Skip to main content
2025年6月16日19時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

イスラム国邦人殺害予告、首相「許し難いテロ行為」 国際社会との連携・人命第一の対応強調

2015年1月21日04時19分
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラム国(IS)安倍晋三イスラム教イスラエルシリアエジプト後藤健二
イスラム国邦人殺害予告、首相「許し難いテロ行為」 国際社会との連携・人命第一の対応強調+
訪問先のイスラエルで開いた記者会見で話す安倍晋三首相(写真:首相官邸ホームページで公開された映像より)

イスラム教過激派組織「イスラム国」が20日、日本人とみられる男性2人の殺害を予告する映像を公開したことを受け、安倍晋三首相は訪問先のイスラエルで記者会見を開き、「人命を盾に取って脅迫することは、許し難いテロ行為であり、強い憤りを覚えます」と非難。テロに対する断固とした姿勢を示し、男性2人の解放を強く要求するとともに、国際社会と連携し、人命第一の対応をすることを強調した。

イスラム国はこの日、ユーチューブに「イスラム国:日本の政府と国民へのメッセージ」と題する映像を公開。映像は1分40秒のもので、冒頭にはNHKの国際放送「NHKワールドTV」が18日未明に公開したニュースが用いられており、18日以降に作成されたとみられている。映像は現在、ユーチューブの利用規約に違反しているとして削除されているが、政府は映像が本物かどうか確認を進めている。

映像に映る日本人とみられる男性2人は、昨年8月からイスラム国に拘束されていた千葉市の湯川遥菜(はるな)さんと、国際ジャーナリストの後藤健二さんとみられている。後藤さんは、10月下旬に日本を出国しシリアへ向かい、同29日に帰国予定だったと伝えられているが、連絡が取れない状態が続いていた。ツイッターの更新は23日のものが最後になっている。本紙も原稿について後藤さんとメールでやり取りをしていたが、最後にメールを受信したのは24日夜。それ以来連絡が取れていなかった。

映像では、イスラム国の戦闘員とみられる黒ずくめの男が英語で話し、日本の首相に宛て、「イスラム国から8500キロも離れていながら、自ら進んで十字軍へ参加した。おまえはわれわれの女性や子どもを殺害するために、またイスラム教徒の家を破壊するために、得意気に1億ドルを提供した。だから、この日本人の命の値段は1億ドルだ。また、イスラム国の拡大を止めようと、イスラム戦士と戦う背教者を訓練するために、さらに1億ドルを提供した。だから、このもう一人の日本人の命も1億ドルだ」とし、計2億ドル(約230億円)の身代金を求めた。

イスラム国邦人殺害予告、首相「許し難いテロ行為」 国際社会との連携・人命第一の対応強調
イスラム国が公開した映像。「HARUNA YUKAWA」「KENJI GOTO JOGO」とされる2人の日本人とみられる男性が映っている。

また、日本の国民に宛て、「おまえたちの政府は、イスラム国と戦うために2億ドルを支払うという愚かな決定をした。この日本人たちの命を救うために2億ドルを支払うという賢い判断を、おまえたちの政府に迫る時間が72時間ある。さもなければ、このナイフがおまえたちにとっての悪夢となるだろう」と語っている。

中東を歴訪中の安倍首相は17日、エジプトの首都カイロで行ったスピーチの中で、「イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します」と表明しており、今回の2億円の身代金の要求は、この首相の表明に対するものとみられている。

安倍首相はこの表明について、イスラエルで開いた記者会見では、「わが国が、この度発表した2億ドルの支援は、地域で家をなくしたり、避難民となっている人たちを救うため、食料や医療サービスを提供するための人道支援です」と、人道目的の支援であると説明。2億ドルの拠出を予定どおり行うのかとの質問にも、「国際社会からも高く評価されているこの支援をしっかりと行っていく、この姿勢には全く変わりはありません」と、日本の支援が非軍事分野であることを強調し、支援を予定どおり行う意向を示した。

イスラム国邦人殺害予告、首相「許し難いテロ行為」 国際社会との連携・人命第一の対応強調
トルコとの国境に近いシリア北部の都市アレッポで子どもたちに撮影用カメラを見せる後藤健二さん(写真:インディペンデント・プレス)

仙台市出身の後藤さんは、映像制作会社を経て独立し、1996年に映像通信会社「インディペンデント・プレス」を設立。近年では主にシリアで取材を重ねていた。昨年5月末には、シリア出国を前に本紙のインタビューに答え、「私が取材に訪れる場所=『現場』は、『耐えがたい困難がある、けれどもその中で人々が暮らし、生活を営んでいる場所』です。困難の中にある人たちの暮らしと心に寄り添いたいと思うのです。彼らには伝えたいメッセージが必ずあります。それを世界に向けてその様子を発信することで、何か解決策が見つかるかもしれない。そうすれば、私の仕事は『成功』ということになるのでは」と、自身のジャーナリストとしての使命について語っていた。

日本の英字紙「ジャパンタイムズ」は、後藤さんを知る日本人牧師の話として、「(後藤さんは)固い信念を持ち、伝えるべきことを伝えることに専念していた」「彼は強い正義感があり、そして子どもといった傷つきやすい人々のことを常に気遣っていた」と伝えている。

湯川さんをめぐっては、昨年8月にイスラム国に拘束されたとする映像がインターネット上に掲載されていた。後藤さんは、昨年4月にシリアで取材していた際に湯川さんと知り合ったとしており、NHKが関係者の話として伝えたところによると、後藤さんはその後、「イスラム国に拘束された湯川さんを救出に行く」と話していたという。

関連タグ:イスラム国(IS)安倍晋三イスラム教イスラエルシリアエジプト後藤健二
  • ツイート

関連記事

  • イスラム国、日本人2人の殺害予告 72時間以内の身代金を要求

  • 戦争に行くという意味 後藤健二

  • イスラム国、教会の歴史遺物を収集家に売却 その価値数十億円か

  • オーストラリアの教会、イスラム国の旗を福音のために使用

  • イスラム国の強制改宗拒否し4人の子どもが殉教 イラクの聖公会司祭が語る

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.