気候変動・環境問題
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気候変動:「日ごとの糧」に被害 太平洋の島国が「先に死ぬ」と大主教 そして「希望のメッセージ」
「日用(日ごと)の糧をきょうも与えたまえ(お与えください)」とは、主の祈りに出てくる言葉だが、気候変動は現在そして未来の食糧に対する需要を満たす上で、深刻な問題をもたらすと、世界教会協議会(WCC)が9日、公式サイトで警告した。
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気候変動:クリスチャンの祈祷集会行われる 国連会議開催中にパリのノートルダム大聖堂で(動画あり)
国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)がパリで開催される中で、牧師や司祭、信徒、修道女、主教(司教)、大司教(大主教)、そして枢機卿など、何百人もの人たちが、パリのノートルダム大聖堂で神の創られた世界のための礼拝に加わった。
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WCC:「誰も置き去りにしないで」COP21は最も貧しく脆弱な人たちの気候リスクと闘わなくてはならない
気候変動によって引き起こされる損失と損害が、COP21で信仰に根ざした団体によって提起される要点の一つとなっている。COP21で今月初めに開かれているパネル討論とデモは、この問題が持つ多くの側面に光を当てるものとなった。
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COP21とキリスト教 気候変動問題めぐり道義的・倫理的な訴え
11月30日からパリで開かれている国連気候変動枠組み条約の第21回締約国会議(COP21)。そこには、キリスト教団体や教会などがどのように関わっているのだろうか。これまでの動きを追った。
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海面上昇などで移住を余儀なくされ 太平洋の教会指導者、温暖化による平均気温上昇を1・5度に抑えるよう国際社会に要求
豪州とニュージーランドにある太平洋教会協議会と世界教会協議会の加盟教会は、平均気温の上昇を1・5度に抑えることなどを求めたスバ宣言、気候変動に関する太平洋諸島フォーラム指導者宣言、国際社会と教会の行動を求めたモアナ宣言を支持すると述べた。
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フランスの教会、気候変動問題への取り組みを呼び掛ける パリでの国連会議に向けて
11月30日から12月11日まで、国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)がパリで開かれるのを前に、フランスの教会は気候変動問題への取り組みを呼び掛けている。
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「北極は気候変動による不正義の震源地」 北極圏の先住民族に対する気候変動の影響に取り組む教会
「北極は気候変動による不正義の震源地だ」と、世界教会協議会(WCC)北米議長でカナダ聖公会のマーク・マクドナルド主教が語った。これは、5日から8日までスウェーデン北部のストールフォルセンで開かれた気候変動と先住民族に関する会議での発言。
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全地総主教、神の被造世界との調和のうちに住むための呼び掛けを発信
バルソロメオス1世が、「被造世界のための時」を守る一環として、教会や善意ある人々に、エネルギー資源の乱用の増大に起因する、地球温暖化を増大させ自然環境の持続可能性を脅かしている重大な危険性を思い起こしてもらおうと、メッセージを送った。
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ローマ教皇、9月1日を「環境保護のための世界祈願日」に制定
ローマ教皇フランシスコが、9月1日を環境保護のために祈る日に制定した。既にこの日を同じ目的の記念日として定めている正教会と共に記念することで、両教会の交わりの発展を示すことになればという期待もある。バチカン放送局が10日報じた。
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ICU、太陽光発電事業を開始 収益は学生支援に
国際基督教大学(ICU、東京都三鷹市)は、同大那須キャンパス(栃木県那須町)の一部を活用して太陽光発電所を建設し、この夏から発電事業を始めた。発電した電力は電力会社に売り、事業収益は学生支援を目的とした奨学金などに活用するという。
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教皇、社会・環境問題考えるワークショップに参加 バチカン
教皇フランシスコは21日、社会・環境問題を考えるワークショプに参加した。バチカン(ローマ教皇庁)のシノドスホールで行われたこの集いは、教皇庁立科学アカデミーおよび社会科学アカデミーが主催したもので、世界の大小70の都市の市長らが「新しい奴隷制」「気候変動」について意見を交換した。
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教皇回勅『ラウダート・シ』の意義と足尾・水俣・福島 キリスト教から環境倫理をどう考えるか? 同志社でシンポ(2)
続いて和田喜彦氏(同志社大学経済学部教授)が、環境経済学の立場から「環境問題と良心─足尾鉱毒事件、水俣病、福島原発の教訓」と題して講演した。その後、原子力技術の専門化である和田元氏(同大理工学部教授)も交えての質疑が行われた。
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教皇回勅『ラウダート・シ』の意義と足尾・水俣・福島 キリスト教から環境倫理をどう考えるか? 同志社でシンポ(1)
同志社大学良心学研究センターなどの主催で、環境倫理とキリスト教について考えるシンポジウム「環境問題と良心─未来世代のために今考えなければならないこと」が11日、同大今出川キャンパス(京都市)行われ、同大の小原克博氏と和田喜彦氏が講演した。
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重要な局面を迎える地球温暖化対策 環境ジャーナリスト・川名英之
今、地球規模で気温が上昇し、このため南極・北極の海氷や高山の氷河が解けて海面上昇が続いている。この地球温暖化の主要な原因は、温室効果ガス総排出量の9割を占めている二酸化炭素(CO2、石炭・石油の燃焼による)の排出である。
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ドイツの脱原発とキリスト教倫理 環境ジャーナリスト・川名英之
私は今世紀に入ってから5回、ドイツを訪れ、主要都市を回った。アウトバーン(高速道路)を行くと、行く先々に風力発電機が立ち並んでいた。ドイツ環境省に聞くと、最近4年間に約8000基も増え、設置数は3万基を超えたという。
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足尾鉱毒事件とキリスト教 環境ジャーナリスト・川名英之
環境問題の歴史のうち、心に残ったキリスト教関係のことを2点挙げれば、日本の公害の原点である足尾鉱毒事件の反対運動に内村鑑三が関わったこと、鉱毒反対運動のリーダー、田中正造が晩年、聖書を徹底して読み、実践に努めるキリスト者になったことである。
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国際カリタス会長、環境回勅に「勇気付けられた」
カトリック教会の救援・開発機関、国際カリタス会長のルイス・アントニオ・タグレ枢機卿(マニラ大司教)は19日、教皇フランシスコが18日に発表した回勅「ラウダート・シ」について、今後のカリタスの活動を長く勇気付けるものと歓迎の意向を伝えた。
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オバマ大統領や国連事務総長ら、環境回勅歓迎
教皇フランシスコが地球温暖化などの環境問題への行動を求める回勅「ラウダート・シ」を発表したことについて、バラク・オバマ米大統領や国連の潘基文事務総長らが18日、相次いで歓迎する声明を発表した。
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ローマ教皇、回勅「ラウダート・シ」発表 環境問題で回心呼び掛け 正教会・WCC・聖公会・ローザンヌも歓迎
ローマ教皇フランシスコは18日、回勅「ラウダート・シ」を発表し、地球はわれわれの家であるとして、その叫びに耳を傾け、共通の家を保全し、責任をもってその美しさを守るために「方向性を変えていく」よう、「環境的回心」を呼び掛けている。
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英石油大手BP、気候変動に対する取り組み開示へ 英国国教会が歓迎
英石油大手「BP」が、来年から同社の気候変動に関する取り組みの状況について、定期的に開示し報告すると決定したことについて、英国国教会は気候変動問題における大きな勝利だとして歓迎した。
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