キリスト教書リサイクルショップ「復活書店」が営業終了

2019年12月14日23時54分 印刷
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日本基督教団滝野川教会で開催された第28回キリスト教書古書バザールの様子。和書を中心に約5千冊の古書が並び、当時は年間約2万冊を扱っていた=2007年6月5日、同教会(東京都北区)で

「キリスト教書古書バザール」で親しまれていた「復活書店」が、このほど営業を終了した。代表の山口堯嘉さんが11月26日に死去したため。

復活書店は、教文館洋書部に勤めていた山口さんが、退職後に始めたキリスト教書のリサイクルショップ。書籍の処分で困っている大学教授や引退牧師らの声を聞き、このアイデアを思いついた。在職中から声を掛けていたため、退職時にはすでに約6千冊の本が集まっていたという。

古書バザールは2000年から始まり、日本聖書神学校、日本基督教団滝野川教会、日本キリスト教会館と、東京都内で会場を移しながら年2~3回開催してきた。取り扱い書は、説教集、神学書、信仰入門書、注解書、各個教会史、聖書・賛美歌、哲学・思想書、児童書などさまざま。バザールに訪れることが困難な遠方者には、在庫リストの送付も行っていた。

2007年に滝野川教会で開かれたバザールには約5千冊が並び、当時は年間約2万冊の古書を扱うほどだった。書籍整理や在庫リスト作成など手間がかかるうえ、開催経費などでほとんど利益は出ないが、山口さんは「体が動く限りは続けていきたい」と話していた。

その後、規模を縮小しながらも、日本聖書神学校のオープンキャンパスや、東京基督教大学のシオン祭(学園祭)、超教派のフリーマーケット「いのり☆フェスティバル(通称・いのフェス)」、日本キリスト教会館で出店するなどし、古書の販売を続けていた。

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