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レント初日の「灰の水曜日」 ドライブスルーで灰を授ける教会も

2025年3月5日15時58分
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関連タグ:灰の水曜日レント(四旬節、大斎節、受難節)米国
レント初日の「灰の水曜日」 ドライブスルーで灰を授ける教会も+
昨年の「灰の水曜日」にセンタービル合同メソジスト教会(米バージニア州センタービル)が行ったイベント「アッシュズ・トゥ・ゴー(灰のお持ち帰り)」で、車に乗ったまま灰を受ける女性(写真:同教会)

イエス・キリストの復活を祝うキリスト教の祭日「イースター(復活祭)」までの約40日の期間「レント(四旬節)」が、5日に始まった。レントの初日である「灰の水曜日」には、教派によって違いはあるものの、特別な礼拝が行われ、礼拝者の額に灰で十字の印を付ける儀式などが行われる。

この儀式は厳粛な礼拝の中で行われるのが通例だが、米国では、車で通りかかった人々や地下鉄の駅を行き交う人々に、灰を授ける取り組みをする教会もある。

東部バージニア州センタービルのセンタービル合同メソジスト教会もその一つで、ここ数年、忙しい通勤者のために、ドライブスルーで灰を授けるイベントを行っている。

同教会のマシュー・スミス主任牧師は、10年前に初めて地下鉄の駅で「アッシュズ・トゥ・ゴー(灰のお持ち帰り)」のイベントを行った。

「多くの通勤者は、この有意義なレントの行事で一日を始めることができることに感謝していました。その結果、私たちはこの習慣を地下鉄の複数の場所に拡大しました」とスミス牧師は説明した。

「(最寄りに)地下鉄の駅がないセンタービル合同メソジスト教会で奉仕を始めたとき、私たちは朝の通勤を始める人々に、ドライブスルーで灰を授けることでこの習慣を守れるようにしました」

スミス牧師によると、通勤者は額に灰を受けるのと同時に、簡単な祈りとレントに関する聖句などが書かれた小さなカードを受け取る。

「私たちの願いは、この体験が忙しい一日の中で聖なるひとときとなり、人々が立ち止まり、考え、灰の水曜日の霊的な意義を受け入れるようにすることです」

「それは目に見える個人的な信仰の行為であり、私たちの死すべき運命、恵みの必要性、キリストにある希望を思い起こさせるものです。それは、神の救いの恵みに謙虚に頼りつつ、大胆に信仰を身にまとう方法なのです」

東部ノースカロライナ州リーランドにあるブリッジ長老教会のダグ・クッシング主任牧師は、同教会が最初にドライブスルーで灰を授けるイベントを行ったのは、「少し必要に迫られた」ためだったと述べた。

「(新型コロナウイルスの)パンデミックの間、私たちは教会と再びつながりたいという人々の深いニーズを感じるとともに、教会の儀式とつながりたいというニーズも感じました。ドライブスルーで灰を授けるというアイデアは、多くの人々が失っていた神や教会、儀式とのつながりを再び取り戻したいというニーズを満たすように思えました」

今年は、ブリッジ長老教会がドライブスルーによる灰の水曜日のイベントを始めて5年目で、クッシング牧師は好意的な反応に驚いていると語った。

「ドライブスルーで灰を授けることが、これほど人気があり、感謝されるようになるとは想像もしていませんでした。通常、正午の時間帯と、午後4時45分から6時の時間帯のどちらかで、200人以上の人々がドライブスルー(の灰)を利用しています」

「毎年来てくださる人もいます。私たちの短い儀式の間に涙を流す人もいます。また、家族やペットを連れてきて、冒険のように楽しむ人もいます」

ブリッジ長老教会では、祈りと無料のレントのディボーションガイドに加え、詳細な情報が載った教会案内も手渡している。

「私たちが願っているのは、参加する全ての人たちにとって、私たちが、神が触れるための具体的な存在となり、祝福となることです」とクッシング牧師は話す。「実際、私たちは、人々が神に触れられ、神とのつながりを取り戻したと感じているのを目の当たりにしています」

中西部イリノイ州エルジンにある米国聖公会のリンカーンの聖ヒュー教会も、ドライブスルーで灰を提供している。しかし、同教会のマリオン・フィップス牧師は、「このイベントをやろうという話が持ち上がったとき、最初は懐疑的でした」と振り返る。

「同僚の幾人かは、灰の水曜日の早朝に駅に行き、人々に灰を授けていました。神学校時代の親友の一人がそれをやっていて、人々に灰を授けるだけでなく、共に祈ることができるのが、どんなに素晴らしい経験であったかを話してくれました」

フィップス牧師は、リンカーンの聖ヒュー教会が「交通量の多い道路の角に位置している」ため、「仕事帰りに灰を受けたいと思っても礼拝に参加する時間がない人々や、気が進まない人々も引きつけることができるかもしれないと思いました」と説明する。

リンカーンの聖ヒュー教会は、2020年に初めてドライブスルーで灰を授けるイベントを行った。イベントでは、ボランティアたちが、通勤者に灰の水曜日の歴史について詳しく書かれたパンフレットと礼拝への招待状を配布した。

「加えて、その年のレントの学習プログラムについて情報を掲載し、プログラムへの参加を呼びかけるのです」とフィップス牧師は続けた。

「祈ってほしいことがあるかどうかも尋ねます。今年は、アシジの聖フランシスコの平和の祈りが書かれた祈りのカードをお渡しします。また、パンフレットと一緒にレントのディボーションガイドをお渡しする年もあります」

このドライブスルーによる灰の体験から、通勤者に何を感じ取ってほしいかという質問に対して、フィップス牧師はこう答えた。

「私の願いは、礼拝に参加する信者たちと同じです。聖なるレントへの招きが、何らかの形で人々が神との関係を探求するきっかけとなる種まきになればと思っています。そして、そのような時間を過ごす中で、人々は神との関係が深まっていることに気付くでしょう」

「ヤコブ書には、『神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださいます』(4章8節)と書かれています。私は、それ(灰の体験)がレントの間も、それ以降も成長し続ける種となることを願っています」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:灰の水曜日レント(四旬節、大斎節、受難節)米国
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