「伝道なくして日本の教会の未来はない」 全日本リバイバルミッション、47都道府県で伝道集会開催

2016年6月7日23時17分 印刷
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会場には地元の消防署や警察署、銀行などの職員も多数参加。「初めて教会に来た」という人だけでも約60人ほどが集まった。歓迎のあいさつを述べる炎リバイバル教会事務局長の篠原元さん=3日、同教会(東京都足立区)で

全日本リバイバルミッションは、創設者である故・滝元明、故・田中政男両牧師が「巡回伝道者」として日本全国で福音を伝えたことに倣い、「伝道なくして日本の教会の未来はない」と2016年を巡回伝道の年とし、「47都道府県巡回伝道」と題した伝道集会を、3月から各地の教会を回って開催している。

3日には、東京会場の炎リバイバル教会(東京都足立区)で集会が開かれ、ゲストの世界的ギタリスト、井草聖二さんによるコンサートタイム、有賀喜一牧師(全日本リバイバルミッション代表)によるメッセージタイムの時が持たれた。同教会員の呼び掛けで、会場には地元の消防署や警察署、銀行などの職員も多数参加。「初めて教会に来た」という人だけでも約60人ほどが集まった。

同教会事務局長の篠原元さんが歓迎のあいさつを述べ、集会の祝福の祈りをささげた後、会場全体で全日本リバイバルミッションのテーマ賛美「すべてが生きる」を斉唱。井草さんが登場すると、会場からは大きな拍手が起こった。

井草さんは、「sunday morning」「Windmill」などのオリジナル曲、「アメージング・グレイス」などの賛美歌全5曲を演奏。井草さんが弾くのは、鉄の弦が張られたアコースティックギターで、通常は伴奏に用いられる楽器だが、井草さんは歌は全く歌わないソロギターというスタイルで演奏した。会場の参加者の半数以上がソロギターを聴くのはこの日が初めてで、井草さんはまずソロギターが「バンドに使用されるピアノ、ベース、ドラムなどの楽器を全てギター1本で表現する演奏法」であると解説。約20人のビッグバンドで演奏されることの多いジャズのスタンダード「スウィングしなけりゃ意味ないね」を、実際にギター1本に凝縮して披露すると、会場からは感嘆の声が上がった。

「伝道なくして日本の教会の未来はない」 全日本リバイバルミッション、47都道府県で伝道集会開催
演奏の合間に、アメージング・グレイスの作詞秘話や、自身がギターを始めたきっかけと神の愛を体験した証しを話す井草聖二さん

演奏の合間には、アメージング・グレイスの作詞秘話や、井草さんがギターを始めたきっかけと神の愛を体験した証しを語った。実家が教会である井草さんは、教会の息子ということで心無い中傷を受け、中学3年生になると学校に通えなくなってしまった。そんな時に、礼拝堂に転がっていたギターを何気なく手にしたのが始まりだったという。

引きこもっていた時期には、反抗期と重なって礼拝からも遠ざかっていたが、ある時、友人が自分のためにずっと祈っていてくれたことを知り、井草さんは、幼い頃から聞かされていた神の愛を初めて体験することができたそう。ギターと出会って自信が付き、友人を通して人に心を開くことができるようになった井草さんは、「中学生の時の僕からすれば、こうして人前で演奏していることなどありえなかった」と笑顔で話した。

井草さんの見事な演奏に感化されてか、マイクを渡された有賀牧師は、賛美歌「輝く日を仰ぐとき」を、スウェーデン語、韓国語、英語、中国語、日本語で力の限り歌い、この歌詞にある「大いなる御神」はイエス・キリストだけであると力強く宣言。メッセージ全体を通してのテーマは、「絶望から希望への見事な転換」。使徒言行録16章を開き、投獄されたパウロとシラスに出会って人生が全く変えられた看守たちを、69年前に福音を伝えられた有賀牧師自身と重ね合わせ、「見事な逆転劇の秘訣は、イエス・キリストを信じ、体験すること」だと大胆に語った。

物心ついたときから、聞かされるままに八百万の神を受け入れ、お経を唱えること、滝に打たれて罪を洗い流すことを教えられていた有賀牧師は、12歳の時に友人が突然死んだことをきっかけに、「人は死んだらどこへ行くのか、このままでは自分は地獄に行ってしまう」と非常な恐怖心を抱くようになったという。それから2年間、毎日熱心に神社や寺に通って救われる道を求めた有賀牧師だったが、その努力を認めた神主や僧侶がくれた答えは「死んでみないと分からない」。いよいよ死ぬしかないと、機関車の前に飛び込んだものの、線路の合間にはさまって死ぬことができなかった有賀牧師が、上級生に引きずられるようにして連れて行かれたのがキリスト教会だった。

「伝道なくして日本の教会の未来はない」 全日本リバイバルミッション、47都道府県で伝道集会開催
69年前に自身がイエス・キリストと出会った話を、テンポよくユーモラスに語る有賀喜一牧師

スウェーデン人の宣教師から福音を伝えられた有賀牧師は、その晩、神は唯一であること、人間には罪があること、イエスの十字架による贖(あがな)いと復活の勝利、救いは努力によってではなくイエスを受け入れることによって今与えられることへの確信を持った。クリスチャンとなってからは、長い間家族からの迫害を受けた有賀牧師だが、7年後には母親が救われ、がんの癒やしを体験した父親も救われ、現在は兄夫婦を含む親戚75人がクリスチャンだという。

死ぬしかないと絶望した人が、生きる喜びと、永遠の命の約束を与えられる。この見事な転換は、どんな経典、理屈によっても成し得ない。ただ、「主イエスを信じる」ことだけが救いの道であり、人間にはできないことも、イエスが可能にしてくれる。「おためしに、でかまわない。私も69年前、おためしで教会に行き、それから変わらない心でイエスとともに歩んできた。主イエス・キリストに祈ってみませんか」と有賀牧師は最後に呼び掛けた。

全日本リバイバルミッションは、日本の教会の閉塞感を打破し、リバイバルを起こそうと、11月まで47都道府県を巡回して伝道集会を開く。詳細は、公式ホームページまで。

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