Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア

聖書翻訳に従事の牧師殺害、軍関係者が拷問後に射殺か インドネシア

2020年11月11日14時10分
  • ツイート
印刷
関連タグ:聖書翻訳インドネシアインドネシア教会共同体(PGI)
聖書翻訳に従事の牧師殺害、軍関係者が拷問後に射殺か インドネシア+
9月19日に殺害されたインドネシア福音タバナクル教会のエレミア・ザナムバニ牧師(写真:同教会のフェイスブックより)

聖書翻訳者として活動していたインドネシア福音タバナクル教会のエレミア・ザナムバニ牧師(67)が9月19日、インドネシア最東端に位置するパプア州で殺害された事件をめぐり、同国の国家人権委員会「コムナスハム」は2日、事実調査チームによる最新の報告書を発表した。

それによると、盗まれた武器に関する情報を聞き出そうとした軍関係者がザナムバニ氏を拷問し、その後射殺した可能性が高いことが明らかになった。CNNインドネシア(インドネシア語)が報じた。

インドネシア福音タバナクル教会によると、ザナムバニ氏はパプアの方言の一つモニ語への聖書翻訳に携わる傍ら、地元で学校も運営していた。

ザナムバニ氏は9月19日午後、複数の銃創を負い、左腕がほぼ切断された状態で豚小屋の中でうつ伏せに倒れているところを妻に発見された。報告書は、ザナムバニ氏の殺害は「違法」とした上で、遺体から鋭い武器による外傷が複数見つかったことを明らかにしている。

一方、カトリック系のUCAN通信(英語)によると、コムナスハムのムハンマド・コイル・アナム委員は、「(調査結果は)ザナムバニ氏が死亡する直前に、少なくとも2人の目撃者に言い残した言葉に基づいており、それによるとザナムバニ氏は、(同氏を殺害した)兵士とは別に3、4人の兵士を事件現場で目撃していた」と述べている。

「エレミヤ・ザナムバニ牧師の死は、違法な殺害に至った一連の行為によって引き起こされたものだ」とアナム氏は語り、死因は失血によるものだったと続けた。

事件は、国内で最も貧しいパプア州で軍部と分離独立派の緊張が高まる中で発生した。同州を含むオランダの元植民地であるニューギニア島西部は、「自由選択権の行使」と呼ばれる国民投票が1969年に国連の支援で行われ、インドネシアへ併合されることになったが、その後政情不安に悩まされている。

事件当時、インドネシア軍とパプア分離独立派は、この地域で兵士と民間人が殺害された直後に起こったザナムバニ氏の死を互いに非難し合っていた。

ザナムバニ氏の殺害が地元のキリスト教徒の怒りを引き起こしたため、インドネシア教会共同体(PGI)は事件の徹底した調査を命じるよう、同国のジョコ・ウィドド大統領に求めていた。

コムナスハムは報告書で、容疑者の捜索に努めるとともに、目撃者らを保護すべきだと、大統領と治安相に勧告したことを明らかにしている。また、治安当局主導で同地域の治安維持を図るべきだとも強調している。

「TNI(インドネシア軍)や警察から分離独立派に加わったと疑われた場合、民間人は被害者にされてしまう」と、コムナスハムのベカ・ウルング・ハプサラ委員はロイター通信に語った。

軍広報担当者のグスティ・ニョマン・スリアスタワ大佐は、現在調査が進められており、罪状が認められた場合、いかなる兵士も罰を受けることになると述べた。

PGI会長のジャックレビン・フリッツ・マヌプティ牧師は、コムナスハムの結論は事実調査チームの調査が正しかったことを裏付けているとUCAN通信に語った。

「私たちはこの事件を解決するよう引き続き政府に働き掛けなければなりません。それによってこの地域における他の未解決事件の調査が推し進められるためです。これは、政府がパプア人の信頼を取り戻すチャンスなのです」とマヌプティ氏は語った。

カトリック系のアジア・ニュース(英語)によると、ザナムバニ氏が殺害されたことで、事件が起きた同州ヒタディパでは住民約1100人が森に避難したという。

パプア人道支援チームのメンバーであるハリス・アズハル氏はアジア・ニュースに、「あれほど尊敬されていた聖職者が殺されても容疑者が野放しにされるなら、地元の住民も身の安全を危惧しておびえることでしょう」と語った。

アムネスティ・インターナショナル・インドネシアのウスマン・ハミド氏は、軍は住民が特定の地域から離れざるを得なくなる状況を故意に作り出したとし、その目的は「(鉱物の)円滑な採掘作業を確実にするためだ」と非難した。

インドネシアでは10月、軍がカトリック信者2人を分離独立派の反政府勢力関係者だと断罪した上で殺害している。

パプア州は人口の8割以上がキリスト教徒で、イスラム教徒が大勢を占めるインドネシアの他の地域とは対照的。キリスト教迫害監視団体「オープン・ドアーズ」はインドネシアを、キリスト教徒であることが極めて困難な上位50カ国のリスト(英語)で、49位に位置付けている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:聖書翻訳インドネシアインドネシア教会共同体(PGI)
  • ツイート

関連記事

  • インドネシアのメガチャーチが実践する「次世代に向けてのチーム作り」

  • 「計り知れない衝撃と、深い悲しみ」 NCC、インドネシア教会爆破テロで声明

  • 元テロリスト124人が生存者や遺族と対面 「和解」目的にインドネシアで大型イベント

  • カメルーンの聖書翻訳者、自宅で殺害される フラニ族の犯行か

  • ウィクリフ聖書翻訳協会のスタッフ4人殺害 翻訳者1人は無事 中東

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • 安らぎの中で体験する勝利 加治太郎

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.