Skip to main content
2021年1月16日20時32分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

【映画レビュー】『神は死んだのか』――無神論の教授に挑む大学生 果たして彼は神の存在を証明できるのか?

2014年10月28日17時49分 執筆者 : 新庄れい麻
  • ツイート
印刷
関連タグ:神は死んだのか(映画)無神論
【映画レビュー】『神は死んだのか』――無神論の教授に挑む大学生 果たして彼は神の存在を証明できるのか?+
「イエスは僕の神、僕の友。彼を失望させたくないんだ」と語るジョシュの迷いのない顔が印象的だった。© 2014 God’s Not Dead. LLC

神は死んだのか――。この問いに明確な答えを持っている人は、日本にどれくらいいるのだろうか。

そもそもこの問いが成立するためには、それ以前に「神は生きている」あるいは「生きていた」という前提がなくてはならない。「神の存在証明」は、キリスト教界にとどまらず、古代から問われてきた大きな問題であった。だが、19世紀にドイツの哲学者ニーチェが「神は死んだ」と宣言して以来、ニーチェの著作を一冊も読んだことがない人にまで、この宣言が大きな影響を及ぼしてきたことは否定できない。

「私は無神論者だ」と声高に生徒の前で宣言するラディソン教授もその一人だ。カミュ、フロイト、チョムスキーなどの著名な哲学者たちはみな無神論者であったという事実が彼を支えている。ラディソン教授の講義を聞くためには、「神は死んだ」という宣言書を書き、教授と同じ考えであることを示さなくてはならない。

講義で前に立ち、話をするのは教授だ。講義の中では教授が一番賢く一番偉い。単位を取るため、学生は何の疑問も抱かずにペンを取り、白紙に「神は死んだ」とサインを書いていく。しかし、ジョシュ・ウィートンたった一人が「僕はクリスチャンです。書くことはできません」と静かに声を上げた。

「神は死んだ」と書くか、神の存在を全生徒の前で証明するか。2つの選択肢を突きつけられたジョシュは、「ですから、わたしを人の前で認める者はみな、わたしも、天におられる私の父の前でその人を認めます。しかし、人の前でわたしを知らないと言うような者なら、わたしも天におられるわたしの父の前で、そんな者は知らないと言います」という聖書の言葉に勇気を得て、後者を選び取る。

【映画レビュー】『神は死んだのか』――無神論の教授に挑む大学生 果たして彼は神の存在を証明できるのか?
「神は死んだ」と書くか、神の存在を証明するか選択を迫られるジョシュ © 2014 God’s Not Dead. LLC

「教授は神を訴える者。僕は神を弁護する者。講義を聴くみなさんは、陪審員です。どちらが正しいかジャッジしてください」。図書館でたくさんの本を借り、教授の説を覆す説を探す。有神論を信じる哲学者や科学者の説を引用して、反論を試みていく。

「あの講義での神は私だ。逆らい続けるならば、お前の将来をつぶしてやる」とささやく教授。「人生で誰が一番大事なのか決めてちょうだい」と迫る彼女。大学の一講義におけるジョシュの挑戦は、彼自身の人生そのものをも揺るがしてゆく。

一方、ジョシュだけでなく、彼が声を上げたことで、彼が気が付いていないところでも神は事を動かし始める。神という言葉すら初めて聞く中国人留学生、熱心なイスラム教徒の父親に隠れ、キリスト教の伝道者フランクリン・グラハムのメッセージを聞く女子学生、クリスチャンに攻撃的な記事を書いて人気を得ている女性記者、無神論者の夫との不一致に苦しむ妻・・・。

【映画レビュー】『神は死んだのか』――無神論の教授に挑む大学生 果たして彼は神の存在を証明できるのか?
「お前の道を閉ざしてやる」と脅しをかけるラディソン教授 © 2014 God’s Not Dead. LLC

ラディソン教授が言うように、神は死んだのか。それとも、ジョシュが言うように、神は生きているのか。その問いが、哲学や科学といった自分自身とは切り離されたところにある問いではなく、一人の人間としての自分に突き付けられるとき、あなたが導き出す答えはどちらなのか、劇場でぜひ確認してほしい。

2014年3月に全米公開されるや、3日間で600万人以上を動員した本作。全米の大学で実際に起こった数々の訴訟事件をベースに映画化された。作中には、米国で大人気のクリスチャン・ロックバンド「ニュースボーイズ(Newsboys)」や、人気TV番組『DUCK DYNASTY』に出演中のクリスチャン実業家・ウィリー夫妻も実名で特別出演。米社会におけるキリスト教の位置付けが日本とは少し違うことが分かる映画ともなっている。

映画『神は死んだのか』は12月13日から、ヒューマントラストシネマ有楽町&渋谷ほか、全国で上映される。

関連タグ:神は死んだのか(映画)無神論
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 映画『神は死んだのか』続編、来秋〜再来年公開に期待 次期作『Do You Believe?』は撮影中

  • 無神論教授 VS 大学生 映画『神は死んだのか』日本で12月全国公開

  • よくある無神論者の10の主張とそれに対する答え方(1)

  • 全米大ヒット映画『天国は、ほんとうにある』、12月日本公開決定(動画あり)

  • 教皇フランシスコ「無神論者も救済の対象」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 緊急事態宣言、7府県に拡大 対象地域のカトリック教区が相次いで対応方針発表

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(112)「富」の支配を打ち砕く信仰の力 広田信也

  • 2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • 日本聖書協会、新理事長に石田学氏を選出

  • 国連「世界食糧計画」事務局長が警鐘、2021年に「聖書規模」の飢餓の可能性

  • 世界宣教祈祷課題(1月16日):モロッコ

  • 私は黒いけれど美しい 菅野直基

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • 米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表

  • 米NY州知事「黒人や貧困層に行き届くまでワクチン接種しない」 聖書引用しメッセージ

  • 教皇フランシスコの主治医、新型コロナ合併症で死去

  • 人のせいにしない 佐々木満男

  • 「改宗禁止条例」でキリスト教徒に初の逮捕者、貧困層への支援活動中に インド北部

  • 国連「世界食糧計画」事務局長が警鐘、2021年に「聖書規模」の飢餓の可能性

  • 米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • トランプ支持者が米議会占拠 米キリスト教指導者らが相次ぎ批判、祈り呼び掛け

  • 榊原寛氏死去、79歳 お茶の水クリスチャン・センター顧問

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • イエス時代の儀式用沐浴槽、ゲツセマネで発見 地名の由来裏付けに

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • 2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表

  • 1都3県に「緊急事態宣言」再発令、カトリック東京大司教区が対応方針発表

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

編集部のお勧め

  • クリスチャン画家の山田桂子さんが姫路市美術展に入選 日米でアートミニストリー展開

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • 「聖書通読、回重ねるごとに喜びがある」 『1年で聖書を読破する。』の鈴木崇巨牧師

  • “難病だからこそ生きる意味がある“ 「35歳までの命」余命宣告受けた筋ジストロフィー患者の保田広輝さん

  • 「母は中絶を拒否した」 アンドレア・ボチェッリの証し

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 論説委員・編集部
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 問い合わせ・アクセス
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.