Skip to main content
2025年8月26日14時52分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

米で『イエスの妻による福音書』のドキュメンタリー番組(1):キリストの結婚の確証とはならずも、多様な可能性を示唆

2014年5月7日21時15分
  • ツイート
印刷
関連タグ:イエスの妻による福音書カレン・キングハーバード神学校
米で『イエスの妻による福音書』のドキュメンタリー番組(1):キリストの結婚の確証とはならずも、多様な可能性を示唆+
米スミソニアン・チャンネルのドキュメンタリー番組で、『イエスの妻による福音書』のパピルス紙片を見せるハーバード神学大学院カレン・キング教授(写真:ブリンク・フィルムズ / スミソニアン・チャンネル)

米スミソニアン・チャンネルが、「イエスは彼らに言った、『私の妻は・・・』」と書かれた33語のパピルス紙片の信憑性について番組を放送した。

『イエスの妻による福音書』をテーマに開始した新しいドキュメンタリーシリーズでは、このパピルス紙片は調査によって確かに古代の書簡であることは確認されたものの、その内容だけで、実際にキリストが結婚していたという証明にはならないと、視聴者に繰り返し念を押した。しかし、それでもこの1時間のテレビ番組では、ほのめかしの多いドラマを入れて、マグダラのマリアにとってイエスが救世主以上の存在であった可能性を検討している。イエスとマグダラのマリアがカップルであったという憶測は今に始まったことではないが、スミソニアン・チャンネルで放送中の『イエスの妻による福音書』に関するドキュメンタリーでは、このパピルス紙片に書かれた文脈不明の言葉がこの議論にとってどれくらい深刻であるか、重要な問いを投げかけている。

『イエスの妻による福音書』は、ハーバード神学大学院のカレン・キング教授が2010年に初めて取り上げた。キング教授は、コプト語で書かれた古代のあるパピルス紙片を所有していると言う男性からメールを受取ったという。この紙片は、匿名希望の民間のあるコレクターが所有しており、縦3.8センチ、横7.6センチ程の大きさで、一躍有名になった「イエスは彼らに言った、『私の妻は・・・』」という文を含め、コプト語で33語の言葉が書かれている。調査によって、このパピルス紙片は6世紀から9世紀のものと強い確証が得られたが、書かれた言葉自体はおそらく2世紀から4世紀頃にまで遡ると考えられている。

現在22億人(世界人口の32パーセント)が信仰するキリスト教では、伝統的に1世紀のガリラヤ出身のユダヤ人でありながら神が受肉した存在であるイエスは独身であったとされてきた。聖書にはイエスが結婚していた、あるいは配偶者がいたという記述はない。その一方、スミソニアン・チャンネルの番組で指摘しているように、正典ではイエスが独身であったとも明記していない。

「もし『イエスの妻による福音書』が本物であるなら、それは何を意味するのか」と、この番組のナレーターは問いかけ、すぐさま警告する。「当初からキング教授とその同僚たちは、だからといってイエスに妻がいたという歴史的な証拠にはならないと強く強調した」

米で『イエスの妻による福音書』のドキュメンタリー番組(1):キリストの結婚の確証とはならずも、多様な可能性を示唆
カレン・キング教授による『イエスの妻による福音書』の翻訳(写真:ハーバード神学大学院)

しかし、番組ではさらに続けて、この33語の文書が何を意味しているのかの憶測に入る。ドラマ仕立てのシーンで、イエスとマグダラのマリア役の俳優たちに意味ありげな視線を交わさせる。

「イエスとセックスについての話題は何でも儲かるし、興奮を呼ぶんです」と、ベネディクト派修道士兼聖書学教授のヘンリー・ワンズボロ神父はこの1時間番組のプレビューで語った。

「私たちはイエスを神の子と考えています」と、プリンストン大学宗教学部のアン・マリー・ルイエンダイク準教授は言う。「ですから、イエスが性的な関係を持っていたかもしれないという事実は、キリスト教神学の多くの部分を見直すことにつながります」

ルイエンダイク準教授は初期キリスト教の専門家で、パピルス研究者でもあり、キング教授がこの文書を分析するのを援助した。

「これが意味するところはもっと深いかもしれません」と番組のナレーターは語り、その一方ドラマ化したシーンでは、イエス役の俳優がサンダルを脱ぎ、衣服を脱ぎ、ろうそくを吹き消して、いかにもベッドに入る準備をする――「誰と?」というのは視聴者の想像に任せる。(続く:現代のクリスチャンにどのような意味を持つのか)

■『イエスの妻による福音書』ドキュメンタリー番組:(1)(2)

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イエスの妻による福音書カレン・キングハーバード神学校
  • ツイート

関連記事

  • イエスの「妻」記述のパピルスは6〜9世紀のもの ハーバード神学校教授が論文発表

  • 「イエスの妻」断片にはまだ調査が必要?

  • イエス妻帯文献は「下手な偽造」とバチカン紙

  • 「イエスの妻」記載のパピルスを米歴史学者が公表

  • ノアの箱舟そっくりの物語記した4千年前の石板発見

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 誇り高き勇士 穂森幸一

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • ワールドミッションレポート(8月25日):ザンビアのレンジェ族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.