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モノに依存する人生からキリストにより頼む人生へ 依存症更生施設「ティーンチャレンジ」の働き

2015年1月22日16時06分
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関連タグ:ティーンチャレンジ木崎智之
モノに依存する人生からキリストに拠り頼む人生へ 依存症更生施設「ティーンチャレンジ」の働き+
教室での学びの風景。食事、洗濯、掃除、作業、運動、シャワーなど時間以外は、全てが聖書の学びや祈り、賛美などの時間になっている。日曜日には、午前と午後に礼拝。まさに「聖書漬け」の生活だ。

さまざまな依存症に悩む人、依存症者を抱える家族は、考えるよりはるかに多い。一方で、「やめたかったら、いつでもやめられるのでは?」と思う人も少なくないだろう。岡山県に施設を構える聖書を主体とした依存症更生施設「ティーンチャレンジ・インターナショナル・ジャパン」の代表で牧師の木崎智之氏に話を聞いた。

ティーンチャレンジは、1958年に米ニューヨークのギャング団へ対する伝道へと導かれたアッセンブリーズ・オブ・ゴッドの青年牧師デイヴィッド・ウィルカーソン氏が設立。少年ギャングたちが奇跡的にイエス・キリストを信じるも、新しい人生を歩めない原因がアルコール・薬物依存にあることに気づき、依存症者がクリスチャンのスタッフと共同生活をして、賛美と祈りとみことばによって依存症から解放されるプログラムを考案し、「ティーンチャレンジ」と名付けた。現在では世界94カ国で1000以上のセンターを運営する超教派の団体となり、共産圏やイスラム教国でも公に活動している。

日本では2005年6月3日に、ティーンチャレンジ・インターナショナル・ジャパンとして、木崎氏が設立。07年1月に沖縄更生センターがオープンし、アルコール・薬物・ギャンブル依存症の男性たちが入学して次々と救われ、解放されていった。これにより、海外で成功しているプログラムが、日本でも可能であることが証明された。また、12カ月のプログラムを修了した生徒のほぼ全員がインターンとなってセンターに残って新入生のケアと指導に当たり、その中からスタッフになる者も出てきた。

13年3月には岡山更生センターをオープン。14年9月には沖縄に新しい施設が与えられ、スタッフトレーニングの場として沖縄センターがリニューアルオープンし、現在に至る。

木崎氏は、中学3年生のときに英国に留学。全寮制の高校で人間関係に悩んでいた頃、対人恐怖症やうつ病になりかけていた。クリスチャンの友人に祈ってもらったところ、奇跡的に回復。このことがきっかけでイエスを信じるようになった。その後、英国内においても若いホームレスの男女が路上で生活をしていることに衝撃を受け、炊き出しのボランティアに参加。しかし、みんながアルコール依存で、薬物もオープンにやっているという炊き出しの現場にさらにショックを受けた。

そんな中、1992年、薬物・アルコール依存症者を聖書と聖霊の力で解放と回復に導いているティーンチャレンジの働きに出会い、いつか日本でもこのような働きをしたいというビジョンが与えられた。その後、フィリピンの神学大学院に留学。帰国してからは精神的な病を患っている人々と働くことの方が多かったが、ついに2004年、神様はビジョンを成就してくださり、05年にティーンチャレンジ・インターナショナル・ジャパンを設立した。

同センターに電話相談、来所相談をする人の中で、何に依存する人が多いのだろうか。木崎氏は「電話での相談はパチンコ依存が多いですね。しかし、センターに入学する生徒は薬物依存者が多いです。最近では、危険ドラッグの割合が圧倒的に増えてきましたね」と話す。

モノに依存する人生からキリストに拠り頼む人生へ 依存症更生施設「ティーンチャレンジ」の働き
食事の支度は自分たちで用意する。好き勝手な生活を送ってきた彼らが、携帯電話やお小遣いのない生活に耐え、自分のことは全て自分でやっている。

センターの一日は、各自のディボーションから始まる。その後、「箴言」を一章読み、その日の目標を設定。食事、洗濯、掃除、作業(1時間ほど)、運動、シャワーなどの時間以外は、全てが聖書の学びや祈り、賛美などの時間になっている。日曜日には、午前と午後に礼拝。まさに「聖書漬け」の生活だ。聖書を開いたことのない学生たちが、素直に聖書を読み、信じるまでには多くの葛藤があるように思えるが、木崎氏は「とにかく聖書を読み、イエス様の御名によって祈ることを勧めます。最初は信じられなかった学生たちも、教会の方々やインターンと話していくうちに、自分もそうなりたいと思うようです」と話す。

「12カ月のプログラムの中で、最初の3カ月が勝負」と木崎氏は話す。好き勝手な生活を送ってきた彼らが、携帯電話やお小遣いのない生活に耐え、自分のことは全て自分でやり、聖書を開いたことのない生活から、聖書と祈りを基盤とした生活へ大きく変わることに順応していけるかどうかが大きな鍵だという。

ティーンチャレンジがまとめた統計では、3カ月耐えた生徒は、残りの9カ月も耐えられるという。精神科などの入院が3カ月であるため、3カ月間、薬物やアルコールを飲んでいないと、依存症が完治したと勘違いして帰宅してしまう学生も中にはいるが、「誘惑を克服する精神力や依存から解放された新しい生活習慣を自分のものにするのに、最低12カ月は練習期間が必要」と木崎氏。12カ月のプログラムを終えた最年少者は18歳、最年長者は42歳だという。

最後に、まさに今、依存症に苦しんでいる人、その家族へのメッセージを尋ねると、「依存症で苦しんでいる方やそのご家族はまさに生き地獄を体験していて、これが永遠に続くのかと思って絶望しておられることでしょう。しかし、聖書に希望があります。イエス・キリストを信じて生まれ変わることによって、まったく新しい人生をスタートすることができるのです。ティーンチャレンジの12カ月プログラムを修了した生徒たちは、やりがいのある仕事に就き、幸せな結婚をしています。岡山センターは随時入学・見学可能ですので、自分だけ、家族だけで悩んでいないで、ぜひご連絡ください」と答えた。

■ ティーンチャレンジ・インターナショナル・ジャパン
〒700−0964 岡山市北区中仙道55−105局留
電話・FAX:086・244・6080
ホームページ:http://www.teenchallengejapan.com
フェイスブック:https://www.facebook.com/TeenChallengeJapan

関連タグ:ティーンチャレンジ木崎智之
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