Skip to main content
2025年9月14日20時07分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 北米

キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

2025年9月14日20時07分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ウィキペディア北米聖公会聖公会米国
ラリー・サンガー+
無料のインターネット百科事典「ウィキペディア」共同創設者のラリー・サンガー氏=2025年(写真:サンガー氏のウェブサイトより)

無料のインターネット百科事典「ウィキペディア」の共同創設者で、今年初めにキリスト教に回心したことを公表していたラリー・サンガー氏が、北米聖公会(ACAN)に入会する計画であることを明らかにした。

サンガー氏は長年にわたり、宗教に対して「懐疑的」な立場を取ってきたが、今年2月、クリスチャンになったことを公表し、その経緯をつづった長文の証しを自身のブログに掲載していた(関連記事:「今、私はクリスチャンです」 ウィキペディア共同創設者がキリスト教に回心)。

サンガー氏はその中で、自身のキリスト教に対する疑問が一つ一つ徐々に消えていったと述べ、特にクリスチャンたちのSNS上での振る舞いが、自身の見解に影響を与えたとしていた。2019年から聖書を本格的に読み始め、翌20年には「静かに、落ち着かない思いを抱きながらも」、神に立ち返ったという。

回心の公表から半年余りたった8月末、所属教会を探していたサンガー氏はX(旧ツイッター)への投稿(英語)で、9月にACANで堅信礼を受ける予定だと発表。ブログ(英語)では、聖公会の中でも、保守的な立場に立つACANを選んだ理由について説明した。

サンガー氏が、所属教会を選択する中で柱としたのは「聖書のみ」の信念、すなわち神に関わる事柄については、聖書こそが唯一信頼すべき情報源であるというプロテスタントの教義だった。

この信念により、「カトリック教会は比較的速やかに、正教会はややゆっくりと選択肢から外すことになった」という。これらの教派では、教会の伝統や公会議など、聖書以外の権威が重視されているためだ。

サンガー氏は、「カトリックの人たちを兄弟姉妹として尊重し愛していますが、多くの点で意見が合わず、それらの多くは究極的には『聖書のみ』にあります」と述べている。

その上で、ACANを選んだ理由について、「聖公会は神学的に最も真剣に取り組む教派の一つという卓越した評判」があるからだと説明。また、「教えが浅薄な教会」を批判し、それらは福音派の間で広く見られるとし、聖公会の知的信仰性と対照をなしているとも述べている。

典礼や聖書についての真剣な思索も、サンガー氏の決断における重要な要素だった。サンガー氏は次のように述べている。

「聖公会は典礼を真剣に受け止めています。古典的な祈祷書によって行われる典礼は、私自身が発見したように、極めて美しく、また霊感をもたらすものです。この点は、全てのクリスチャンにとってそうだと思います」

決断するに当たり、サンガー氏はあらゆる教派と伝統を検討し、それぞれの傾向、強み、弱みを考慮した上で、最終的にACANを選択したとしている。

「完全な教派というものは存在しません。しかし、私は長年の熟慮を経て、しぶしぶではなくむしろ熱意をもって、ACANこそが自分にとって最良の場だという結論に至りました」

サンガー氏が通っているのは、ACANの聖オーガスティン教会(オハイオ州ウェスタービル)。ACANの中でも、女性司祭を認めていない「生ける言葉教区」に属する。ACANでは、女性主教は認められていないが、女性司祭は教区によって判断が異なる。

ACNAは、同性婚容認や女性聖職の叙任拡大など、米国聖公会やカナダ聖公会のリベラル化に反発した保守派が2009年に設立した。聖書の権威と歴史的信仰を重んじ、結婚を男女間に限定し、伝統的な典礼を重視している。英国国教会や日本聖公会などが入る「アングリカン・コミュニオン」(全世界聖公会)のメンバーではないが、聖公会の保守派グループ「世界聖公会未来会議」(GAFCON)には入っており、一つの管区を構成している。ACNAの所属教会は2024年時点で1027教会、教会員は約13万人。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ウィキペディア北米聖公会聖公会米国
  • ツイート

関連記事

  • 「ヒトゲノム計画」責任者フランシス・コリンズ氏の証し、無神論者からキリスト者に

  • 天才的数学者パスカル、キリスト者として歩んだその生涯と遺著『パンセ』

  • 放蕩息子から回心、社会貢献に徹した実業家 大原孫三郎の信仰

  • キリスト教徒殺害していた「イスラム国」戦闘員、夢でイエスを見て回心

  • 立教大で使徒聖パウロ回心日礼拝、宮﨑チャプレン「パウロの生涯全体が回心だった」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(243)聖書と考える「世界の果てまでイッテQ!」

  • 新しい発見 佐々木満男

  • ワールドミッションレポート(9月14日):タイのリス族のために祈ろう

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.