Skip to main content
2025年8月18日22時13分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

【映画レビュー】『神は死んだのか』――無神論の教授に挑む大学生 果たして彼は神の存在を証明できるのか?

2014年10月28日17時49分
  • ツイート
印刷
関連タグ:神は死んだのか(映画)無神論
【映画レビュー】『神は死んだのか』――無神論の教授に挑む大学生 果たして彼は神の存在を証明できるのか?+
「イエスは僕の神、僕の友。彼を失望させたくないんだ」と語るジョシュの迷いのない顔が印象的だった。© 2014 God’s Not Dead. LLC

神は死んだのか――。この問いに明確な答えを持っている人は、日本にどれくらいいるのだろうか。

そもそもこの問いが成立するためには、それ以前に「神は生きている」あるいは「生きていた」という前提がなくてはならない。「神の存在証明」は、キリスト教界にとどまらず、古代から問われてきた大きな問題であった。だが、19世紀にドイツの哲学者ニーチェが「神は死んだ」と宣言して以来、ニーチェの著作を一冊も読んだことがない人にまで、この宣言が大きな影響を及ぼしてきたことは否定できない。

「私は無神論者だ」と声高に生徒の前で宣言するラディソン教授もその一人だ。カミュ、フロイト、チョムスキーなどの著名な哲学者たちはみな無神論者であったという事実が彼を支えている。ラディソン教授の講義を聞くためには、「神は死んだ」という宣言書を書き、教授と同じ考えであることを示さなくてはならない。

講義で前に立ち、話をするのは教授だ。講義の中では教授が一番賢く一番偉い。単位を取るため、学生は何の疑問も抱かずにペンを取り、白紙に「神は死んだ」とサインを書いていく。しかし、ジョシュ・ウィートンたった一人が「僕はクリスチャンです。書くことはできません」と静かに声を上げた。

「神は死んだ」と書くか、神の存在を全生徒の前で証明するか。2つの選択肢を突きつけられたジョシュは、「ですから、わたしを人の前で認める者はみな、わたしも、天におられる私の父の前でその人を認めます。しかし、人の前でわたしを知らないと言うような者なら、わたしも天におられるわたしの父の前で、そんな者は知らないと言います」という聖書の言葉に勇気を得て、後者を選び取る。

【映画レビュー】『神は死んだのか』――無神論の教授に挑む大学生 果たして彼は神の存在を証明できるのか?
「神は死んだ」と書くか、神の存在を証明するか選択を迫られるジョシュ © 2014 God’s Not Dead. LLC

「教授は神を訴える者。僕は神を弁護する者。講義を聴くみなさんは、陪審員です。どちらが正しいかジャッジしてください」。図書館でたくさんの本を借り、教授の説を覆す説を探す。有神論を信じる哲学者や科学者の説を引用して、反論を試みていく。

「あの講義での神は私だ。逆らい続けるならば、お前の将来をつぶしてやる」とささやく教授。「人生で誰が一番大事なのか決めてちょうだい」と迫る彼女。大学の一講義におけるジョシュの挑戦は、彼自身の人生そのものをも揺るがしてゆく。

一方、ジョシュだけでなく、彼が声を上げたことで、彼が気が付いていないところでも神は事を動かし始める。神という言葉すら初めて聞く中国人留学生、熱心なイスラム教徒の父親に隠れ、キリスト教の伝道者フランクリン・グラハムのメッセージを聞く女子学生、クリスチャンに攻撃的な記事を書いて人気を得ている女性記者、無神論者の夫との不一致に苦しむ妻・・・。

【映画レビュー】『神は死んだのか』――無神論の教授に挑む大学生 果たして彼は神の存在を証明できるのか?
「お前の道を閉ざしてやる」と脅しをかけるラディソン教授 © 2014 God’s Not Dead. LLC

ラディソン教授が言うように、神は死んだのか。それとも、ジョシュが言うように、神は生きているのか。その問いが、哲学や科学といった自分自身とは切り離されたところにある問いではなく、一人の人間としての自分に突き付けられるとき、あなたが導き出す答えはどちらなのか、劇場でぜひ確認してほしい。

2014年3月に全米公開されるや、3日間で600万人以上を動員した本作。全米の大学で実際に起こった数々の訴訟事件をベースに映画化された。作中には、米国で大人気のクリスチャン・ロックバンド「ニュースボーイズ(Newsboys)」や、人気TV番組『DUCK DYNASTY』に出演中のクリスチャン実業家・ウィリー夫妻も実名で特別出演。米社会におけるキリスト教の位置付けが日本とは少し違うことが分かる映画ともなっている。

映画『神は死んだのか』は12月13日から、ヒューマントラストシネマ有楽町&渋谷ほか、全国で上映される。

関連タグ:神は死んだのか(映画)無神論
  • ツイート

関連記事

  • 映画『神は死んだのか』続編、来秋〜再来年公開に期待 次期作『Do You Believe?』は撮影中

  • 無神論教授 VS 大学生 映画『神は死んだのか』日本で12月全国公開

  • よくある無神論者の10の主張とそれに対する答え方(1)

  • 全米大ヒット映画『天国は、ほんとうにある』、12月日本公開決定(動画あり)

  • 教皇フランシスコ「無神論者も救済の対象」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(1)思い煩いを主に委ねる 加治太郎

  • 聖書のイエス(15)「わたしだ。恐れることはない」 さとうまさこ

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • メディアに取り上げられるキリスト教のイメージを改善する4つの方法

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.