ジミー・カーター米元大統領、がん公表も日曜学校で教えることを約束

2015年8月22日20時43分 翻訳者 : 木下優紀 印刷
+ジミー・カーター米元大統領、がん公表も日曜学校で教えることを約束
米ノースカロライナ州ローリーで行われた著書のサイン会でサインをするジミー・カーター米元大統領=2014年4月2日(写真:Mark Turner)

肝臓がんと診断され、脳などにも移転していることを発表しているジミー・カーター米元大統領が、通常通り教会の礼拝に出席し、日曜学校で教えることを約束した。

ノーベル平和賞受賞者でもあるカーター氏は16日、めいが日曜学校で教えるのを聴くために、籍を置く米ジョージア州のマラナタ・バプテスト教会に1時間早く到着した。

カーター氏は12日、肝臓がんが見つかったことを公表。さらに最近、脳にまで移転していることを明らかにした。カーター氏が設立したNGO「カーター・センター」のウェブサイトに掲載された声明には、「最近受けた肝臓の手術から、がんが既に他の臓器に転移していることが明らかになりました。エモリー・ヘルスケアの医師による治療を受けられるように、スケジュールを組み直しています」とつづられている。

しかし、ニュースサイト「アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション」によると、カーター氏はこの日、同教会に到着すると、他の多くの教会員とあいさつを交わし、予定通り「来週の日曜学校で教えます」と約束した。

同教会のウェブサイトによると、カーター氏は、23日午前10時からの日曜学校で教える予定で、現在のところ変更や中止などは発表されていない。変更がなければ、カーター氏は8月30日にも日曜学校で教える予定で、9月と10月にもそれぞれ3日づつスケジュールが入っている。

カーター氏ががんを公表した後、数千人もの人がお見舞いや祈りの言葉を送った。ホワイトハウスはバラク・オバマ大統領とミシェル夫人に代わって声明を発表した。

「この困難の中、以前カーター氏やご家族が何度も見せてくださった恵みと決断力をもって、私たちの思いと祈りは、ロザリン夫人をはじめとするカーター氏のご家族の皆様と共にあります。ジミー、あなたはいまだ闊達(かったつ)です。そして他の全ての米国人と共に、私たちは応援しています」

民主党出身の第39代米大統領であるカーター氏は、「福音派」の初の大統領だといわれ、「born-again(ボーン・アゲイン=新生)」という言葉を米国の政治的語彙(ごい)に導入した人ともいわれている。かつてジョージア州のピーナッツ農夫で、日曜学校の教師をしていたカーター氏の信仰と半生について書いた、ランドール・バルマー氏の著書『Redeemer: The Life of Jimmy Carter』には、「ニクソン政権の頃の堕落の文化によって、米国人は自身の信仰を語る大統領候補者を良く受け入れるようになりました」とつづられている。

同教会は、カーター氏の全ての支援者に向けてメッセージを発表した。

「長年にわたりキリスト教徒としての奉仕をする中で、カーター元大統領は、私たちに人生の試練や困難の中で生きた信仰を保つことを大いに教えてくださいました。同様に、マラナタ・バプテスト教会は、神の霊が『ジミーさん』が受ける予定の治療の間も共にいてくださると強く信じています」

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

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