見よ。良い知らせを伝える者、平和を告げ知らせる者の足が山々の上にある。ユダよ。あなたの祭りを祝い、あなたの誓願を果たせ。よこしまな者は、もう二度と、あなたの間を通り過ぎない。彼らはみな、断ち滅ぼされた。(ナホム書1章15節)
シオンに良い知らせを伝える者よ。高い山に登れ。エルサレムに良い知らせを伝える者よ。力の限り声をあげよ。声をあげよ。恐れるな。ユダの町々に言え。「見よ。あなたがたの神を。」(イザヤ書40章9節)
今日、同じ「良い知らせを伝える者」が出てくるイザヤ書よりもナホム書を選んだのは、バビロン捕囚から解放されるというイザヤ書の慰めのメッセージとは違い、アッシリアの圧迫を感じながらも神を賛美するなら、この強大な国にも必ず勝利できるのだという、前向きなメッセージだからです。
私たちはどんな良い知らせを伝えるのでしょうか。
1. この時代的社会的に良い知らせを伝える
教会のメッセージは、本当に良いことを語っているのです。世の中は、どれほど悪につながることや否定的なメッセージが多いことでしょう。ドラマや映画では、人の心がどれだけ汚いか、ゆがんだ人間の心を描くものが多いのです。SNSでも、悪いことはすぐに伝わるのです。
来年開催される愛と希望の祭典・四国は、純粋な良いメッセージを世の中に語っていく機会です。クリスチャンの生活と証しコースの学びもあります。私たちは、良いことを語る者、証しする者になるのです。
2. よい宗教がある
今の日本では、宗教は人をだまし、お金をもうけ、人をがんじがらめにする、被害者である宗教二世を救い出さなければなど、悪い面ばかりが強調されています。しかし、良い宗教があることを忘れています。ゆがんだ宗教理解、マスコミのゆがんだ報道によって、宗教性をむやみになくすのは間違っています。
宗教以外で、愛と平安を語り、希望を与えるものがあるでしょうか。神の御名を呼び求めるなら救われるのです。私たちの人生は変えられたのです。素直に信頼でき、助けとなる信仰があることを伝えましょう。
3. 伝道のために働く
ローマ10:11〜15に「宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう」とあるように、私たちが伝えることによって、人々が救われるのです。イエスの御名を呼び求めれば救われます。しかし、伝えられなくては、どうして信じることができるでしょうか。魂の救いのために良き知らせを伝えましょう。
4. 神からの預言的な意味で伝える
マタイ24章14節には、「福音は全世界に宣べ伝えられて・・・それから、終わりの日が来ます」とあります。皆、世の終わりに興味があり、黙示録を調べる人がいますが、その前に、全世界に福音が伝えられなければ世の終わりは来ません。
全世界に対して、自分がこの預言の一部として伝道していきましょう。主にあってよい知らせを伝える者として用いてくださいと祈りましょう。最初に火を着けるときには力が要ります。信仰を持って大リバイバルの実現を信じて、その炎が着くように熱心に祈りましょう。
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