ストリッパーの24歳女性「私がクラブで踊るのをやめた理由」

2014年7月5日12時17分 翻訳者 : 小又香織
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元ストリッパーの24歳女性「私がクラブで踊るのをやめた理由」+
ケイティーさん(左)と、フレンドシップコミュニティー教会のエリン&トッド・スティーブンス夫妻。エリンさんは「ストリップ・チャーチ」伝道を率い、このおかげでケイティーさんも前職であったストリッパーを辞めることにつながった。

もしあなたが2人の子どもを持つ23歳の母親でそれも離婚したばかり、おまけに履歴書の学歴の項目に何も書くことが無いとしたら・・・。そして、金銭的な援助が期待できる家族や友人が誰もいなかったとしたら・・・。さらに子どもたちを養うためにすぐにお金が必要だとしたら・・・。だから、ケイティーさんは生活のために、やむなく自分の体を売るという手段を取るしかなかったのである。

しかしある日、ケイティーさんの人生は南部バプテスト教会のある牧師夫人と出会ったことで劇的な転換期を迎えた。彼女は、手作りの心温まる食事をテネシー州のナッシュビルから、ケイティーさんの働くストリップクラブまで届けてくれた。この控えめな牧師夫人は、フレンドシップコミュニティー教会のトッド・スティーブン牧師の妻エリンさん。若いストリッパーを定期的に訪ねては、手作りの食事や必要な物をプレゼントし、また彼女たちの仕事以外での良き話し相手となっていた。

「エリンさんはとても楽しくて素敵な人。彼女は、ただ私たちのことを知りたいと思ってくれていたわ。彼女は無理やり私たちの中に付け込んでくるということが全然なかったから、彼女となら話してみたいと思えたの」。当時を振り返りながらケイティーさんは話す。「彼女が教会関係者だと知ったのは、彼女と知り合ってから何カ月か経った後。彼女はただただとても親切で、よく気遣ってくれたんです」

エリンさんによるこの無償の愛が、やがてケイティーさんがフレンドシップコミュニティー教会へ足を運ぶきっかけとなったのだった。そしてケイティーさんが教会へ足しげく通ったのも、いつもエリンさんがケイティーさんとその前に交わした会話の内容をよく覚えていてくれたことが大きいという。「エリンさんは私の生活のことや子どもたちのことについてよく話を聞いてくれるのに、そのお返しを何も求めていなかったわ」

今24歳になったケイティーさんは、この教会を初めて訪れたときに驚いたことを、当時を振り返って語ってくれた。

「教会の人たちは型にはまったクリスチャンではなかったんです。典型的な南部バプテストのクリスチャンに見えない人たちが何人もいました。でも彼らの中に共通してあったのは神様の愛で、それが私の心を捉え、私もここにいて良いのかもしれないと思えたんです」

ケイティーさんは教会に出席するようになってから、神に受け入れてもらうために自分が完璧になる必要はないということを学んだ。

ケイティーさんは、神に人生をささげるという選択をすぐには実行できなかった。しかし、徐々に自分が罪人であるという意識が出、ある時期に差し掛かった時、次のステップも、またどうやってこれから家族を養っていくのかも考えず、ストリッパーを辞めることを決断した。

「エリンさんが、いつものようにストリップクラブを訪問しようとしていて、私がその日クラブで働いているか尋ねるためにメールをくれたんです」とケイティーさんは話す。「そして瞬間的に決めて、こう返事したんです。もう二度と仕事には行かないわ」。その時は、信仰や神が守ってくださるということについてよく分からなかったが、心には言葉では言い表しようのない平安があり、そこでストリッパーとしての人生に終止符を打ったという。

ストリッパーとしての仕事を辞めてからというもの、経済的な理由でまた戻りたいという誘惑に駆られながらも、教会員の助けもあり、在宅での仕事を得ることができた。彼女にとっての最大のチャレンジは、ストリップクラブでの平均時給70ドル(約7000円)から、一気に時給12ドル(約1200円)になったことだった。

元ストリッパーの24歳女性「私がクラブで踊るのをやめた理由」
今年5月、ケイティーさんの卒業式で。娘を抱くケイティーさん(中)とエリンさん(右)。

最近、ケイティーさんは隔週でエリンさんと一緒にストリップクラブを訪れている。しかし今度はストリッパーとして働くためではない。そこで教会の行うストリップクラブ伝道の一助を担っているのだ。ひと昔前の彼女のような女性たちに、あの時エリンさんが示してくれた愛と同じ愛を注いでいる。

だが、彼女は神と共に人生を歩むことに対し、まだ困難を抱えていると告白する。

「ここまで来るには大変な誘惑がありました。もう一度クラブで踊ることや、ポルノ動画の撮影など・・・。全然完璧にはいかないです」とケイティーさんは率直に認める。

しかしこう付け加える。「自分の問題を解決するために、素晴らしく奇跡的な方法なんてないけれど、でも良くなってきたこともあって、それは私にとっては本当に大変だった落ち込みが癒されたこと。いま私は私のことを守ってくださる方がいらっしゃるということを感じることができます。そしてこのことは、ただ私自身の人生を変えただけでなく、私の子どもたちの人生、そして子どもたちの将来までも変えることになったのです」

5月、ケイティーさんは刑事司法の専攻で2年制大学課程を修了し、警察としてのキャリアを積むことを希望している。かつて空白だった履歴書の学歴の欄は埋まり、新たな人生のステージを歩み出した。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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