女性と信仰(20)賢い女、賢い妻⑦―アビガイル「愛する愛」 前田基子

2015年2月20日22時35分 コラムニスト : 前田基子 印刷
関連タグ:前田基子
+前田基子

この女性の美しさ、賢明さは、神様ご自身のお墨付きです。

「この人の名はナバルといい、彼の妻の名はアビガイルといった。この女は聡明で美人であったが、夫は頑迷で行状が悪かった。彼はカレブ人であった」(1サムエル25:3)

どうしてこんな男性と結婚したのか疑問に思いますが、アビガイルは、その名(「わが父は歓喜」の意)のごとくに、「愛する」ことを喜び、楽む女性であったのでしょう。

マグダラのマリヤは、「香油のはいった石膏のつぼを持って来て、泣きながら、イエスのうしろで御足のそばに立ち、涙で御足をぬらし始め、髪の毛でぬぐい、御足に口づけして、香油を塗」(ルカ7:37、38)りました。7つの悪霊は彼女の思いをくらませ、偽りの愛で彼女をもてあそび、身を持ち崩れさせました。けれども、イエス様によって悪の力から解き放たれたとき、彼女は「愛する愛」に生きることにも解き放たれたのです。

「愛する愛」は、イエス様を信じた者全てに与えられています。ところが、「愛する愛」に生きようと意志を働かさなければ、「愛する愛」は、留められてしまうものです。マグダラのマリヤは、「愛する愛」に生きることに挑戦しました。もし彼女が従来から持ち合わせていた愛で、イエス様に近づいたのであるならば、イエス様の後ろにぬかずくことはしなかったでしょう。

イエス様は言われました。「この女の多くの罪は赦されています。というのは、彼女はよけい愛したからです」(ルカ7:47)。「よけい」とは、何でしょう。「愛のわざの量」ではなく、「愛する愛に生きる決意の強さ」ではないでしょうか。(続く

■ 賢い女、賢い妻:(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)

前田基子(まえた・もとこ)

イエス・キリスト緑の牧場教会(東京)で救われ、玉野聖約基督教会(岡山)から献身。生駒聖書学院卒。生駒聖書学院副院長。エリムキリスト教会牧師。ABCラジオ放送「希望の声」・テレホンメッセージ「希望の声」(074・373・3740:ゼロナシ・ミナサン・ミナヨレ)牧師。

関連タグ:前田基子

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。


コラムの最新記事 コラムの記事一覧ページ

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース