貧民救済に命賭けて
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貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(最終回) 結び
明治39年(1906年)になると、救世軍の事業も広がり、労働紹介所、木賃宿「箱船屋」、学生寄宿舎、女中寄宿舎、救世軍料理屋、神戸水夫館など新しい事業が開始された。これらの事業は伝道と相まって社会に大きな感化を与えることになった。
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貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(9) 廃娼運動の火
軍平は、救世軍本営において娼妓(しょうぎ)解放の運動を起こすことを提案した。そして、大佐プラードと少佐デュースと共にこの運動の先駆者モルフィを名古屋市南久屋町に訪ね、いろいろと必要なことを教えてもらった。
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貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(8) 平民の福音
明治30年の9月。軍平は山田彌十郎(やまだ・やじゅうろう)と共に、三崎町に日本救世軍の小隊(教会)を作った。そして熱心に伝道すると共に、聖書で言われている「隣人を愛せよ」ということを行動を通して世の中に示していかなくてはならないと感じた。
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貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(7) 救世軍に身を投じる
明治28年(1895年)10月半ば、軍平は救世軍本営のライト大佐に面会に行く。ライト大佐はすぐに彼に入隊を勧めた。しかし、彼はもう少し勉強をしてから入隊したいと思った。
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貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(6) 売られる少女、捨てられる子ども
明治24年10月のことである。岐阜から愛知にまたがる濃尾地方に大きな地震があり、家は残らず倒れ、火事が発生、辺りは焼け野原になった。死体が累々と横たわり、幼い子どもは泣くことも忘れたように茫然(ぼうぜん)と肉親の傍に立ちつくしていた。
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貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(5) 飲まず食わずの日々
軍平は東京に戻らず、そのまま同志社に留まりたいと強く願った。京都の同志社には社会の第一線で活躍している人物が多数出入りし、有名な教授がそろっていたからである。
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貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(4) 人生の転機
明治21年(1888年)9月。軍平は築地活版所を辞め、伝道学校に通うことになった。築地福音教会の会員で実業家の山中孝之助(やまなか・こうのすけ)という人が彼の生活を助け、学校に行って学ぶようにと勧めたからであった。
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貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(3) キリスト教に入信する
明治20年(1887年)冬。その日も軍平はいつものように昼食を早めに済ませて散歩に出かけた。と、祝橋(いわいばし)の所まで来ると、人々が騒いでいる。
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貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(2) 悲しい出会い
松浦鳳之進の元に下宿してから一カ月ほど経ったある日。築地活版所で少年職工を求めているという知らせが来たので、直ちに軍平は紹介状を持って向かった。面接に通り、いよいよ社会人としての第一歩を踏み出したわけである。
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貧民救済に命賭けて―山室軍平の生涯(1) 強さと優しさと
明治19年(1886年)8月。ここは東京の新橋(しんばし)である。商店街はにぎわい、人々が行き交う間を人力車夫が威勢のいい掛け声と共に車を引いて通り過ぎてゆく。そんな中に、一人のみずぼらしい身なりの少年が辻(つじ)から辻へとうろついていた。
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