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それでも、続けよう 佐々木満男

2018年6月8日20時32分 コラムニスト : 佐々木満男
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  1. 人はいい加減で、わからず屋で、わがままだ。
    それでも、人を愛し続けよう。
  2. 良いことをすれば、利己心でしているのだと責められるだろう。
    それでも、良いことをし続けよう。
  3. 成功すれば、偽りの友と本物の敵が近寄ってくるだろう。
    それでも、成功し続けよう。
  4. 今日の善い行いは、明日には忘れ去られてしまうだろう。
    それでも、善いことをやり続けよう。
  5. 正直で率直に生きようとすれば、傷つくことがあるだろう。
    それでも、正直で率直であり続けよう。
  6.  大きな考えの人は、小さな心の人に攻撃されるだろう。
    それでも、大きな考えを持ち続けよう。
  7. 人は弱者をひいきにはするが、勝者にしかついていかないだろう。
    それでも、弱者のために戦い続けよう。
  8. 長年かけて築いたことも、一夜にして崩れ去ってしまうかもしれない。
    それでも、築き続けよう。
  9. 助けを求めている人を助けても、非難されるかもしれない。
    それでも、人を助け続けよう。
  10. 世のためにベストを尽くしても、ひどい仕打ちを受けるかもしれない。
    それでも、世のためにベストを尽くし続けよう。

(ケント・M・キース 逆説の10カ条 (The Paradoxical Commandments)私訳)

ハーバード大学2年生のケント・M・キースは、高校生生徒会リーダーを励ますために150回以上の講演を行った。その時に出した「リーダーシップの逆説10カ条」の一部が出回り、マザー・テレサがこれを読んで感動し、「カルカッタの孤児の家」の壁に書いて座右の銘としていた。

本物の愛は、人を救おうとする力である。何としても人をキリストに導こうとする情熱である。そのためには「どんな障害をも乗り越え、いかなる犠牲をもいとわずに、やり続ける」という神への信仰が必要である。

私はオーストラリア留学中に学生宣教団体「ザ・ナビゲーターズ」の集会で、ある宣教師から次のような証しを聞いて非常に感動し、帰国後に文書伝道の働き人になった。

それは、無名の路傍伝道者、フランク・ジェナーの証しである。海軍船員時代の放蕩生活の後にキリストを信じて救われた若きフランクは、「同じ場所で、同じ時間に、毎日10人に福音を伝えます」と主に約束し、シドニーのジョージ・ストリートで伝道を始めた。

彼は主への約束を忠実に守り、晴れの日も雨の日も嵐の日も1日も休まずに28年間にわたり路傍伝道を続けた。しかし、誰1人としてその場で彼に対して信仰告白をした者はいなかった。

ある時から英国のバプテスト教会の牧師が、世界各地で多数のクリスチャンから同じような救いの証しを聞くようになった。

「私がシドニーのジョージ・ストリートを歩いていると、ある老人が近づいてきてこう聞きながら福音のトラクトをくれました。『失礼ですが、あなたは救われていますか?もし今夜あなたが亡くなったら、天国に行けると思いますか?』。彼の言葉がどうしても気になって忘れられなかったので、私は祖国に戻ってからキリストを信じて救われました」

牧師はこの無名の伝道者を探し続け、ついにロンドンの病院にいる年老いたフランク・ジェナーに面会することができた。「私の伝道は実を結ばなかった」と失意のうちに病床に臥せっていた彼は、牧師の話を聞いて涙を流して喜び、主に感謝をささげたという。

フランクはたった1人で実に10万人以上の人々に福音を直接伝えてきたのである。彼の路傍伝道により、直接また間接に、どれほど多くの人が救われたかは計り知ることができない。私も彼の影響を受けて地道に福音の伝道を日々続けている者の1人である。

「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい」(2テモテ4:2)

◇

佐々木満男

佐々木満男

(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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