寝ても覚めても 佐々木満男

2018年8月3日19時05分 コラムニスト : 佐々木満男 印刷
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あなたは寝ても覚めても何かに夢中になったことがあるだろうか。恋人に思い焦がれて、夜も眠れない、昼はボーっとして何も手がつかない。不眠不休で一心不乱に受験勉強に集中。寝食を忘れるほどカーっとなって目前の仕事に没頭。私にもそんな経験がある。

一つのことに夢中になっているから、何も心配したり、思い煩ったりしない。心が満たされて、時間がたつのも忘れている。あぁ、このまま永遠に続いてほしい。でもそれらは皆、短い一時的な体験で終わってしまう。

ある時、地方の教会から日曜日の礼拝メッセージを頼まれた。大きな試練が続き、思うように物事が進まず、どん底の状態だった。こんな陰鬱な思いで一体何を話したらいいんだろうか。当日の朝になってもメッセージが決まらず、往きの電車の中で悶々として聖書を読んでいた。すると、次々に聖句が心に飛び込んできた。

主が私たちのために死んでくださったのは、私たちが、目ざめていても、眠っていても、主と共に生きるためです。(1テサロニケ5:10)

「そうだ、イエスが十字架に架かってくださったのは、私が寝ても覚めてもイエスと一緒に生活するためなんだ!」

あなたの前には満ちあふれる喜びがあり、あなたの右には、とこしえにもろもろの楽しみがある。(詩編16:11)

「そうだ、イエスと共に生きるとは、満ちあふれる喜びを大いに喜び、いろいろな楽しみを永遠に楽しむことなんだ!」

主を喜ぶことは、あなたがたの力です。(ネヘミヤ8:10)

「そうだ、イエスを喜ぶことによって、私の内からイエスの生きる力が湧いてくるんだ!」

あなたがたは、主にあって、いつも喜びなさい。繰り返して言うが、喜びなさい。(ピリピ4:4)

「そうだ、イエスと共に生きることにより、どんな状況にあっても、いつも喜ぶんだ!」

そうしたら、どん底にいるのに、私の心から喜びがとめどなくあふれてきた。その後の生活の中で、喜びの賛美が止まらなくなってしまった。朝、目が覚めると心の中に賛美がわき起こってくる。まるでBGMのように止まらない。夜、眠りに落ちるまで断続的にそれが続く。時々夢の中でも賛美している自分がいる。

外を歩いていても、喫茶店で聖書を読んでいても、電車に乗っても、仕事の合間合間に、賛美が止まらない。イエスの素晴らしさを賛え、イエスと共に生きることを喜び感謝する歌詞と軽快なメロディが次々に即興で思い浮かんでくる。イメージの中での賛美なので、自分でギターを弾いたり、キーボードを打ったり、ドラムを叩いたりしながら、思いのままに演奏できる。それがまた実に楽しい。

私の事務所のあるビルにたどり着いても、賛美をやめるのがもったいない。しばらく大勢の通行人を見ながら、心の中で賛美している。そのうち群衆に向かって、マイク片手に大声で叫ぶように主を賛美している。この喜びを声を大にして証ししたい!理性で押さえなければ、本当に大声で路上賛美をしてしまいそうになる。

先日は、深刻な裁判の法廷でも心の中で賛美が止まらなかった。まるでミュージカルで代理人弁護士を演じているような気がした。

いちじくの木は咲かず、ぶどうの木は実らず、オリブの木の産はむなしくなり、田畑は食物を生せず、檻には羊が絶え、牛舎には牛がいなくなる。しかし、わたしは主によって楽しみ、わが救いの神によって喜ぶ。(ハバクク3:17、18)

佐々木満男

佐々木満男(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

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