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日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(42)「終活」事情の変化 広田信也

2018年3月22日19時34分 コラムニスト : 広田信也
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関連タグ:広田信也ブレス・ユア・ホーム

「終活」という言葉は、2009年ごろに週刊誌で初めて使われた新しい用語で、まだ10年もたっていない。しかし、高齢化が急速に進む中、「終活本」などと呼ばれる書籍が幾つも出版され、世間一般に急速に広まり、今では日常的に使われるようになった。

かつて20世紀初頭においては、平均寿命は45歳程度、子どもが多くて10人という時代だったので、分担して親の老後の世話や故人の後始末を行うことは当然であったに違いない。「終活」の必要もなかったのだろう。

しかし、現代のように90歳近くまで生きて、子ども1人が珍しくない時代では、あまりにも長い老後をどう生きるかが大きな課題になった。何より子どもへ大きな負担はかけられない。

そこで、残される家族が困らないための終活を始めると、これが膨大な内容になる。介護、医療、老後の生活費、遺産相続、葬儀、お墓など、心配しだすと切りがない。活況化しているエンディング産業からの情報も増えている。

定年退職をして、老後はのんびり過ごそうと思ったら、「終活」でかえって忙しくなり、疲れてしまったという声も聞く。いわゆる「終活疲れ」という言葉まで現れた。

確かに、「死」は誰にでも必ずやってくる。準備すべきことはたくさんある。しかし、何十年も「死」に備えてあくせくするよりは、生きている間、いかに充実した人生を生きるかを考えようとする傾向が、最近の「終活」には多くなってきた。

ただ、ことが「終活」である以上、「死」を前提としている働きであることには違いない。弱さを抱え「死」を受け入れていく中で、どのように生きるか、といういわゆる「死生観」が一層問われる働きになっている。

最近、私自身でも「終活セミナー」を各地で開かせていただくようになった。ここ数年、葬儀の事前相談から宣教拡大の可能性を見せていただいたことで、未信者や教会を離れた方々に、さらに寄り添いたいと願ってのことだ。

既に130件ほどの葬儀を経験させていただいたとはいえ、企業を定年退職してから牧師になったこともあり、経験不足は否めない。何をもってセミナーにするのか思案していた。

そのような中、クリスチャンが「死」を目前にして、天国を仰ぎ見て希望に満たされていく姿を何度か見させていただいた。「死」という極限の弱さの中に神様の恵みが満ちていくさまには、人の生きる姿勢をあらためて問いただす力がある。

キリストを信じて「死」を受け入れるとき、一般的によく耳にする「安らかな死」のレベルをはるかに超える大きな平安と希望に包まれる時がある。遺族は悲しみの中にも大いに驚き、慰められ、また自身でも信仰に導かれていく。そのような体験を基にセミナーをさせていただくことにした。

聖書の中には、弱さについての記述が多い。何より、イエス・キリスト自身が弱さの極限である「死」を体験され、3日目に永遠に生きるからだでよみがえったことが史実として記されている。

信仰を持つというのは、このイエス・キリストの「死」と「いのち」の中に一体化されることを意味する。極限の弱さである「死」を体験する人だけが知る「いのち」の希望がそこにある。

残念なことだが、復活や天国の希望をあまり語らない牧師がいるという。確かに元気に生きている間は、「死」に至る弱さを実体験するのは難しい。できれば避けて通りたいと思うのが常である。しかし、極限の弱さを通してのみ知り得る神様の恵みは、復活や天国の希望を現実のものにしてくれる。

「死」という弱さの極限に向かう人々に寄り添いながら、そこに溢れる神様の恵みを多くの皆さんと分かち合う働きを全国に展開し、実りある「終活」を日本に根付かせたいものである。

「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」(Ⅱコリント12章9節)

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◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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