Skip to main content
2025年9月18日19時20分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

人は新しく生まれ変われるか? Yes! 菅野直基

2021年2月12日15時35分 コラムニスト : 菅野直基
  • ツイート
印刷
関連タグ:菅野直基

イエスは「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません」と語ります。イスラエルの国会議員ニコデモは「もう一度お母さんのお腹に入るのですか?」と聞き返しました。

人はそう簡単に変われませんし、もう一度お母さんのお腹に戻って、生まれ直しでもしなければ、新しい人になることは不可能のように思えます。犯罪者が有罪判決を受け、刑務所生活を全うして出所しても、再犯率は高く、また刑務所に出戻りする人が多くいます。

なかなか変われない理由の一つは「変わりたい!」と心底思えていないからでしょう。すべての受刑者の心の内を知ることはできませんが、罪を犯したことを心底反省しているよりも、「運悪く捕まってしまった!? 同じように悪いことをしていても捕まらないやつもいるのにチクショー!」などと思っている人もいては、変わることは難しいです。

「ミッション・バラバ」という「ヤクザがクリスチャンや牧師になった伝道団体」があります。TVや週刊誌で取り上げられ、映画にもなりました。人が変わるのはそれだけ難しいので、誰もが興味を持つだろうと思います。

人が変わる領域には、① 見た目、② やること、③ 人格・本質があります。① の「見た目」を変えることは「孫でも衣装」でそう難しくはありません。② の「やること」の変化は、「ヤクザだった人がクリスチャンになり、さらに、牧師になった!?」と劇的に変わっているので分かりやすいです。しかもいい変化です。高官や著名な人が転落するという変化もありますが、良い方向への変化は非常に珍しく、それが本当だとしたら、多くの人に希望を与えます。

最後は ③「人格や本質」部分の変化です。これには多くの時間がかかりますし、非常に困難です。また、演技をしたり、変わったふりをしたりして人の目に隠すことも可能なので、後回しにされがちです。

ある人から質問を受けました。「牧師さん、人は本当に変われるのでしょうか? クリスチャンのある特定の人を見ていると、全然変わっていないように見えます。どういうことでしょうか。教えてください」

人は「変わりたい!」と心底思わなければ変わることはできません。「変わりたい!」と思っても、自分のチカラで自分を変えようとすることは、さながら背中に強力ギブスのようなものが取り付けてあって、一生懸命前に行こうとしても、しばらくして疲れて元に戻されてしまうように、人の本質は簡単には変わりません。

そういう不可能の壁を超えて、神が人間を救い、変えてくださいます。「神の救い」には「3つの段階」があります。「神学用語」を使うと、① 義認、② 聖化、③ 栄化です。

① の「義認」は、信じるだけで、神がしてくださったことを私がしたこととしていただけるので、義と認められ、永遠の命と天国のパスポートを頂けます。この時点では、人格や本質部分は変わっていない場合がほとんどです。

次は、一足飛びに ③ の「栄化」ですが、変わっていなかった人が、この世を去って神の前に立つときに、イエス様と同じ姿に変えられます。完全な人間の状態に変えられます。神の救いは、私もあなたも完全に変えてくださいます。あのとんでもないやつもです。

最後に ② の「聖化」は、今のあなたがその完全な人に変えられるまでのプロセスです。

私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。(2コリント3:18)

人が変わることは極めて困難ですが、可能です。

イエスは言われた。「人にはできないことが、神にはできるのです」(ルカ18:27)

だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。(2コリント5:17)

今まで変わりたいと思って失敗してきた人も、あなたが誰であっても、どんな過去があっても、今どんな絶望的な状態にあっても、人は変われる。人生はどこからでもやり直せる。

聖書が「生まれ変わりなさい」と語る言葉の意味は、古いあなたに死んで、新しく生まれ変わるという意味ですが、「自分のチカラで自分を新しくしなさい」ということではなく、神のチカラがあなたを変えてくださるのです。

人生を諦めたり、投げ出したり、自暴自棄にならないでください。あなたを造り、あなたを愛しておられる全知全能の神があなたと共におられるので大丈夫です。すべてのことに失望し、絶望しても、神には希望があります。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:菅野直基
  • ツイート

関連記事

  • ラハブの赤いひも 菅野直基

  • 私は主のもの 菅野直基

  • 追う人もないのに逃げる人生からの脱却 菅野直基

  • 私は黒いけれど美しい 菅野直基

  • 行き詰まりの打開策 菅野直基

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 後藤文雄神父死去、96歳 カンボジア難民の子ども育て、学校建設に尽力

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 花嫁(33)愛には恐れがない 星野ひかり

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(28)ニコラス司教逮捕される

  • ワールドミッションレポート(9月18日):パプアニューギニア イースターは1日じゃない、1カ月続くリバイバルだ

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(3)神の御霊と一つ 加治太郎

  • ワールドミッションレポート(9月17日):ロシアのリブ族のために祈ろう

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 後藤文雄神父死去、96歳 カンボジア難民の子ども育て、学校建設に尽力

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.