リバイバルは家庭の信仰・希望・愛の継承から 第3回幸せな家庭セミナー

2015年3月26日15時35分 記者 : 守田早生里 印刷
+リバイバルは家庭の信仰・希望・愛の継承から 第3回幸せな家庭セミナー
子育て中のクリスチャンにエールを送る坂下牧師夫妻。「子どもとの対話を大切に」と訴える=12日、東京メトロポリタンチャペル(東京・御茶ノ水)で

東京メトロポリタンチャペル(東京・御茶ノ水)で12日、3回目となる「幸せな家庭セミナー」が行われた。親子関係の回復をテーマにした今回のセミナーでは、メッセージを取り次いだ坂下章太郎牧師が、時折自身の子育てのエピソードなども交えながら、家庭における信仰継承の大切さや、子育てで重要となるポイントを聖書から話した。

坂下牧師は冒頭、日本国内の礼拝出席者は、受洗者総数の半数近くに過ぎないこと、さらに礼拝出席者にはまだ受洗していない求道者も含まれていることを取り上げ、「クリスチャンホームで育ち、受洗しても、教会を離れてしまったり、受洗だけして信仰そのものは継承されていなかったり、という方も多いのではないか」と語った。そして、「日本にプロテスタントが伝来して約160年間、しっかりと信仰を受け継いでいっていたならば、今頃、日本は大のキリスト教国家になっていたはず」と話し、少子高齢化という現代の状況も踏まえ、信仰継承の重要性を強調した。

家庭における信仰継承・伝道のあり方について、坂下牧師は「勉強を全て学校任せにしておいてはダメなように、子どもへの伝道を教会任せにしておいてはダメ。家庭での子どもとの対話こそが大切」と語った。また、子どもを神から預かっている親が持つべき姿勢を、旧約聖書のサムエル記に登場する婦人ハンナと司祭エリの姿から語った。

子どもが生まれず苦しんでいたハンナは、「はしために御心を留め、忘れることなく、男の子をお授けくださいますなら、その子の一生を主におささげし、その子の頭には決してかみそりを当てません」(サムエル記上1:11)と祈った。坂下牧師は、母親には子どもを主にささげる姿勢、敬虔な祈りが必要では、と話した。

一方、当時のイスラエルの祭司であったエリには2人の息子がいたが、罪を重ねていた息子たちに、エリは「人が人に罪を犯しても、神が間に立ってくださる。だが、人が主に罪を犯したら、誰が執り成してくれよう」(同2:25)と警告しており、父親には信仰に基づく権威が必要だと語った。

次に、子育てに必要な「5T」と「3L」について話した。「5T」とは、Time(時間)、Together(一緒に過ごすこと)、Talk(会話)、Touch(スキンシップ)、Trust(信じること)の5つ。また、「3L」とは、Lord’s Love(主の愛)、Lord’s Nurture(主の養育)、Lord’s Admonition(主の訓戒)である。このどれが欠けてもならないと坂下牧師は話す。また、「3人の子どもがいたならば、3分の1ずつの子育てを行うのではなく、3人共に100%のものを」と付け加えた。

小さな罪だからと許すのではなく、小さな罪をもしっかり親として信仰をもってしつけをする。坂下牧師は、自身の子どもがまだ幼い頃、近所の子どもたちと一緒に一人の子をいじめているのを見掛けたことを話した。

「それは、一晩寝れば忘れてしまうような小さなことだったのかもしれません。しかし、これを許してはいけないと思った。良いことと悪いことを、しっかりと聖書から教えることが大切」と坂下牧師。最後には、「子どもたちは、受洗してクリスチャンとなった後も多くの霊的な戦いがあるでしょう。しかし、その一つ一つに神様と共に戦っていかなければならないのです。絶対に諦めてはいけません」と話した。

参加者たちは、「耳の痛い話が続いたが、親として、奮起しなければと思った」などと感想を語った。礼拝後には、坂下牧師夫妻を囲んでの軽食会が行われ、子育ての悩みなどを皆で話した。

次回の幸せな家庭セミナーは、「幸福な家庭の法則」をテーマに6月18日(木)に行われる。問い合わせは、東京メトロポリタンチャペル(電話:048・686・9999、ホームページ)まで。

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