プーチン首相を聖人に? ロシアの新興宗教

2011年5月19日10時39分 印刷
 【CJC=東京】使徒パウロの生まれ変わりとして、ロシアのウラジーミル・プーチン首相を崇める宗教が登場した、とAFP通信が報じている。

 ロシアの週刊誌『ソベセドニク』の報道を紹介したもので、ロシア西部ニジニー・ノブゴロドに拠点を置くこの宗教は、元鉄道職員で前科のある「聖母フォティーナ」と名乗る女性が率いている。

 この創始者によると、「聖書によると使徒パウロは最初は軍の司令官だった。プーチン首相もKGB時代には邪悪なことをしていたが、大統領になってからはパウロのように聖なる精神で満たされ、自分の仲間たちを導くようになった」と言う。信徒の数は報じられていない。

 『ソベセドニク』誌の取材に、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、「こういう宗教集団は聞いたこともない。彼らがそれほどまでに首相の仕事を高く評価しているとは素晴らしい」と、驚きを持って受け止めたものの、「しかし大事な十戒の一つも覚えておこう。『誤った偶像を崇拝してはならない』」と付け足した。

 AFP通信によると、プーチン氏に対する尊敬を示すグループや組織はロシアに多く、さらにプーチン氏について歌ったポップスや、プーチン・ブランドのウォッカ、プーチン氏をテーマにしたクラブ・パーティーまで登場している。

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