Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ダビンチのキリスト画「サルバトール・ムンディ」 美術品史上最高の506億円で落札

2017年11月17日17時16分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:アメリカレオナルド・ダビンチ
レオナルド・ダビンチ サルバトール・ムンデ+
レオナルド・ダビンチ作「サルバトール・ムンディ」(1500年ごろ、油彩)

レオナルド・ダビンチが描いたと考えられている約500年前のイエス・キリストの肖像画が15日、米ニューヨークで行われた競売で、美術品としては史上最高の4億5030万ドル(約506億円)で落札された。世界最大手の競売会社クリスティーズによって売りに出され、未公開の買い手は4億ドル(約450億円)の値を付けたが、手数料などの追加料金を加えると総額で4億5030万ドルに上り、当初の落札予想価格1億ドル(約112億円)を大きく上回った。

落札されたのは「サルバトール・ムンディ」(「救世主」の意味)と呼ばれる油彩画。ダビンチによる「救い主キリストの傑作」と紹介され、かつてはチャールズ1世やチャールズ2世、ジェームズ2世ら、歴代の英国王が所有していた。

入札は2億4千万ドル(約270億円)から始まり、徐々に高値が付けられていった。4億ドルで入札が行われると室内の競売人らは皆、固唾(かたず)をのんだが、歴史的瞬間を目の当たりにして喜んだという。

この作品は「モナ・リザ」の男性版とも呼ばれ、鮮やかな青と真紅(しんく)のローブに身を包んだキリストが、祝福の印として右手で天を指し、左手には地球の形をした水晶玉を持っている。

「サルバトール・ムンディ」は、1763年に競売にかけられた後、長い間所在が分からなくなっていた。1958年にロンドンで行われた競売で、米国の収集家が45ポンド(約6600円)で買い取ったが、その時は贋作(がんさく)と考えられていた。2005年に再び売りに出され、新しい所有者が約6年にわたる鑑定を行った結果、本物であることが分かった。

さまざまな報告書によると、この作品は1500年代に描かれたもので、ダビンチにとっては「ただの非公式な作品」だったと考えられている。ダビンチは1519年にこの世を去っており、現存するダビンチによる絵画は世界で20点に満たない。

オールド・マスター(古い大画家の作品)や19世紀の美術の専門家であるティモシー・ハンター博士は英BBC(英語)に、この作品は「21世紀で最も重要な発見」だと語った。

「最後の巨匠ビンセント・ファン・ゴッホによる『ひまわり』(1888年)の1987年の落札記録を、完全に破っています。時として記録が破られることはありますが、これほどの差がつくことはありません。ダビンチが描いた油絵は20枚足らずで、多くは未完成ですから、この作品は極めて希少です。私たち専門家は大喜びしています」

ゴッホの「ひまわり」は1987年、日本の安田火災海上保険(現・損保ジャパン日本興亜)が、1枚の絵画としては当時最高額となる約3990万ドル(当時の為替で約53億円)で落札した。それまでの最高額は、85年に落札されたアンドレア・マンテーニャによる「東方三博士の礼拝」(1462年)の約1200万ドル(同約15億9千万円)で、それを大きく上回ったことから注目を集めた。

一方、「ひまわり」の記録はその後すぐに破られており、「サルバトール・ムンディ」が今回の記録を出す前は、競売では2015年に約1億7940万ドル(約202億円)で落札されたパブロ・ピカソの「アルジェの女たち」(1955年)が、個人売買では14年と15年にそれぞれ約3億ドル(約338億円)で売却されたポール・ゴーギャンの「いつ結婚するの」(1892年)と、ウィレム・デ・クーニングの「インターチェンジ」(1955年)が最高額だった。

「サルバトール・ムンディ」の前所有者は、ロシアの大富豪収集家、ドミトリー・E・リボロフレフ氏で、13年に個人売買により約1億2750万ドル(約143億5千万円)で購入したと報じられている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:アメリカレオナルド・ダビンチ
  • ツイート

関連記事

  • レオナルド・ダビンチのキリスト画が競売に 落札予想価格110億円超

  • 教会がレゴ7万8千個で「最後の晩餐」 子ども約70人が参加

  • 「最後の晩餐」から見る中世と現代 西洋中世学会の若手研究者がセミナー

  • モーセの「十戒」刻んだ世界最古の石板、9600万円で落札

  • 神を創造者と書いたアインシュタインの手紙、約900万円で落札

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.