国際
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「ベツレヘム」と刻まれた最古の遺物発見
イスラエルのエルサレム旧市街の南壁のすぐ外側にある遺跡「ダビデの町」で、「ベツレヘム」という単語がある小さな粘土製の印章が発見された。考古局は5月23日、「聖書で言及されている都市ベツレヘムの存在を具体的に示す証拠を含む初の古代遺物が、このほどエルサレムで発見された」と発表した。AFP通信が報じた。
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米国で妊娠中絶容認派が41パーセントと最低に
人工妊娠中絶を容認する「プロチョイス」と自認する米国市民は41パーセント、と調査機関「ギャラップ」が発表した。これまでの最低だった2009年5月時点を1ポイント下回った。昨年7月は47パーセント。
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教会もコミュニケーション再検討が必要
「コミュニケーション」の世界は、この20年で激変した。教会にとって、不正、紛争についてどのように発信して行くべきか、再検討する時だ―韓国・釜山でキリスト教コミュニケーターの会議が行われ、参加者が一致した結論。ENIニュースが報じた。
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イタリア北部震災にカリタスなど救援
イタリア北部ボローニャ周辺で5月20日早朝、マグニチュード(M)6・0の地震が発生、7人が死亡し、負傷者は50人に上った。これだけの規模の地震は1570年以来という。雨の中住民約1万1000人がテントや自家用車、宿泊施設などに避難した。
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中国、『米国の人権記録』を発表
中国国務院新聞弁公室は5月25日、新華社通信を通じて恒例の『米国の人権記録』を発表した。同記録の公表は13年連続。
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中国の人権「悪化続く」と米国務省報告書
米国務省は5月24日、世界200カ国の人権改善への取り組みをまとめた2011年版の人権報告書を発表した。人権をめぐる状況は毎年公表しており、中国では「悪化し続けている」と懸念を示した。当局は個人や団体の「政治的な動きに敏感」で、自宅軟禁やネット監視などにより、言論や結社、宗教の自由が制限されていると非難した。
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米教会協議会、財政難克服へ「経過総幹事」任命
米教会協議会は理事会を5月21、22日にシカゴで開催、「経過(インテリム)総幹事」にペグ・バーク氏を21日選出した。同氏は「変革管理」コンサルタントとして知られる。ミネソタ州ミネアポリスの「インテリム・ソリューションズ」社会長兼CEO。同市にあるプリムス・コングリゲーショナル(会衆派)教会会員。
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英国国教会でいよいよ女性主教実現へ
英国国教会はヨークで開催した主教会で5月21日、女性の主教叙階の制度化を採択、将来の女性主教の権能を明確に薄めようとする提案を否決した。『テレグラフ』紙が報じた。神学上の理由で女性主教に反対している保守的福音派と「アングロ・カトリック」への留保条項にも合意している。
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ロンドンオリンピックに先駆け祈祷会
26日、およそ9000人ものキリスト教徒がレイトン・オリエント・フットボールスタジアムに集いロンドンオリンピック開催のための祈りと賛美を行った。
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プレミア・フェスティバル、音楽を通して宣教に貢献
プレミア・プロダクションは、米国とカナダのコンサート会場やアミューズメントパークで音楽祭を開催して宣教に貢献する「プレミア・フェスティバル」を主催している。
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ヒルソング・カンファレンス2012、地元教会に活気を
この25年間、ヒルソング・カンファレンスの主な目的は一貫して、地元の教会と神の御国のために情熱を注いでいる全ての人々に場所を提供することだ。
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プロテスタント25万人超がブラジルで宗教の自由求め行進
19日、ブラジルリオデジャネイロで25万人以上もの福音主義キリスト教徒が集い、行進を行った。23日、米クリスチャンポスト(CP)がブラジル軍事警察の報告を元に報じた。
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コーナーストーン・フェスティバル、28年の歴史に幕
毎年恒例のコーナーストーン・フェスティバルが今年の開催を最後に終了することが発表された。同フェスティバルは1984年に始まった、道行くクリスチャンと一致団結してイエス・キリストを祝うイベント。参加者はセミナーや映画、ゲーム、ワークショップ、祈り、子ども向けプログラム、多数の演奏など様々な活動に参加することができた。
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米カトリック司教、ガールスカウトに注文
米「ガールスカウト」が設立100周年を迎える中で、カトリック教会司教から、堕胎、避妊、同性愛を推進する団体との関係を指摘されている。
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教皇、豪州で「オルディナリアーティ」創設へ
教皇べネディクト16世が6月15日、聖公会(英国国教会)から離脱してカトリック教会との「フルコミュニオン」(完全相互聖餐)関係に加入する人たちのために制定した「オルディナリアーティ・ペルソナーリ(属人的司教区)」を、オーストラリアにも設立する。カンタベリーの聖オーガスティンを守護聖人とし、「オルディナリアーティ・オブ・アワ・レディ・オブ・ザ・サザンクロス」と呼ばれることになる。
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バチカンにまた資金洗浄疑惑
バチカン(ローマ教皇庁)には時にスキャンダルが巻き起こる。今回、米週刊誌『ニューズウィーク』が取り上げたのは、バチカンの独特な会計手法をめぐるマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑。
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アルゼンチン、「性別選択」と「死ぬ権利」を合法化
南米で初めて同性婚を合法化したアルゼンチンの議会がこのほど、公的機関に届け出る性別の選択と、親族による終末期の意志決定を法的権利として認める法案を可決した。AFP通信が報じた。
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改革派、来年に向けての優先課題確定
世界改革教会連盟(WCRC)は、常置委員会を5月11日から同16日、インドネシア・北スマトラのブラスタギで開催した。同委員会では、2012年から13年にかけての優先課題として、神学形成、経済的正義、経済的懸念を表明する際の指針、を設定した。ENI通信が報じた。
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インドネシアで9000人超の福音主義指導者の合同祈祷イベントが無事終了
18日、5日間にわたって世界60カ国以上9,000人以上もの福音主義諸教会指導者らがインドネシアジャカルタに集結して行われた祈祷会および宣教会議が無事終了した。19日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。
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WCC、NATO首脳会議に先駆け軍縮を要求
18、19日の両日にわたって米キャンプデービッドで開催予定の主要国(G8)首脳会議(サミット)直後の20日、21日にかけてシカゴで開催予定の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に先駆け、世界教会協議会(WCC)総幹事のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト博士は冷戦終結以降20年以上も欧州で広まってきた核兵器の軍縮に向けた具体的な行動を取るように促す声明文を発表した。
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