Skip to main content
2026年1月26日23時15分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(46)視座を低くされる恵み 広田信也

2018年5月17日18時03分 コラムニスト : 広田信也
  • ツイート
印刷
関連タグ:広田信也ブレス・ユア・ホーム

人は、成長の過程で少しずつ自分の視座を高くすることを学んでいく。幼いころは、見たり聞いたりしたことをそのまま受け入れるが、経験を積むに従い、物事の背後にある社会の構造や歴史の背景、人の心の動きなどにも配慮できるようになる。

一段高い視座に立って、その場の状況に応じた対応ができるようになることは、立派な大人になる条件であり、本来歓迎すべきことである。

ところが、幅広い知見を持っている視座の高い政治家が、その能力を活かすどころか、一般市民の感覚を失ったかのような高慢な言動をするのをよく耳にする。

何も政治家に限った話ではない。自らを振り返っても身につまされることは多い。人は自分の視座を高くするときに、視座の低かった時代に持っていた大切な謙虚さを失ってしまう傾向がある。

あなたがたも悔い改めて子どもたちのようにならない限り、決して天の御国には、入れません。(マタイの福音書18章3節)

救いの条件は、「福音を信じること」である。福音とは、イエス・キリストの十字架と復活によって罪が赦(ゆる)され、永遠のいのちの保証が与えられたことを指す。

しかし、この聖書箇所では「悔い改めて子どもたちのようになる」ことを救いの条件としている。もちろん聖書が別のことを言っているのではなく、福音を信じるための大切な心の備えを伝えているのだろう。

私は、かつて無認可保育所の園長を10年ほど経験したことがある。小さな保育所だったので、100人程度の卒園児を送り出したにすぎないが、未信者家庭の子どもたちの多くが信仰を持つに至った様子には大変励まされていた。

幼い子どもにとって、信仰はすでに彼らの中に備えられているようだった。低い視座から、天地を造られた偉大な神様に、親しく、大胆に祈りをささげるさまは、それからの私の人生の目標になってきた。

家庭の事情で保育所を閉じてから20年以上が過ぎたが、最近、人のエンディングに関わるようになり、幼子のような信仰の姿勢を、弱さを抱える高齢者から学ぶことが多くなったように思う。

日本では、平均寿命が延びて世界一の長寿国になったが、同時に平均寿命と健康寿命の差が10年近くあることがよく語られるようになった。

誰かに助けてもらわないと生きていけない時代が10年近くもある。その間、成長して高い視座を得ていく過程とは逆に、弱さを抱えながらゆっくりと死に向かい、視座を低くされる時間を長く味わうことになる。

誰も体の機能が衰えることを望んではいない。できていたことが次第にできなくなり、死に向かっていくのを受け入れるのはつらいことである。しかし、一方で、図らずも視座を低くされ、信仰を得て永遠のいのちの恵みに浸る人もいる。

体のすべての機能が衰え、死を待つばかりの人が、低い視座より、自分の人生に感謝し、天の御国に希望を抱き、天地を造られた神様に大胆に祈る姿は、残される家族だけでなく、多くの人々に慰めと励ましを与える。

そして、そのような姿勢を持って召されていく人の死は、関わる人々の心に永遠の希望という「豊かな実」を備え結ぶ。

まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。(ヨハネの福音書12章24節)

この言葉は、直接的にはイエス・キリストが十字架にかけられ、死んで葬られた後、墓より復活され、そのことが多くの人々に永遠の希望を与えることを示している。しかし、キリストを信じ、希望を持って召されていく人を通しても、同じことが起こる。

私たちは、死に向かう弱さの中で、視座を低くされることを感謝して受け入れたいものである。すべてを失っても、信仰と希望と愛は、いつまでも残る。そして、それらは残されるものへの大切なプレゼントとして受け継がれていくだろう。

<<前回へ     次回へ>>

◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:広田信也ブレス・ユア・ホーム
  • ツイート

関連記事

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(45)良いものは確かに良い 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(44)牧師とつながる喜び 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(43)高齢者に寄り添う地道な働き 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(42)「終活」事情の変化 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(41)お話し相手・付き添いサービス 広田信也

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 英宣教学者「2026年は記憶する限り最も霊的に開かれた年になる」

  • ダビデの幕屋の建て直しを 東京・御茶ノ水キングダム祈祷会、1月31日からスタート

  • 「ひふみん」で親しまれた加藤一二三氏死去、86歳 カトリックの将棋棋士

  • 「われわれは暗闇の中にいる」 抗議デモの拡大に伴うイラン人キリスト教徒の恐怖と孤立

  • ロバート・カンビル氏死去、聖書協会世界連盟総裁など歴任 日本ケズィックでも講演

  • 「罪のない最も弱い存在を殺す行為」 中絶反対を訴え行進、マーチ・フォー・ライフ

  • ワールドミッションレポート(1月25日):ジンバブエ 闇を照らす「紙の宣教師」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(240)一神教と多神教の違いを軽率に扱いたくない 広田信也

  • 無料オンライン講座「キリストの基礎知識コース」第11期受講者募集 2月14日開講

  • ワールドミッションレポート(1月26日):タンザニアのマテンゴ族のために祈ろう

  • 「罪のない最も弱い存在を殺す行為」 中絶反対を訴え行進、マーチ・フォー・ライフ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(240)一神教と多神教の違いを軽率に扱いたくない 広田信也

  • 「ひふみん」で親しまれた加藤一二三氏死去、86歳 カトリックの将棋棋士

  • 「われわれは暗闇の中にいる」 抗議デモの拡大に伴うイラン人キリスト教徒の恐怖と孤立

  • 神にあって歩む人生の生き方 万代栄嗣

  • ロバート・カンビル氏死去、聖書協会世界連盟総裁など歴任 日本ケズィックでも講演

  • 無料オンライン講座「キリストの基礎知識コース」第11期受講者募集 2月14日開講

  • 英宣教学者「2026年は記憶する限り最も霊的に開かれた年になる」

  • ワールドミッションレポート(1月25日):ジンバブエ 闇を照らす「紙の宣教師」

  • ドニー・マクラーキン牧師の件で日本の皆さんに伝えたいこと

  • いのちのことば社元職員が不適切な会計処理、数千万円規模か 社長は引責辞任へ

  • いのちのことば社、元職員の不適切な会計処理巡る質問・意見への回答を公表

  • 米福音派の著名作家、フィリップ・ヤンシー氏が不倫を告白 執筆・講演活動から引退

  • 米のベネズエラ攻撃・大統領拘束に対する現地の福音派キリスト者の反応

  • ドニー・マクラーキン牧師の件で日本の皆さんに伝えたいこと

  • 「ひふみん」で親しまれた加藤一二三氏死去、86歳 カトリックの将棋棋士

  • 「信徒の友」「こころの友」などが休刊へ、日本キリスト教団出版局の事業整理・縮小で

  • 世界最悪は北朝鮮、死者が最も多いのはナイジェリア 迫害国50カ国まとめた報告書発表

  • 英ポルノ女優リリー・フィリップスさんが受洗 心からの回心?売名行為? 真意巡り議論

  • 日本聖書神学校、2026年度から「基礎科」新設

編集部のおすすめ

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.