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英国国教会トップのカンタベリー大主教が辞意表明、児童虐待巡る対応で引責

2024年11月13日13時40分
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関連タグ:英国国教会ジャスティン・ウェルビー児童虐待イギリス聖公会
英国国教会トップのカンタベリー大主教が辞意表明、児童虐待巡る対応で引責+
辞意を表明した英国国教会のカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー(写真:同教会)

英国国教会のトップで世界の聖公会の霊的最高指導者であるカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーは12日、キリスト教のサマーキャンプなどで、少なくとも計約130人の少年や青年らに児童虐待を働いていた弁護士のジョン・スマイス氏(2018年死去)を巡る対応で、大主教の責任を問う報告書が出たことを受け、辞意を表明した。

スマイス氏の事件を巡っては、社会福祉専門家のキース・メイキン氏が中心となって行った独立調査の報告書(英語)が7日に発表され、その後、ウェルビー大主教の辞任を求める声が上がっていた。報告書は、英国国教会がスマイス氏の事件を隠蔽(いんぺい)していたと非難。ウェルビー大主教は13年に事件を知った後も警察に通報するなど適切な対応を取らなかったとして、責任が問われていた。

ウェルビー大主教は声明(英語)で、「国王陛下の寛大な許可を得て、カンタベリー大主教を辞任することを決意しました」と表明。「メイキン氏の報告書は、スマイス氏の凶悪な虐待について長らく沈黙が保たれてきた陰謀を暴露しました」と述べた。

「13年に警察に通報したと知らされたとき、適切な解決がもたらされるだろうと誤って信じていました。13年から24年までという、トラウマを再び引き起こす長い期間について、私が個人的・組織的に責任を取らなければならないことは非常に明白です」

ウェルビー大主教はさらに、自身の辞任は「英国国教会にとって最善の益となる」と述べた。

「今回の決定により、英国国教会が改革の必要性と、より安全な教会をつくるという私たちの深い決意をいかに真剣に理解しているかが明らかになることを願います。私は、虐待の全ての被害者とサバイバーと共に悲しみながら身を引きます」

ウェルビー大主教が辞任する正確な日付はまだ決まっていない。

ウェルビー大主教の辞任を求める声は、ニューカッスル主教ヘレンアン・ハートリーが主導し、英国国教会の総会代議員でノッティンガム聖ニコラス教会副牧師のイアン・ポール司祭や、ジャーナリストでキュー聖アン教会牧師のジャイルズ・フレイザー司祭など、同教会内の有力者らが支持。オンライン署名サイト「チェンジ・ドット・オーグ」(英語)には、辞任を求める署名が14万筆以上集まっていた。

英公共放送BBC(日本語版)によると、スマイス氏は経験豊富な法廷弁護士だけがなれる「勅撰(ちょくせん)弁護士」にも任命されていたが、50年近くにわたり、英国、ジンバブエ、南アフリカの3カ国で、計約130人の少年や青年に身体的、性的、精神的、霊的な加害行為を重ね、トラウマを与えていた。

スマイス氏の事件は、英国のサマーキャンプで費用を負担していたキリスト教の信託組織が、1982年にまとめた調査結果を16年に初めて公表し、翌17年に英民放が報じたことで明るみに出た。ウェルビー大主教は13年3月にカンタベリー大主教となり、その4カ月後にはスマイス氏の事件について報告を受けていたとされる。

英国内の児童虐待を関係者から問いただされたスマイス氏は1984年、アフリカ南部のジンバブエに移住。現地でも有名校の生徒を集めたサマーキャンプを主催した。97年には16歳の少年が溺死した事件に関連して逮捕されたが、立件はされなかった。その後、2001年に隣国の南アフリカに移住。児童虐待を巡る一連の事件が明るみに出た後の17年には、南アフリカの教会から妻と共に破門され、翌18年に死去した。

報告書は、ウェルビー大主教を含め英国国教会の幹部が事件を知った13年時点で、英国と南アフリカの当局に「適切かつ効果的に」通報すべきだったとした。

関連タグ:英国国教会ジャスティン・ウェルビー児童虐待イギリス聖公会
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