バチカンが文書「ベストを尽くす」 スポーツと人間をキリスト教的視点から考察

2018年6月5日12時13分 印刷
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アルゼンチン出身のローマ教皇フランシスコは、サッカー好きで知られる。幼少期から地元サッカークラブのファンクラブに所属している。(写真:Neier)
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【CJC】バチカン(ローマ教皇庁)の信徒・家庭・いのち省(長官=ケビン・ジョセフ・ファレル枢機卿)は1日、スポーツと人間をキリスト教的視点から考察した文書「ダーレ・イル・メッリョ・ディ・セ」(ベストを尽くす)を発表した。

同文書は、第1章:当文書作成の動機と目的、第2章:スポーツの現象、第3章:人間にとってのスポーツ、第4章:福音の光に照らした挑戦、第5章:教会の重要な役割で構成されている。

ローマ教皇フランシスコは、同省長官、ファレル枢機卿に向けた書簡の中で、スポーツの世界で教会が果たす役割を明らかにするとともに、スポーツが出会いと育成、宣教と聖化のための手段となることを示した、同文書の発表に喜びを表した。

個人主義と切り捨ての文化が広がる今日、スポーツは、民族、性別、年齢、宗教、イデオロギーの違いを超えて出会い、互いに同じ目標に向かって励む喜びを体験するための、またとない環境であると教皇は指摘し、「お父さんと子どもが一緒に公園や学校で遊ぶとき、一人の選手が支えてくれた人々と共に勝利を祝うとき、ここに交わりと出会いの場としてのスポーツの価値を見いだすことができる」と記した。

また、スポーツは人間の成長に寄与するものと述べた教皇は、こうしたことからスポーツ選手らが若者たちに与える影響に言及。すべてのスポーツ選手たちに、寛大さと自己犠牲、固い信念と快活さの模範となり、チームワーク、尊重、健全な競争心、他者に対する連帯に貢献するよう願った。

教会はこの世においてイエス・キリストのしるしとなるよう召されていると説く教皇は、キリストを直接告げることのできない所に、スポーツを通してキリストに導く道を開き、神に支えられて自己のベストを尽くすことを通して、いのちの充満と聖性へと向かうことができるようにとの期待を示した。

※この記事はCJC通信の提供記事を一部編集して掲載したものです。
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