スティーブ・ジョブスは、どこにいるのか? 佐々木満男

2014年12月27日12時58分 コラムニスト : 佐々木満男 印刷
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「あなたは、どこにいるのか?」

これが、スティーブ・ジョブスに対する神の問いである。一世を風靡した、スティーブ・ジョブス。金儲け主義者ではなかった。マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツと並ぶ、「文化革命者」の一人。

自己実現主義者か? だが、「金さえあれば何でも買える」と言って刑務所に入った、日本の某氏とは、まったく質が違う。

「初心忘るべからず」

「初めの愛に戻りなさい」

「生がもたらした発明の中でも、死ほどすばらしいものはない」

「死があるから、新しい命が生まれ、希望や夢が継承される」

「日々を最後の日として生きよ。その日は誤ることなくやってくる」

「死は呪いである」

「これで世界が変わるわけじゃないんだ。変わらないんだ」

「世界をよくすることはできる」

「世界の人々にささやかな楽しみを提供できる」

矛盾しつつもさまざまな名言を残したスティーブ・ジョブス。「ツール」よりも、「コンテンツ」が大切。「ツール」を作ったジョブスは一番よくそれを知っていた。だが、ジョブス自身がその肝心な「コンテンツ」を持っていなかった。

でも、「福音は人を変えることができる」。最高の「コンテンツ」は、「聖書」である。宇宙万物を造り、ご自分の愛の対象として人間をご自分にそっくりに造られた超々偉大な創造主なる神の愛である。

すべての人を、喜びを持って永遠に生かす神の愛とは、言いかえれば「イエス・キリスト」である。イエス・キリストだけが、神の愛の極致である十字架の愛だけが、人間を永遠の存在として新しく造り変えることができる。とてつもない希望と喜びを与えることができる。それは、世界を変えてきたし、今なお、世界を変えている。キリストご自身が唯一最高のコンテンツなのだ。

「私のモデルはビートルズだ!」。ジョブスはこう言った。でも、「あなたがたは、どこにいるのか?」。これがビートルズに対する神の問いである。ビートルズの残るメンバーもまた、ジョブスと同じように、ジョン・レノンと共に、むなしくこの世を去っていくのだ。

「私のモデルはキリストだ!」

ジョブスもジョンも、最後までこう言うことができなかった。スティーブ・ジョブス神話、人の目には最高に格好いいジョブス。劇的な追放と復活。新製品発売直後のガンによる劇的な死。文化革命家。人生は短い。

キリストはたった3年間の働きで世界を変えた。「ジョブス」と「キリスト」の違いは何か。言うまでもなく、「創造主」と「被造物」の違いだ。これが、「キリスト」と他のすべてを分ける、決定的な違いだ。

ジョブスもビートルズもやがて忘れ去られていく。しかし、 キリストは昨日も今日もいつまでも永遠に生きている。

佐々木満男

佐々木満男(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

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