Skip to main content
2021年4月16日23時29分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
イスラム国(IS)

イラクのキリスト教徒、2年ぶりに帰還 ISに破壊された教会で礼拝

2016年11月22日16時51分 翻訳者 : 小又香織
  • ツイート
印刷
関連タグ:イラクイスラム国(IS)
イラクのキリスト教徒、2年ぶりに帰還 ISに破壊された教会で礼拝+
過激派組織「イスラム国」(IS)の支配から解放された、イラク北部の町バーテリアにあるマート・シモニー・シリア正教会で、荒らされた教会内を整理するキリスト教の聖職者ら(写真:ア・デマンド・フォー・アクション=ADFA)

キリスト教徒が多く住むイラク北部ニネベ平野にある町ケラムリスでは、キリスト教徒たちが徐々に、この自分たちの故郷へ帰る動きを見せている。過激派組織「イスラム国」(IS)の支配下となってから2年以上が経過しており、人々は期待とは裏腹に、汚され変わり果てた教会、損傷を受けた家々を目の当たりにした。

11月半ば、ケラムリスにある聖アダイ教会の鐘が、2014年8月以来、約2年ぶりに鳴らされた。しかし、AP通信によると、教会の懺悔(ざんげ)室はただの個室に変わり果て、墓は壊され、赤い祈りの椅子は燃やされていた。

「これ(鐘が鳴ったこと)は素晴らしかったです。鳥肌が立ちました。私たちにとってこの鐘は、大きな意味があります」。妻と一緒にケラムリスの自宅を確認しに来た住民のサヒル・シャモーンさんはそう語った。しかし、この地域では家屋のほとんどが破壊された。「私は大きな悲しみを感じています。いつ戻って来られるのか。また、戻って来ること自体できるのか分かりません。子どもたちのことを考えると、彼らは果たして、この地に将来希望を見いだせるのだろうか、と思います」

タベット・ハビブ司祭は、日曜日の礼拝を導いたが、人々が礼拝堂を歩くたびに、壊れたガラスを踏む音が響き渡ったという。

ケラムリスは、モスルの南東約30キロに位置する、古くからあるアッシリア人の町だが、ISがモスルと周辺地域を奪取し、ケラムリスを2カ月間侵攻した後、住人の大部分は避難した。

モスル奪還作戦を続けるイラク軍は10月末、ISからケラムリスを奪還した。しかし、家屋の大部分は破壊され、多くの住民はイラクのクルド地方でテント生活を余儀なくされ、何百人もの人々が、近隣諸国や欧州、米国やその他の国々へ逃れた。

イラク最大のキリスト教徒の町の1つであるカラコシュは、モスルの南東約30キロにある。カラコシュもまた、10月にISの支配下から自由になったばかりだが、故郷に帰還した住民らは、ISによって破壊された家々や教会を目の当たりにした。町は、崩れ、弾丸の穴だらけになった建物ばかりが並ぶ、すっかり変わり果てた姿になってしまっていた。

アッシリア人のキリスト教団体「アッシリア・ユニバーサル同盟」(AUA)の米国支部は最近、公開書簡を出し、ドナルド・トランプ次期米大統領に祝意を伝えた。トランプ氏は選挙期間中、ISを壊滅させるなどと語っており、公開書簡は、中東で現在も進行中のISによるキリスト教徒の大量虐殺について注意を喚起し、トランプ氏に約束を果たすよう求め、またイラクのキリスト教徒たちが故郷に帰還するための支援を促す狙いだ。

イラクのキリスト教徒、2年ぶり故郷に帰還 ISに破壊された教会で礼拝
イラク北部の町バーテリアにある黒く焼け焦げた教会(写真:ア・デマンド・フォー・アクション=ADFA)

AUA米国支部のカルロ・コークタペフ・ガンジェ氏は、異なる教派のキリスト教徒らからなるアッシリア人は、イラク、シリア、トルコ、イランの各国に昔から住む人々であり、「ISが中東で勃興して以来、ISによる虐殺の被害者である」と述べている。

イラクのアッシリア人は、長い間、ISによる人権侵害、虐殺、暴力などの人権に関わる犯罪の被害者として苦しみ続けてきた。

AUAのヨナサン・ベトコリア事務総長は声明で、「女性と子どもに対するレイプと殺人、高齢者の虐殺、アッシリア人の所有地の支配、アッシリア人への移住の強要、また彼らを人間の盾として使うことは、これらのテロ集団の犯罪のほんの一例に過ぎません。残念なことに、これは、国際人権機関やアッシリア人を擁護する国々などによって、まだ主張されている(具体的に対策が始まっていない)ということなのです」などと訴えた。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イラクイスラム国(IS)
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • イスラム国を赦したイラク人キリスト教徒の少女「家に帰るのが楽しみ」

  • カルデア総大司教、「イラク教会協議会」の創設を提案

  • イラク出身の女性キリスト教徒が著した2千年にわたる貴重な通史 『イラクのキリスト教』

  • イラク政府軍、北部キリスト教徒の地域をISから奪還へ 喜び・懸念や「赦せぬ」との声も

  • イラク議会、ニネベ平原にキリスト教徒居住地区をつくる計画に反対

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ヒルソング・ダラス教会が閉鎖へ、牧師夫妻が献金を私生活に不正使用し辞任

  • 愛知県豊田市の教会でクラスター 大村知事、語気強め「極めて遺憾」連呼

  • ペンス前米副大統領が保守派団体設立 プロライフ政策、信教の自由など推進へ

  • 韓国クリスチャントゥデイ、キリスト教の「新聞・ネットメディア」分野で総合1位

  • 救い・SOZOとは(1)考え方を変える 加治太郎

  • 日本を愛する日本人でありたい 安食弘幸

  • 怒りで心が爆発しそうなとき 菅野直基

  • 21年度「津田梅子賞」募集開始、女性の未来開く個人・団体、先駆的な女性ら顕彰

  • イエズス会神父がパワハラか、女性信者が適応障害に 日本管区が調査委設置

  • オンライン礼拝への移行が教会外の人々とつながる助けに 英で報告書

  • 愛知県豊田市の教会でクラスター 大村知事、語気強め「極めて遺憾」連呼

  • イエズス会神父がパワハラか、女性信者が適応障害に 日本管区が調査委設置

  • 神戸女学院大学、新学長に中野敬一氏 「愛神愛隣で学びを他者のために用いる教育へ」

  • ティム・ケラー牧師が語る「死と復活の希望」 末期がんの闘病生活の中で新著出版

  • ヒルソング・ダラス教会が閉鎖へ、牧師夫妻が献金を私生活に不正使用し辞任

  • クリスチャン投資家ビル・ファン氏のアルケゴス社めぐる取引で最大1・1兆円の損失 野村HDなどにも影響

  • 西日本福音ルーテル教会、礼拝休止を休業扱いしコロナ助成金受給 検証委設置へ

  • 英フィリップ殿下死去、カンタベリー大主教「キリスト教奉仕の優れた模範示した」

  • 日本を愛する日本人でありたい 安食弘幸

  • 関東学院大学、新学長に小山嚴也氏 前経営学部長

  • クリスチャン投資家ビル・ファン氏のアルケゴス社めぐる取引で最大1・1兆円の損失 野村HDなどにも影響

  • 愛知県豊田市の教会でクラスター 大村知事、語気強め「極めて遺憾」連呼

  • イエズス会神父がパワハラか、女性信者が適応障害に 日本管区が調査委設置

  • オウム元幹部に牧師が語る「罪人が新しくされるキリスト教の力」

  • 西日本福音ルーテル教会、礼拝休止を休業扱いしコロナ助成金受給 検証委設置へ

  • 神戸女学院大学、新学長に中野敬一氏 「愛神愛隣で学びを他者のために用いる教育へ」

  • ティム・ケラー牧師が語る「死と復活の希望」 末期がんの闘病生活の中で新著出版

  • ジャスティン・ビーバー、イースターに率直な信仰歌った新EP「フリーダム」リリース

  • 神父の言葉で決意 河井克行元法相、無罪主張から一転買収認める

  • ジャスティン・ビーバー、牧師と刑務所訪問 「神に対する見方、恐れから愛に変わった」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.