CLC、解散後も全国6店舗の事業は存続へ 京都店は来年3月ブックカフェとして再始動

2020年11月12日15時47分 印刷
+CLC、文書伝道70年の歴史に幕 コロナ影響
「CLC BOOKS お茶の水店」が入居するお茶の水クリスチャン・センター(東京都千代田区)=2020年2月(写真:©2020 Google)

12月で解散する宗教法人クリスチャン文書伝道団(CLC)が運営するキリスト教書店チェーン「CLC BOOKS」の各店舗の事業が、他法人や個人が継承することにより、規模縮小や名称変更などはあるものの、今後も全国6カ所すべてで存続することになった。

社会福祉法人ミッションからしだねは5日、公式サイトで「CLC BOOKS 京都店」(京都市上京区)の事業継承を発表した。運営施設「からしだね館」(同山科区)の1階と地下で営業する「カフェ・トライアングル」(新型コロナウイルスのため現在休業中)のスペースを改装し、来年3月をめどに、書店とカフェがコラボするブックカフェとして再始動する計画だという。名称は「CLC」ブランドを引き継ぎ、「CLC BOOKS からしだね館&カフェ・トライアングル」(仮称)を予定している。

一方、京都店はクリスマス関係の注文を11月末まで受け付けた後、12月5日で閉店となる。森下環店長はあいさつ文で、「70年にわたり、多くの教会、牧師、信徒の方々にお祈りいただき、支えていただいたこと、また宣教の働きを担うことができましたことを大変感謝いたします」と述べ、謝意を伝えた。

CLCは解散発表時、京都店の他に、東京のお茶の水店、名古屋店、金沢店、岡山店、広島店の計6店舗を運営していた。

このうち、お茶の水店と名古屋店は、宗教法人いのちのことば宣教団(いのちのことば社)が継承。名古屋店はすでに11月2日から、いのちのことば社直営の「オアシス名古屋店」として営業が行われている。お茶の水店は11月30日で一度閉店し、その後12月25日までは「オアシス新宿西口店」で営業。来年1月5日から、オアシス新宿西口店が、お茶の水店が入居していたお茶の水クリスチャン・センター2階に移転する形で「オアシスお茶の水店」として営業することになる。

金沢店は11月末で一度閉店した後、業務移行を経て来年1月から独立店として営業を行う。当面の間は現在の店舗で営業する予定だが、規模縮小のため移転の準備なども進めているという。

岡山店と広島店はいずれも、12月5日でCLCが運営する形での営業は終了。その後、棚卸し作業などを経て、岡山店は個人店として12月中に営業を再開。広島店は、タラントメディアワークス株式会社の一部門として12月14日から営業を再開する予定だ。

CLCは1941年、ケネス・アダムス氏が英南東部コーチェスターでキリスト教書店を開いたことにより始まった世界的な文書伝道の働き。CLCインターナショナルの公式サイト(英語)によると、現在は書店運営や出版事業を中心に45カ国で活動を行っている。

日本での働きは1950年、英国から来日した文書伝道師のレイ・オーラム氏によって始められた。一時は国内に10店舗以上の書店を構え、70年にわたって国内の文書伝道を担い続けてきた。しかし今年9月、出版不況や新型コロナウイルスの影響などを理由に、さらなる事業継続は困難だとし、12月での解散を発表していた。

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