忘れてはならない福音の神髄 万代栄嗣

2019年10月14日21時31分 コラムニスト : 万代栄嗣 印刷

私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。・・・この福音のことばをしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケパに現れ、それから十二弟子に現れたことです。その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現れました。(1コリント15:1~6)

日本には伝統としての祭りがありますが、救い主イエスの愛と十字架の恵みを知った私たちは、まことの神を信じて生きることと、人間が石や木や紙で作った神を拝むこととは全く違うことが分かります。私たちの人生になくてはならないのは、イエスを信じる恵みです。イエスがおられなければ、命、魂の救いはありません。

前回もお話ししましたが、先日訪問したケニアのメトロが支援する日曜学校は、公立の小学校で授業として行われています。子どもたちは、それを大変楽しみにしていて、日曜学校がある日は出席率がいいそうです。楽しいゲームや紙芝居、賛美、聖書のメッセージ、真剣な祈りなど45分のプログラムの中で、スタッフは熱く御言葉を語っています。

そこで毎回、1)神は私たちを愛してくださっている、2)私たちは罪を犯した、3)イエスが私たちの罪のために十字架で死んでくださった、4)私たちはイエスを信じる信仰の決心をしようと、「4つの最も大切なこと」をラップのリズムに乗って告白するのです。6~8年間、小学校卒業まで毎回繰り返されるのです。これはすごい! 教会に来ているわけでもないのに、聖書が教える福音の一番柱の部分を、子どもたちは一生忘れず心に刻みつけるのです。

パウロは今日の聖書の箇所で、あなたを幸せに導く、一番大切な神からの福音を伝えると語っています。今日、しっかり福音の中身を受け止めてまいりましょう。

1. 私たちを救えるのはイエスだけ

3節に「キリストは」と、福音の主語をはっきり示しています。イエスご自身がなされたことが重要で、このお方による以外に救いはないのです。私の人生の救い主はイエス様であると、はっきりと信仰の告白をしましょう。

2. イエスは私たちのために死なれた

単にイエスの教えが素晴らしかったから、弟子たちはイエスのことを記録したのではなく、聖書は、イエスが私たちの罪の身代わりになって本当に十字架で死なれた事実を語っています。イエスの死によって、私たちの罪も事実として取り除かれたのです。

3. 3日目によみがえられた

イエスは死んで終わったのではなく、3日目にお約束通り、死の力を打ち破って復活されたことを感謝しましょう。キリストの救いと恵みは、人間では決して打ち勝つことのできない死の力さえも、乗り越えさせるものなのです。

4. 出会ってくださるキリスト

よみがえりのキリストは、信じる人々と出会ってくださり、ご自分を明らかにされました。救い主イエス・キリストは今も生きて働いておられ、私たち一人一人と直接出会い、恵みを与えてくださいます。

私たちは、福音の中心点を知らないまま生きていくことがないように。私たちにとっての救い主は、イエスです。私たちと共に歩んでくださるイエスが、私たちの力ではどうしようもない弱さや罪深さを取り除いてくださいます。死の力をも打ち破るイエスが、私を選んで神の子としてくださいました。心から感謝してこの恵みにあずかりましょう。

万代栄嗣

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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