20年ぶりに戻って来た中年男が目にする現実は…!! かつて共に過ごしていた子どもたち(児童養護施設で生活していた)の、立派な姿、成功した人生、夢をかなえた日々。ではなく、20年の時を経て、若者となった彼らの、夢を失い、生きるに必死で、希望もない…日々でした。
主演は桐谷健太さん、20年後に帰って来た赤山を演じ、若き赤山が働いていた児童養護施設で「将来の夢」を抱きながら育った子どもたち(20年後の若者たち)を長濱ねるさん、泉澤祐希さん、星乃夢奈さんらが演じて、テレ朝で毎週日曜の夜10時15分です。
そうです、苦しい環境下にありながらも、「将来の夢」を胸にみんなで手を取り合い暮らしていた彼ら、彼女たちの「将来の夢」は、20年後全くかなっていませんでした。それどころか、生きていくのがやっとギリギリ、または家を失い路上生活者になり、または地獄的な職場で苦しむ日々…。
まぁ、実際問題、多くの人がそうでしょうけれど、「将来の夢」なんてほぼかなわないですよね。ある意味、子ども時代の「夢物語」で、大人になって冷静になってみれば、かなうはずもなかった…まさに、夢。そんな中で、大人は必死に毎日を生きていかないといけんわけですが…。
最後に、世界のベストセラー聖書に目を向けてみます、現実を一度わきに置いて…。すると、旧約聖書の創世記37~42章に、子どもの頃の「夢」が本当に実現している男の子(男性)が登場します。
彼の夢、そうです、ヨセフがドラマに登場する子どもたちと同じ10代の時に見た「夢」は、まさに実現しています、彼の場合は。
最後の最後です。彼の「将来の夢」は実現したのですが、そこに至るまで、人間的にはメチャクチャ最悪な毎日でした。兄たちには殺されかけ、その後は人身売買の犠牲となりました。で、異国の地では、なんと強姦未遂で捕らえられ(冤罪)、投獄されてしまうという、人間的に見りゃ踏んだり蹴ったりの毎日・人生でした。
しかし!! 最後に、異国の地にあって返り咲き、王と話せる立場にまでなり、いやそればかりか、国の支配者にまでなって、という…つまり、彼の子どもの頃の「将来の夢」が実現してしまっているんですねぇ。
クリスチャンである皆さん。人間の人生・一生って、どうなるか分かりません、ヨセフのように。神様には、何でもできます。そして、神様はあなたに素晴らしいご計画をお持ちです、今、あなたには分からなくても。
また、神様はあなたのために、全てのことを働かせて益としてくださるお方です!! 諦め、絶望、不安、無気力を一度手放して、神様を信じてみましょう、今日もう一度…アーメン!
神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。(新約聖書・ローマ人への手紙8章28節)
◇