母・紘海(誘拐犯)と娘・美海(誘拐された)、当然血のつながらない親子2人の「普通でない日々が繰り広げられる」サスペンスドラマが、月曜22時フジテレビで放送中です…。
主演の北川景子さん演じる紘海が、本当の娘を奪われた復讐のため、絶対に赦(ゆる)せない人物の娘である萌子を誘拐、自分の娘の美海として育て、成長させていき、母娘として暮らす…なかなかあり得ないような内容で、ドラマは展開されています。
血のつながらない子を娘として育てる母と、誘拐犯を実の母と信じて育つ娘の【母と娘のドラマ】。
さて最後に。世界のベストセラー聖書で「母と娘のドラマ」といえば…。それは、母・ヨケべデと娘・ミリヤムです(旧約聖書・出エジプト記6章20節、同15章20節参照)。
ご存じでしょうか、この母娘? 簡単に説明するならば、ヨケべデはあの有名なモーセの実母で、当然ミリヤムがモーセの姉に当たります。
それで、最後の最後に。ヨケべデとミリヤムの奇跡的ストーリー、つまり「母と娘のドラマのような日々」が出エジプト記2章に記されています。本当に短く説明しますが、どうしようもない極限状況で、母ヨケべデが赤ちゃんを捨てました。で、娘ミリヤムはその赤ちゃん(弟・後のモーセ)がどうなってしまうのかを遠くから見ていたのですが、そこに現れたのが、なんと王女様一行!!
それで、ミリヤムが機転をフルにきかせまくって、王女様に話しかけ、乳母としてヨケべデを紹介。で、結果ミリヤムとヨケべデの「母娘」とその王女様によって、赤ちゃんは最大の難を逃れたわけです(詳しくは、出エジプト記2章1~10節を参照)!!
まさに、「母娘」の連携プレイ、そして王女様の感情の変化で、1人の男の子が生きられることになって、後の偉大な大指導者モーセとなるわけですが、これら全て、偶然や運が良かったってことじゃなく、神様の御手が背後にあるのは当然です!!
皆さん、何だかんだあります。そして、何だかんだあったでしょうし、何だかんだ起こってくるでしょうけれど、全ては〝神様の御手の中〟にあります。あなたは〝神様の御手の中〟にありますし、ありましたし、あり続けるのです。
だから、現実問題いろいろありはしますが、心配せず、恐れずに生きてまいりましょう。神様を信じて…アーメン。
まことに、私はこの一切を心に留め、このことすべてを調べた。正しい人も、知恵のある者も、彼らの働きも、神の御手の中にある。(旧約聖書・伝道者の書9章1節)
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