コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む
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コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(6)神の御手の内にある死という運命 臼田宣弘
今回は、3章18~22節を読みます。その前に、前回触れた5節前半の「石を投げるに時があり、石を集めるに時がある」について、私が考えていることを記しておきます。石を投げるという行為は、戦場における攻撃を意味していると考えられます。
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コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘
今回は「時の賛歌」といわれる3章1~17節を読みます。ちなみに、この原稿を書き上げた日は、くしくも「時の記念日」である6月10日でした。この箇所は集中構造になっていますので、その分析によって聖書本文を提示します。
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コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(4)神から与えられる喜び 臼田宣弘
ヘレニズム哲学の3大潮流は、ストア派、エピクロス派、懐疑派です。コヘレトがこの内のストア派とエピクロス派を退けていたことを、前回お伝えしました。ところで、新約聖書の使徒言行録17章18節には、エピクロス派やストア派への言及があります。
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コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(3)コヘレトの探求 臼田宣弘
今回は、1章12節~2章11節を読みます。1章11節までの円環的世界観・歴史観からは少し移行して、コヘレトの「世界と知恵と栄華の探求」が伝えられている箇所です。しかし、ここでもヘレニズム的な影響を見ることができます。
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コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(2)太陽の下の世界 臼田宣弘
コヘレトの言葉は、インクルージオ(囲い込み)という修辞法が使われていて、冒頭と末尾が対になっています。ですから、冒頭に合わせて末尾も見ておくことが、読み始める際には大切だと思います。
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コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(1)一切は空 臼田宣弘
2018~2019年に、30回にわたって「コヘレト書を読む」の連載をしていましたが、今回、タイトルを「コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む」として、新たなシリーズを始めます。
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