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刑務所伝道シリーズ

刑務所伝道シリーズ(15)東京に相談センター「罪人の友」日本橋ミニストリーオフィスがオープン

2016年8月10日20時31分
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関連タグ:進藤龍也「罪人の友」主イエス・キリスト教会
刑務所伝道シリーズ(15)東京に相談センター「罪人の友」日本橋ミニストリーオフィスがオープン+
新しくオープンした相談センター「罪人の友」日本橋ミニストリーオフィスで

前科7犯、元ヤクザの進藤龍也牧師(罪人の友主イエス・キリスト教会[通称:罪友])が、東京の繁華街、日本橋に相談センターをオープンした。「この辺りは、私が最後に捕まった場所。捕まった後、刑務所で聖書に出会い、私の人生は大きく変わりました。今回、ここで相談センターをオープンすることになったのも、神様の導きと愛を感じますね」と進藤牧師は語る。

相談センターのあるこの場所は、中古車オークションなどを行う株式会社オーネストのオフィス。オーナーでクリスチャンの小澤倫平氏が「この場所を主のために使いたい」と祈り求めていた。小澤さんは、東日本大震災による被害を受けた石巻地区で、伝道をする傍ら、さまざまな支援を行っている。

震災直後から石巻を支援している進藤牧師は、現在も年に数回同地を訪れ、講演会などを行っている。講演会の際に小澤氏と知り合った進藤牧師は、小澤氏との会話の中でこの場所と巡り合った。

「私の教会は埼玉にあります。相談をするにも、地理的に気軽に来られる場所ではありません。御茶ノ水でも週に一度礼拝をしていますが、やはりゆっくりと相談をする場としては難しい面があるのを感じていました。東京のど真ん中にこのような場所をお借りすることができたのは、本当に感謝です」と進藤牧師は語る。

相談は月に1度。金曜の夕方から夜にかけて。進藤牧師のメールや電話には、毎日相談の電話があるが、教会の年間100人ほどの新来会者のうち、3割が相談者だという。東京の真ん中に相談する場所があれば、救いの道が少しでも広がりを見せるのではないかと期待を寄せる。相談内容の多くは、罪を犯してしまった人の家族や親類から。本人から「どうしたらよいか分からない」といった相談も多く、こうした人々と教会の外で会うよい場となりそうだ。「特に、薬物依存者の相談、支援は急務だと考える」と進藤牧師は話す。

今後は、進藤牧師夫人の由美牧師による女性へのカウンセリングも行う予定だ。「女性の依存者も意外と多い」と進藤牧師は話す。

刑務所伝道シリーズ(15)東京に相談センター「罪人の友 日本橋ミニストリーオフィス」がオープン
洗礼式を行う進藤龍也牧師。今年も名栗川で行われた洗礼式では、2人の元受刑者が洗礼を受けた=6日

今年1月、罪友に突然やってきたヨシオさん(仮名)も、薬物経験のある1人として奉仕に当たる。半年以上が過ぎた今の生活を聞いてみると、「疲れることも多いが、今の生活はとても充実していると感じています。元の生活にはもう絶対に戻りたくない」と話す。

15歳まで実家で両親や兄弟と住んでいたヨシオさん。家を出てからは、水商売をし、暴力団に入り、薬の売人などもしていた。進藤牧師のことはユーチューブで知った。組をやめたい、薬もやめたいと思っていたときに、意を決して教会へ。直後から、教会での住み込みを始めた。

「周りの人が、本当によくしてくれる。僕の顔を見たことのない多くの人から、支援の物資や献金が届く。不思議でたまらなかった」と話す。「神様に守られて今があると実感する。僕のような人間でも、今こうして生きている。迷っている人は、ぜひ相談してほしい」と訴える。

ヨシオさんは今後、介護の職業訓練を受け、介護の仕事に就く予定だ。「いつかお金が貯まったら、日本とアメリカで賛美をしながら土地を巡る旅をしてみたい」と、キラキラと目を輝かせ、夢を語ってくれた。

昨年7月、お茶ノ水クリスチャン・センターで行われている「ザアカイの家」にやって来たTさん。罪友での住み込み生活を終え、現在は近くのアパートで独立した生活を送っている。

罪友メンバーが営む会社で、塗装工として現在も働いている。毎日、朝早く仕事に出掛け、帰宅すると自炊して夕食をとる。時間があるときは罪友の集会に顔を出し、メンバーとの交わりを楽しむ。

「こんなに長く仕事が続くのは、奇跡だと思う。主の御業としか思えない。この1年は、あっという間だった。組から逃げ出してきて、教会での生活を始め、就職して、自活を始めた。神様に何が何でもしがみついて、生きていきたい」と話す。誰よりも礼儀正しく、話すときは笑顔も忘れない。

「なるべく無駄遣いをしないようにしている」。以前は闇の世界で桁違いに稼いでいたであろうその姿は、全く見せない。進藤牧師を慕い、「進藤先生に背格好がよく似てきましたね」と声を掛けると、うれしそうに笑った。

「1年前の私と同じような境遇の人に、一言でも二言でも声を掛けたいと思う。先生が言うように『人は誰でもやり直せる』のだと思う。悩んでいる人は、ぜひ相談に来てほしい」と話した。

罪友恒例の名栗川での受洗式でも今年、2人の元犯罪者が救われた。「人が救われて、幸せ顔を見るのはやっぱりうれしいね」と進藤牧師は話す。

「罪人の友」日本橋ミニストリーオフィスの今後の予定は次の通り。飛び込み相談も可能だが、できるだけ予約を。特に女性の相談は要予約。

場所 「罪人の友」日本橋ミニストリーオフィス
東京都中央区日本橋3丁目7−7 日本橋アーバンビルヂング2階
株式会社オーネスト東京支店内
問い合わせ 090・9332・1413(進藤)
メール [email protected]
相談日 8月12日、9月9日、10月21日、11月4日、12月2日
※相談は午後4時から。午後6時から食事と聖書勉強会(食事は持参のこと)

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関連タグ:進藤龍也「罪人の友」主イエス・キリスト教会
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